体内のpH(ペーハー)測定

臨床栄養士のひとり言

人間の体内環境を整え、その年齢にふさわしい最適なバランスを保つために重要なプロセスの1つは、食物の中から人間の細胞の営みに必要な栄養素を正しく吸収するための、消化分解のプロセスで、ここには胃酸の酸度が深くかかわってきます。

だ液、血液、尿のpH検査では、各検査材料がアルカリ性であるか、酸性であるかを分析することで、水素イオン濃度(電位)を確認します。対数で定量化されたpHの値は、体内の水素イオン濃度を反映しており、0(水素イオンが飽和状態にあることを意味する)から、14(水素イオンが全くない状態)までの値で表現されます。
pH測定結果が0から6.99の間にあるときは酸性であることを意味しており、7.01から14までの間にあるときは、アルカリ性であることを意味しています。もし、pH測定結果がちょうど7.00である場合には、中性であることを意味します。
体液のpH値が上昇している場合には、体内水素イオン濃度は減少していると考えられ、逆に、pH値が低下している場合には、体内水素イオン濃度は増加していると考えられます。
正確かつ精密に測定された体液のpH値は、その時の体内環境を正確に理解するためには重要な要因であると同じに、その後、最高の健康状態を作り出すうえで重要な指針になります。事実、ホルモン受容体部位、酵素反応速度、及び、ミトコンドリアの機能がpH値に依存しており、単に酸性-アルカリ性の指標としてpH値を考えるのではなく、正しく理解することによって、体内環境を正しく把握でき、改善のための効果的な方法を提供するための非常に重要な指標であるということです。

このブログを読んだら皆さんもpH試験紙を購入して自分の体内環境を自宅で定期的にチェックしてみるといいですね。インターネット通販のサイトでpH試験紙は購入できますので常備しておくといいですよ。

体は酸性より若干アルカリ性がいいということが言われますけれど、健診や人間ドックで測定しないのでは、と思います(pH値について)。大切ならばなぜ測定しないのかな、と思います。

尿は採尿したうえで測定する場合もあるみたいですが、血液では検査項目にある場合もあるのでしょうか(測定するでしょうか)。
また、どの程度、アルカリ性ならいいのでしょうか

体液のpHは7.4にきっちり保たれています。
これが崩れるような状況は健康診断とか人間ドックとか悠長なことをいっている場合じゃありません。危篤状態です。

歩いて人間ドックに来れてる時点で、pHの測定は不要と言えます。

測定自体は簡単で、動脈血をとって測定器に突っ込めば10秒くらいで出ます。救急室や集中治療室では日常的に測定しています。

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匿名回答3号

2014/04/05 04:57:51

匿名質問者

体液は7.4に普通保たれている筈であり、血液も体液の一部ということゆえ、7.4に保たれている筈ということなのですね。普通に歩いている以上、そこは大丈夫ということですね。

尿については、一概に、7.4だとは言い切れず、そのため、尿については人間ドックで測定したりすることもあるのですね。

2014/04/05 18:58:52

匿名回答4号

そうですね、どこの体液がPh7.4なのかはわ分かりませんが、皮膚、筋肉組織液、血液、リンパ、胃液、胆汁、腸ではかなりPh値は異なります、が・・・それぞれの値は、個人でかなり一定値です、これが0.1も差が有れば、重病でしょう。

尿路結石症の患者は、尿、血液とも酸性度を測定され、場合によっては酸性度を調節する薬も処方されますよ。ただ全員がかかる病気ではありませんから。野菜を多めに食べるようにしていれば標準範囲に保たれるので測定する必要はありません。

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匿名質問者

有難うございました。
手元の健診記録様式の
「尿の場合の「標準範囲」」を見ると
5.5から7.5となっており(病院により少しずつ違うかもしれませんが)、
このうち、5.5~7.0までは酸性ですから、
普通は酸性で十分平気ということなんでしょうか。

2014/04/04 22:00:50

匿名回答1号

そうです。

2014/04/04 22:22:32

匿名回答1号

家族が尿の測定値が5.0くらいなので薬を飲んでいます

2014/04/05 16:35:03

足がつる原因は病気なのか?高齢?副作用?

http://seken123.com/348.html より~

足

足がつる原因は病気なのか?慢性化させない対策はあるのか?

【足がつるのは高齢者が多い】

「足がつる」状態が慢性化したまま放置すると危険です。

アキレス腱の上のふくらはぎは「こむら(腓)」と呼ばれており、「こむら返り」の呼び方がピンとくる人も多いでしょう。

「足がつる」症状とは、普段は歩くときにこの筋肉を使うのですが、自分の意思に無関係に突然、筋肉の異常な緊張で収縮したまま痙攣(けいれん)してパンパンになったまま激しい痛みを伴って、自分の意思で筋肉を緩める命令が全く伝わらない状態になります。

若い人の場合では、激しく走るスポーツのテニスやサッカーをしている時に起こりやすく、原因は筋肉疲労が主原因です。

高齢者の場合では、軽いジョギングの時や睡眠中に足がつるケースが多発しています。

一時的な症状であればあまり心配いりませんが、何度も発生したり、痛みで目が覚めて睡眠不足になるととても危険で、状態によっては肉離れする恐れもあります。

足がつる高齢者が多い原因は、筋肉量の衰え、体内の水分不足、動脈硬化が原因となっている血行不良及び冷え性、他の病気が原因の神経障害、病気の改善の為に服用している薬の副作用など、複数の原因が絡まりあっています。

その為、体に別の異常が発生している警告でもあるので、症状が頻繁になった時には注意をして、予防策を日ごろから行う様にしましょう。
足

足がつるのはなぜなのか?

現代でも足がつるメカニズムが完全に解明されていませんが、病気以外の原因として有力な説は「電解質異常」です。

血中にある電解質成分はカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどです。

筋肉の収縮する時の物質であり、神経の働きにも関係しているミネラルなので、バランスが崩れると痙攣してしまうという説があるのです。

筋肉繊維の中にカルシウムが存在し、それが移動する事で筋肉の収縮が起こる仕組みです。

カルシウムが移動すると濃度に変化が出るのですが、濃度調整の機能は、加齢、疲労、栄養不足の影響を受けて低下するとスムーズに濃度変化が行われません。そうなると痙攣してしまいます。

カルシウムを含むミネラルは些細な事でもバランスを崩してしまいます。発汗、脱水症状で簡単に濃度が変わってしまうからです。

発汗は夏だけでなく、冬の暖房の効いた室内であったり、ウィンタースポーツでも汗をかきます。それから、睡眠中も汗をかきます。

高齢者の場合は、治療薬の中に利尿剤が入っている事がありますし、消化不良の影響で下痢になる事で脱水症状が起こります。

高齢者が運動をするのは良い事なのですが、筋肉を使えばミネラル消費も加速します。

運動の基本は足ですので、足がつる原因になるでしょう。

軽い運動だと侮っていると意外な程、ミネラル消費されていますので、運動中に足がつる時は特に注意してスポーツドリンクを飲んで補給をする予防法を試しましょう。

睡眠中に足がつるのは病気なの?

高齢者で睡眠中に足がつる痛みで目が覚める人は多いのです。

痛みが直ぐに治まればいいですが、毎晩の様になると寝不足に悩まされます。

睡眠中に足がつる原因に日ごろの運動量は関係しません。

それよりも、高齢者の足の筋肉が減っているのと動脈硬化の影響による血行不良が大きな要素と考えられています。

ふくらはぎは第二の心臓とも言われておりますが、運動をしないで歳をとると、20歳を基準にして10歳単位で10%低下すると言われます。60歳で60%低下となります。

その分、血流の低下で筋肉に必要なミネラルとビタミンが補給されません。

その為に、日常生活でも筋肉が疲労状態となってしまうのです。

高齢者の動脈硬化は高血圧や高血糖が原因となっている場合もあります。

動脈硬化が悪化して閉塞性動脈硬化症の病気になると足がつる原因になります。

足がつる対処方法で行われている方法が、膝を伸ばしてつま先を手で掴んで手前にひっぱります。ゆっくりと徐々に行えばいいのですが、寝ぼけていると急激に引っ張ってしまい、その結果として肉離れしてしまう危険がありますから注意しましょう。

足がつる前に予防法で対策しましょう

足がつる前の予防法は人によって条件が異なる為、自分に合う方法を使いましょう。

(1)足のマッサージでフットケアする

寝る前に足のマッサージをしましょう。

足を延ばして床に座り片膝を立て、優しくアキレス腱から膝裏に向かって手で撫でる様にもみます。マッサージ機を使うのもいいですよ。

(2)血流と筋力アップのスクワットをする

足を肩幅に開き、バランスを取るために両手は水平に前に伸ばして、膝を90度程度曲げるスクワットを1日100回を目標にして行う。

合計100回でいいので、時間をおいて分けて行ってもよいが、個人差があるのと体調の影響があるのでやり過ぎに注意が必要です。

(3)ミネラルを補う食事にする

食事のバランスに注意してミネラルの補給を考えましょう。

特にカルシウムを牛乳で取ったり、マグネシウムを納豆や豆腐で取るのを忘れずに。

必要に応じてサプリメントも使いましょう。

病気が原因で足がつる症状とは

因果関係が明確になってはいませんが、次の病気は原因と考えられています。

糖尿病、脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニア、腎疾患、脳梗塞。

この病気には特徴のある症状があります。
■ノドの渇き・手足のしびれ=糖尿病
■休みながらでないと歩けないなどの歩行障害=脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症
■腰痛=椎間板ヘルニア
■むくみ=腎疾患
■片方の手足の麻痺・言葉のもつれ=脳梗塞

検査をしないで判断するのは危険ですから早目の受診をお勧めします。

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妊娠をきっかけにわかった、「妊娠糖尿病」と「HTLV-1」

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に発症した、糖尿病に至ってい

ない糖代謝異常」のことをいいます。

妊娠すると、子宮の中でつくられる胎盤からさまざまな

ホルモンが分泌されます。このホルモンが増えると、食事後

など体内の血糖が上がったとき、血糖を下げる働きをする

インスリンの作用が鈍くなります。インスリンの作用が鈍く

なると、食後に上がった血糖が下がりづらくなります。

なぜこのようなことが起こるのかというと、妊婦さんの

血糖を高くすることで、赤ちゃんにたくさんのブドウ糖を送り、

成長を促すからです。そして出産とともに胎盤は身体の外に

出ると、母体の血糖は下がります。

 

妊娠すると、いつも以上にインスリンを多く分泌し、血糖を

一定値に保つようになりますが、妊娠糖尿病の方は十分な

インスリン分泌が保てず、血糖が高い状態が続きます。

妊娠糖尿病では、赤ちゃんが高血糖にさらされることで

大きく成長しすぎる、生まれた後はブドウ糖を送ってくれた

母親から離れるため急激に低血糖になるなど、さまざまな

影響が出ますが、食事療法やインスリン投与など、血糖を

コントロールすることで予防できます。

また、妊娠糖尿病だった方は、出産後や次の妊娠時に

糖尿病を発症するリスクが高いと言われています。

妊娠中に限らず、ご自身の身体に関心をもっていただき、

予防することが大切です。生活習慣や食事の工夫など、

ぜひご相談ください。

 

次に、「HTLV-1」についてです。

「HTLV-1」とは、「ヒト細胞白血病ウィルス1型」という

ウィルスのことで、「成人T細胞白血病」の原因とされて

います。ウィルスを保有しているだけでは特に症状はないの

ですが、1000人に1人の割合で「成人T細胞白血病」を

発症するとされています。

なぜ、わざわざ妊婦健診の検査項目に、「HTLV-1」という

項目があるのかというと、お母さんがHTLV-1を保有して

いる場合、母乳を通して赤ちゃんに移ることがわかって

います。しかし、長期にわたり母乳を与えていた場合でも

感染する確率は15~20%、また母乳を一切与えていなく

ても約3%感染する確率がある、とされています。さらに、

母乳を一度マイナス20度で凍結してから赤ちゃんに与える

という方法も提案されていますが、現段階では確実な予防策

とは言い切れません。

 

お母さんがHTLV-1を保有していると検査でわかった場合、

わたしたちは赤ちゃんへの栄養方法をどうするのか、お母さん

と一緒に考えさせていただきます。

迷いがあるときは、いつでも身近な助産師にご相談ください。

私たちは、お母さんが決めた栄養方法を応援させて

いただきます。

 

妊娠糖尿病と、HTLV-1詳しく知りたい方は、下記URLを

ご参照ください。

 

■日本糖尿病・妊娠学会

糖尿病と妊娠に関するQ&A↓

http://www.dm-net.co.jp/jsdp/qa/

 

■HTLV-1 母子感染予防研究班ウェブサイト↓

http://htlv-1mc.org/

 

■厚生労働省のHP↓

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou29/wakaru.html

私が妊娠糖尿病!?意外な原因は毎晩の◯◯

赤すぐみんなの体験記

https://akasugu.fcart.jp/taikenki/entry/2015/07/01/200000 より~

f:id:akasuguope02:20150701000700j:plain

現在、二児の母です。一人目の妊娠中のトラブルについてお話をしたいと思います。

一人目は里帰り出産をしました。里帰りをするまでは、自宅近くの総合病院の産婦人科に通っていました。そこで、毎回の検診を受けていました。

母子手帳をもらい、4週間ごとの検診になったときからです。毎回の尿検査で尿糖の数値が+や++になってしまっており、糖分制限をされました。甘いものはできる限りとらないようにしていましたが、仕事もしていたので、ストレスも多く、知らず知らずのうちに摂取してしまっていたのかもしれません。そして、先生からもさすがに3回も数値がよくないからということで、妊娠糖尿病の負荷試験を受けるように言われました。

結果は陰性。先生もなんでだろうと首をかしげてしまっていましたが、結果は悪くなかったので、このまま様子をみましょうということになりました。

そのあと、検診とは別に、助産師さんによる助産師外来を受ける機会がありました。主人も一緒に受けました。1時間くらい時間をかけてお話をしたり、エコーをみたりする機会でした。その際に、一日の生活リズムや食生活についても詳しく聞かれました。そこで、毎回尿糖がでてしまっていた理由が判明したのです。

実は、毎日甘党な主人はアイスを買って帰ってきてくれていたのです。太る体質ではない主人と一緒に、夕食後に毎日、アイスを食べていました…。それが原因かもねと言われました。実際、助産師さんに言われるまで、気にしていない事実でしたが、言われてみれば当然だな…と実感しました。

アイスなんて糖分の塊ですからね。仕事のストレスから、夕食後のアイスをバクバク食べていましたが、助産師さんに言われてから、毎日ではなく、徐々に回数を減らしていくことにしました。

すると、次の検診では尿糖の値は正常に戻り、その後も数値が悪くなることはありませんでした。

生命保険のプラン変更で糖尿病の治療中と伝えたら…

60歳を機に生命保険を見直すことにした。

今まで加入していた生命保険は、死亡時の保証が充実していたものだったが、二人の娘も独立したので、今までよりも保険料が安く、医療関係の保証が充実している「医療終身保険」に切り替えようと思って、ボクの生命保険担当者のAさんに連絡をしたらすぐに自宅に飛んできた。あれやこれやパンフレットや資料を広げ、iPad も駆使して、説明をしてくれた。
生命保険のパンフレット

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電解質の基準値は?異常ならどんな病気?

医師が教える人間ドックの評判とホントのところ

http://medical-checkup.biz/archives/2025 より

 

電解質とは、水に溶ける物質の中で塩化ナトリウムのように電荷をもったイオンとして解離するものを言います。

生体において、血液中の電解質は常に一定のバランスを保ち、我々人間が生きていく上での生理的な動きに不可欠な役割を担っています。

今回は、この電解質の基準値などについてまとめました。

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電解質ってなんで検査するの?

doc

体の約60%は水分で、体液として体の中にあります。

それには、細胞の成分となる細胞内液、及び組織間の液となる細胞外液があります。
体液の中では、電解質と非電解質が溶け合って存在していますが、これが変調を来たすと体は不調となり、脱水症状、浮腫、アシドーシス(酸性症)、アルカローシス(塩基性症)などになります。

電解質には、陽イオンと陰イオンがあり、陽イオンには、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどがあり、陰イオンには、クロール、炭酸、リン塩酸、硫酸塩などがあります。

この2つの陽と陰のイオンは一定のバランスを保ちながら体の中に存在していますが、色々な病気になると、バランスが崩れることもあります。
そのようなことから、これらの体液の総量、陽・陰イオンの数値を知ることで、体の健康状態を知る事が可能となります。

 

電解質の正常値と異常値は?

Medic

 

正常値の体液総量は体重のおよそ60%。
その内訳は、細胞内液40%外液20%です。

陽イオン中ナトリウムの正常値135~145mEq/l
陽イオン中カルシウムの正常値4.2~5.1mEq/l
陰イオン中クロールの正常値100~160mEq/l

 

異常値
検査の結果、上記の正常値の上限数値以上、または下限数値以下、共に異常と判断されます。
例えば、ナトリウムでは150以上、135以下、クロールでは、110以上、100以下はいずれも異常値となります。

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異常のときに考えらえる病気は?

Woman (4)

・アシドーシス(酸性症)の場合
重症の心臓病、糖尿病、嘔吐、肺疾患、女性では妊娠中毒症が疑われます。

・アルカローシス(塩基性症)の場合
胃液の大量嘔吐、重症の胃疾患などが疑われます。

・カルシウム増・減の場合
増えると、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症、多発性の骨髄腫など。
減ると、腎不全、副甲状腺機能低下症、ビタミンD欠乏症などが疑われます。

・カリウム増・減の場合
増えると、脱水症、腎不全。
減ると、腎不全、呼吸不全症候群、副腎皮質機能亢進症などが推測されます。

・マグネシウムが増・減した場合
増えると、尿毒症、腎不全、甲状腺機能低下、クッシング症候群など。
減ると、腎不全(多尿期)、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症などが推測されます。

電解質の検査で注意すべき点は?

Nurse

・血清マグネシウム、クロールの濃度は食事の影響を受けるため、早朝の空腹時に採血を行う事が大切です。

最後に

電解質の検査において異常がみられる場合は、悪性の病気の可能性も高いですので入院して治療が行なわれるのが一般的です。

通常、電解質イオンの濃度のバランスは簡単に崩れるものではありませんが、一度崩れてしまうと、命に関る危険性もありますので、速やかに治療に専念されることが大切となります。

癌と腎臓の関係

http://102338-001.akibare.ne.jp/14631255756676

癌(がん)専門情報サイト

腎機能が低下してくると、身体にあらゆる負担がかかり、その負担がの発生に大きく関係してきます。 … ② 体液の恒常性維持 水分、ナトリウム、リン、カリウム、重炭酸イオンといった電解質が体内には一定の割合で含まれているが、この一定の割合を維持し …

普門堂鍼灸院

 

 

癌を知る上では、腎臓の働きを考えておく必要があります。年を取ると癌になる確率は若い人の3倍~8倍になり、年を取るほどこの倍率は高くなります。

なぜこのように年齢と癌の関係がはっきりしているのか? ここに腎臓の機能低下という問題が絡んで来ているのです。

 

成人では50歳を過ぎるころには平均して、腎機能が70%台に落ちています。60歳代で60%、70歳代では50%以下となります。これは平均ですから、もっと悪くなっている人は当然います。

 

腎機能が30%より下がると、人工透析はどうですかと、お医者さんに進められます。蛋白尿、高血圧、むくみ、血尿、貧血、疲れやすさ、倦怠感、などが出て、おかしいなと思ってお医者さんに診てもらうと、すでに腎機能の低下が進み、人工透析寸前まで来ていることがあります。

 

腎機能が低下してくると、身体にあらゆる負担がかかり、その負担が癌の発生に大きく関係してきます。腎機能が40%代になっても、身体には何の違和感も無いのです。それほど腎臓は悪くなっても、もくもくと仕事をこなしている臓器です。

 

しかし、腎機能が低下してくると、腎臓の働きが悪くなり、老廃物の排泄が充分に出来なくなり、毒素が血液の中に混じって巡回します。血圧が上昇して身体全体に負担がかかります。血液が酸性に傾き癌が発生しやすくなります。

 

腎機能の低下と、がんの発生は切っても切れない関係にあります。腎機能は年齢と共に自然に下がってきますが、早くするのも遅くするのも、本人の生活習慣によって、大きく変化してきます。次に腎臓の働きについて記します。

 

腎臓の働き

 

①  老廃物の排泄 尿素、クレアチン、尿酸、薬物、その他の毒素も、みんな尿の中に溶けだして排出させる働きがあります。

②  体液の恒常性維持 水分、ナトリウム、リン、カリウム、重炭酸イオンといった電解質が体内には一定の割合で含まれているが、この一定の割合を維持して、身体を守っている。血液の酸性、アルカリ性の調節もしている。

③  ホルモンの生産 血圧の調整、赤血球の成熟、骨粗そう症を予防するビタミンD等の代謝に関与する、様々なホルモンを生産しています。

 

腎機能が低下してくると、上記の働きが悪くなり、様々な症状が現れてきます。血圧が上がる、貧血になる、タンパク尿が出る、年を取ると腰が重くなり、すぐ座りたくなる、耳が遠くなる、疲れやすい、等の症状も腎機能低下が原因していることが多いのです。

 

腎機能低下の原因

 

糖尿病性腎症で腎機能が低下する確率が一番高くなります。食べ過ぎ、飲みすぎ、間食、脂っこい食事、肉の過食、タバコ、等により高血糖状態が何年も続くと、徐々に腎臓の中にある糸球体の濾過機能が低下してきます。老廃物が除去されずに血液の中に入り込むと、むくみ、高血圧、蛋白尿、疲労感、が多くなります。

 

普段、何気なく食べている間食、この間食が曲者で、不必要な糖分が入り込み、高血糖状態になりやすくなります。3度の食事は身体に必要な代謝機能を維持するために使われますが、間食は全く余分なもので、ほとんど糖分として蓄積されます。

 

急性腎炎 ウイルスにより、扁桃炎、喉頭炎、等で高熱が出た後、10~15日後に発症することが多い。腎臓の糸球体内に炎症性変性を起こしている状態、尿の出が悪くなります。小児に多く発症するが、若い人にも見られます。予後は良好で80%~90%は治るが、一部は慢性腎炎へと移行します。

 

ウイルスは腎臓での濾過作業においても分別されるため、年を取ってから風邪を引くと、腎臓の糸球体に大きな負担が掛ります。小児や若者と違って炎症性の病変はないが、成人では、腎機能低下となって現れます。

 

その他、腎盂炎、慢性腎不全、ネフローゼ症候群、急性腎不全、等があります。

 

日常生活の注意点

 

①  腎機能を長持ちさせる為には、保温、食事療法が主体となります。塩分の制限、肉、脂っこい食事、間食、過食、糖分の取り過ぎ、たばこ、酒の飲み過ぎ、に注意が必要です。

②  疲労を翌日まで残さない、激しいスポーツは禁止、しかし、軽いスポーツで体液の循環を良くする事は大切になります。

③  仕事は毎日8時間以内とする。長時間の立ち仕事、高温や寒い所での作業に注意、長すぎる通勤時間は避けましょう。

④  風邪の予防、腹8分や、半断食で風邪を引きにくい身体に作り替えましょう。風邪薬や薬類は、腎機能を低下させる危険性あり、安静にして自然回復を待つのが安全です。

 

腎臓の鍼灸治療

 

腎機能低下にとって鍼灸治療は特別な効果があります。もちろん、食生活や生活環境の改善が基本となります。その上で、鍼灸治療をすると腎機能の改善が驚くほど速くなるのです。

 

それは、腎臓に合わせたツボに、ピンポイントで施術することが出来る為、腎臓を巡っている神経、血液、免疫機能、等が一時的に活発な働きをします。この治療を繰り返すことにより腎機能は改善されます。

 

腰1-1Lというツボは、ちょうど腰の上部に位置し、腎臓の高さと同じ高さにあります。ここの腰椎から出ている神経は、腎臓を巡り、腎機能に大きく関与しています。知熱灸をして、神経が活発になると、腎機能は向上して、一時的ではありますが、腎症状は大幅に改善されるのです。

 

その他、腰の3-1K,腹の5-1K、等も併用します。これらの治療をすると、今まで夜中に4回もおしっこに起きていたのが、1回~2回に減ったりします。又、腰が疲れないで、長時間歩くのも楽になります。

 

鍼灸治療の良い所は、自然の刺激です。腎臓には老廃物を取り除く役割があります。化学薬品は毒物ですから、薬は腎臓に負担が掛るのです。お灸の温熱と、鍼の刺激は、完全な自然医療と言えましょう。

 

腎機能の低下防止には、薬に頼らず、鍼灸治療のような自然の刺激が最も適していると思われます。

生命保険に加入できないケースがある? 保険会社の審査について

http://hokensc.jp/seimei/kanyuudekinai.html より~

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生命保険に加入できないケースがある? 保険会社の審査について

掲載: 

生命保険に加入するときは、どんな場合でも審査があります。審査があるということは、これに通らない、つまり保険加入を希望しても加入できない場合があるということなのです。

審査の通過率のようなものは、どの保険会社でも公開されていないので正確にはわかりませんが、実は「保険に入れないケース」は、決してまれなことではありません。

保険に入れないのはどんな場合か、そして入りたいのに入れなかったときはどうすればいいのか、まとめました。

保険会社にとって「リスクが高すぎる人」は入れない

保険に入れないのはどういう人でしょうか。おおざっぱに言うと、「保険会社から見て、リスクが高すぎる人」です。

リスクが高いとは、この場合、「保険金を支払わなくてはいけない可能性が高い」ということですね。

こんな言い方をすると保険会社が保険金を払いたがっていないように聞こえますが、そこはちょっと違います。正確には「むやみやたらに支払いたくはない」というのが保険会社の考えです。それは決して、保険会社がお金を出したくないからというわけではなくて、過剰な保険金支払があると、保険商品そのものが成り立たなくなってしまうからです。

保険金の額は、加入者が支払った保険料よりも大きいものです。そうでなくては入る意味がありません。

保険会社は、なぜ、加入者が支払った(保険会社が受け取った)額よりも大きな額の保険金を出せるのでしょうか。それは、「保険料は大勢の加入者から集めるが、保険金はごく一部の人にしか支払わない」からです。つまり、ある保険で、加入者の1人が保険金を受け取るとき、そのお金は加入者全員から集めた保険料によってまかなわれています。

 

図

これが保険の大原則である相互扶助のしくみです。

このとき、保険金を支払う人がたくさん出てきてしまうと、集めた保険料だけでは足りなくなってしまって困ることになりますね。

図

そんなことが起こらないよう、保険会社は、「保険金を支払うことになる確率」を、統計などをもとに計算して、保険料を決め、商品を設計しています。

生命保険(死亡保険)で言えば、年齢や性別などから、「ある人が○年後までに亡くなる確率」を統計的に推計し、加入者全員の中で、保険期間中に亡くなる人(=死亡保険金を受け取る人)の数を予測しておくことで、全員の保険料を決め、保険金を準備するのです。

さて、ここで話を戻して、「保険会社から見て、リスクが高すぎる人」というのは、この確率計算に影響を及ぼすような人のことです。保険会社が想定した以上の確率で、保険金を受け取る可能性が高い人ということですね。

そういう人を、審査によって保険に加入させないことは、他の加入者が損をしないためにも、保険会社にとっては必要なことなのです。

保険に加入を申し込むときは、「告知」という手続きで、健康状態などをはじめ、いろいろなことを聞かれると思います。この告知によって申告された情報をもとに審査は行われます。

どんな人が「高リスク」なのか?

具体的に、生命保険に入れないのはどういう場合でしょう。見ていきましょう。

過去の病歴、現在の健康状態

代表的なものは、病歴があったり、今現在、健康上の問題を抱えているケースです。告知の質問もほぼ健康状態を問う内容になっているはずです。

過去に入院や手術をした経験がある場合、その内容によっては審査に通らない可能性があります。過去に病歴があっても、現在、完治していれば問題なさそうに思えますが、実際にどう評価されるかは保険会社次第です。病歴があっても問題なく入れたケースもたくさんあります。おもにどんな病気だったかによるでしょう。

今現在も治療が続いている病気については、さらにリスクが高いです。良性の腫瘍などで、特に治療は必要でないので「経過観察」となった場合でも、それが理由で審査に通らなかったというケースもあります。保険会社はその点、慎重で、少しでもリスクがあればダメということになってしまいがちなのです。

また、高血圧で薬を飲んでいるなど、習慣的に治療を受けている場合や、うつ病などの心の病で通院・療養している場合なども、保険に入れない可能性が高いです。

妊娠

また、病気ではないですが、妊娠している人も、保険に入るのは難しいです。

病気ではなくても、人体に大きな影響を与えるものですし、事実、妊娠・出産を原因とした不調や、ときには生命の危険すらないとは言えません。保険会社からすればこれもリスクなのです。

体型

告知では身長・体重も聞かれると思います。あれは、極端に痩せたり肥ったりしていないかを判断しているのです。具体的にはBMIという指標が参考にされています。BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った値で、18.5以上、25未満を「普通体重」と定めています。

25以上は肥満とみなされ、特に30以上になりますと、保険会社的には高リスクとみられるようです。

極端な体型は、生活習慣の結果であることが多いので、生活習慣病のリスクとも考えられます。今は健康でも、今後の健康に影響を与える可能性が高いと考えられるわけです。

最近、「健康体割引」などと言って、健康状態の良い人は保険料が安くなるタイプの保険がありますが、あれも保険加入者のリスクを考えた結果です。体型が健康的でない人は、審査に通ったとしても、他の加入者より保険料が割高になることもあります。

刺青、タトゥー

刺青やタトゥーを入れていると生命保険に加入できないケースが多いです。これは、肝炎の感染リスクが高いことがおもな理由で、サイズの大小は関係しません。

最近は、血液検査などをして問題なければ、ファッションタトゥーなどであれば認められるケースもあるようです。

公衆浴場などでも刺青が入った人の利用が制限される場合がありますが、あれは刺青に対する社会的なイメージが関係しています。保険の場合はおもに医学上のリスクから避けられているのです。なお、刺青の有無にかかわらず、暴力団関係者は生命保険には加入できません。

危険な職業

職業によって生命保険に入れなかったり、保険料が高額になってしまう場合があります。「危険職種」とされる、他の人よりも、職業上の理由で危険にさらされる立場の人が対象です。

例として、以下のようなものがあります。

  • スタントマン
  • レーサー
  • プロの格闘家
  • 消防士
  • ダイバー
  • 爆発物や高電圧設備を扱う職業

……などです。加入できる保険金額に制限をつける場合で加入できることもあります。

審査に通らなかった人が生命保険に入るには……

審査に通らなかった場合、どうすればいいのでしょうか?

まず、審査に通らない可能性があるからといって、告知せずに情報を伏せる、あるいは虚偽の申告をするということは絶対にやってはいけません。これは告知義務違反と言って、それがバレると保険金が支払われないおそれもあります。

加入者にできることとしては、次のようなことです。

  • 他の保険会社をあたってみる
  • 保険会社に相談して、「部位不担保」などで入れないか交渉する
  • 引受緩和型や無選択型の保険を検討する

まず、審査基準は保険会社によって異なっています。そんなに大きくは変わらないのですが、微妙なラインであれば判断が異なる場合もありますので、ある保険会社で断られたケースでも、別の保険会社なら通るということも皆無ではないのです。

1社で審査に通らなかったからといって諦めてしまわずに、他の保険会社をあたってみましょう。

次に、断られた保険会社でも、交渉次第で、入れることがあります。もちろんそのまま、普通に審査に通った場合と同じ条件では入れません。

よくあるのは「部位不担保」と呼ばれる、保険金の支払いに条件をつける方法です。たとえば過去に胃がんを経験していて、完治はしているのだけれど、審査に通らなかった場合、「胃」を部位不担保にするなら入れますよ、ということがあります。

この場合、後に、胃がんが再発して亡くなったとしても、死亡保険金は支払われません。胃の部分だけが保障の対象から外されたわけです。

ほかにも掛けられる保険金額の上限を下げたり、保険料を引き上げたり、通常の契約より厳しい条件にすることで、なんとか加入はできるという場合があります。

こういった措置は保険会社が個別に判断することになりますので、審査結果が出た後、保険会社と相談することになります。

それでもダメな場合は、残念ながら、その生命保険には入れないという結論になります。

最近は、病歴があるなど、一般の生命保険には入りにくい人のために、条件は良くないけれども入ることのできる「無選択型」や「引受緩和型」と呼ばれる保険商品があります。

無選択型はその名のとおり、健康状態に関係なく加入できます。引受緩和型は、条件はあるけれど通常の商品より基準がゆるやかなものを指します。

これらは保険料は割高になっているほか、保険金額の上限が低い、支払いにあたっていろいろ条件が付くなどの制限事項があります

 

ご本人・ご家族の検査項目

協会けんぽ愛知支部

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/aichi/cat040/2259-36302

【ご本人・ご家族】どんな検査があるの?(検査項目対比表)

ご本人・ご家族の検査項目

加入者様の健診の検査項目は下記の表のとおりです。

※受診対象年齢にご注意ください。各健診のご案内・対象年齢はこちら

記号の見方

○:必須項目

△:受診者の希望に基づき選択的に実施する項目

□:医師の判断に基づき選択的に実施する項目

●:35歳以上の方(過去に当該検査を受けたことがない者)の希望に基づき実施する項目

■1:血糖検査については、空腹時血糖の検査が実施できない場合ヘモグロビンA1Cで代替可

 

検査項目対比表

被保険者(加入者ご本人) 被扶養者(加入者ご家族)
一般 付加
診察等 質問(問診)  ○  ○
計測 身長  ○  ○
体重  ○  ○
肥満度・標準体重  ○  ○
腹囲  ○  ○
視力  ○
聴力  ○
胸部聴診・腹部触診  ○  ○
血圧(座位)  ○  ○
脂質 総コレステロール定量  ○
中性脂肪  ○  ○
HDL-コレステロール  ○  ○
LDL-コレステロール  ○  ○
肝機能
 GOT(AST)  ○  ○
 GPT(ALT)  ○  ○
 γ-GTP(γ-GT)  ○  ○
 ALP  ○
 総蛋白  ○
 アルブミン  ○
 総ビリルビン  ○
 LDH  ○
 アミラーゼ  ○
代謝系
 空腹時血糖  ○  ■1
 尿糖 半定量  ○  ○
 血清尿酸  ○
 ヘモグロビンA1C  ■1  ■1
血液一般
 ヘマトクリット値  ○  □
 血色素測定  ○  □
 赤血球数  ○  □
 白血球数  ○
 血小板・血液像  ○
尿・腎機能
 尿蛋白 半定量  ○  ○
 潜血  ○
 尿沈渣  ○
 血清クレアチニン  ○
 呼吸  肺活量  ○
 1秒量・1秒率  ○
 心機能  12誘導心電図  ○  □
   胸部X線  ○
   胃部X線  ○
 胃内視鏡  □
 大腸  直腸検査  □
 免疫学的便潜血検査  ○
 眼底検査   □  ○  □
 腹部超音波  ○
 肝炎ウイルス検査  HBs抗原  ●
 HCV抗体  ●
 子宮頸がん(スメア方式)  △
 乳がん  視診・触診  △
 X線

※検査項目対比表のダウンロードはこちら 検査項目対比表(PDFファイル) 

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