自己治癒力とは、風邪やウイールスから身をまもる、防衛してくれる免疫力
と違って、自己治癒力は、傷やさまざまな症状からの回復力、細胞や免疫
力、ストレスの回復などの自己再生機能をいいます。だから人によっても、
また同じ人でも治る力は、その時によりまちまちで、予測できないもので
す。
1. 白血球を絶えず元気に・・・
白血球は全身の血液をめぐって体を異物から守るのが役目です。
白血球はリンパ球、顆粒球、マクロファージという免疫細胞を持ち、絶妙な
役割分担を行っています。抗原反応は、ウイルスなどが体内に入ると、リン
パ球がこれに対抗できる抗体を作ることです。この抗体によって病気から体
を守っているのです。
2. 腸内自律神経とリンパ球は繋がっている
交感神経が優位だと顆粒球が増え、副交感神経が優位だとリンパ球が増えま
す。
この連動により、無理やストレスによって交感神経が緊張すると、低体温や
血流障害が起き、白血球の免疫細胞の顆粒球が過剰になり、免疫力は低下、
さまざまな病の元になります。この2つの交感神経は腸内から全身に広がって
いますので、バランスの良い食事、心の安らぎが大切です。
また、活性酸素による組織細胞の劣化が、癌、高血圧、糖尿病などの生活習
慣病、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳卒中などの脳疾患、腎不全、胃潰
瘍、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症、などを引き起こすことになります。
3. 自律神経の維持、高めるには・・・
自律神経は副交感神経が血管を拡張して血行をよくし、交感神経は血管を収縮して血行を緩やかにするなど、正反対の働きをしています。
昼に交感神経が優位になり活発に活動して、夜は副交感神経が優位になりま
す。
そして、この自律神経のバランスを崩すのが、体に無理を強いる肉体的なス
トレスや、悩み心配事などの精神的なストレスです。
身体の無理や、悩みを抱え続けると交感神経は過敏に陥り、副交感神経で体
温が低下、血流が悪化して日常的にみられるさまざまな体調不良の元になり
ます。
斎藤一人 「自然治癒能力」
治ろうとしてる自然治癒力
【船瀬俊介】自然治癒力を信じる
病気とは治るもの、病気とは、製薬業界が多量に作るもの
薬のむと本当の病気になる。
病院に行かず、動物に学ぶ
カロリー半分、食べない工夫を、寿命は倍になる。
楽しい空腹感 肉、卵、牛乳は洗浄医学からの発想
癌細胞はいったんできると 無限に増殖する。
回復(自然治癒力)して治す
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真弓定夫先生 「頼るべきは自然治癒力」
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ちょっとの薬が、さらに悪化する。
第5回ヒポクラテスシンポジウム パネルディスカッション 「自然治癒力とは何か?」