足つり 電解質の異常

足つりnet

足つりに悩む方のためのブログ より~

http://足つり.net/2016/01/25/post-144/

「足がつる要因」が色々あるにせよ、いきつく原因は主に、
●筋肉疲労
●水分不足
●血行障害(血行不良)
●ホルモンバランスの乱れ(異常)
の4つであり、ナトリウムイオンとカリウムイオンの、2つのイオンが異常を起こし、こむら返り(筋肉が異常収縮・痙攣)を起こすのですが、
それら4つの原因がなぜ「イオン異常(電解質異常と言います)」を引き起こすのか を簡単に説明していきます。

原因① 筋肉疲労
一般的につりやすい「ふくらはぎの筋肉」や「足の裏の筋肉」は、「歩く・走る・跳ぶ・しゃがむ・立ち上がる」など、足を使った運動をする時に、最もよく動く筋肉です。
その分、長時間の立ち仕事やスポーツ等で、最も疲労物質が溜まりやすい部分でもあります。
筋肉は使えば使うほど、その部分に疲労物質が溜まります。
この疲労物質を筋肉から排除(代謝)していくのが、ナトリウムイオンとカリウムイオンです。
しかし、運動を続けるなかで、ナトリウムイオンとカリウムイオンは消費され続けます。
すると体内のイオン(電解質)が少なくなり、疲労物質が溜まってきます。
その結果、イオンバランスの崩れ(電解質異常と言います)が発生します。
要は、筋肉をコントロールする「イオン」が無くなってしまうことで、その筋肉は上手くコントロール出来なくなり、 異常収縮や痙攣を起こすようになってしまいます。

また、足のむくみは、「疲労物質の含まれた水分」が、「上手く代謝されずにふくらはぎに残った状態」であり、
この場合も、電解質異常が起きていると言えます。
つまり、 筋肉疲労は「足のつり(異常収縮・痙攣)」の原因になる、 さらに、疲労が溜まりむくみがある時も、
もちろん電解質異常が起きているので、足がつりやすくなる という事です。

原因② 血行不良
足は心臓から遠く血流が悪くなりやすい部分でもあります。
血流が悪くなりやすいという理由もあり、「足は冷えやすい部分」でもあり、冷える事で血管が収縮し、さらに血行が悪くなりやすいです。
実は、筋肉を正常に動かすナトリウムイオンとカリウムイオンは、血液によって全身に巡らされるのです。
また、ナトリウムイオンとカリウムイオンの働きを支えている「酵素」も、血液と共に全身に巡らされるのです。
そのため、血流が悪くなってしまうと、2つのイオンや、それを支える酵素が全身に行き届かなくなり、電解質異常を起こしやすくなります。
したがって既述の通り、 足は特に血が行き届きにくくなるため、電解質異常による「足のつり」が起こりやすいのです。

原因③ 水分不足
筋肉は、多くの細胞によって構成されているのですが、そこにはナトリウムとカリウムというミネラルが存在します。
このナトリウムとカリウムは、筋肉を正常に動かす上で必須のミネラルなのですが、熱中症や脱水症状などで、大量の汗をかいてしまうと、水分と一緒にこれらナトリウムイオン・カリウムイオンが失われてしまいます。
また、ナトリウムイオンやカリウムイオンが維持出来たとしても、水分が足りていなければ、細胞が維持できない?
水分、イオン不足は意外と陥りやすく、暑い場所に居なくとも、水分を取らなければ熱中症と同様の症状を起こしがちになります。
今までの説明からも分かると通り、脱水症や熱中症で水分・イオンが失われることで、電解質異常による足のつりが起こりやすくなります。

原因④ ホルモンバランスの乱れ
過度のストレスを受けたときや、妊娠した場合などにホルモンバランスが乱れるというのは、よく聞く話だと思います。
このホルモンバランスの乱れというのは、自律神経を乱すことに繋がります。
そしてこの「自律神経の乱れ」も、ナトリウムイオンとカリウムイオンのバランスを崩す事に繋がるので、電解質異常による足のつりが起こりやすくなります。

ついでに!
むくみは水分代謝の異常と言われています。
解消法としては、
●カリウムを多く含む緑黄色野菜や海藻類を積極的に摂取する
●塩分の摂りすぎに注意する
●ふくらはぎのストレッチを行う
●ぬるめのお風呂にゆったりと浸かり代謝を上げる
などで解消できます。
立ち仕事などで浮腫やすく、それが原因でこむら返りを起こしてしまう人は日々、こうしたケアを心がけましょう。

出典:足がつる(こむら返り)の4つの原因と、電解質異常!!

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>> ご相談受付専用電話: 042-485-9119 午後1:00~午後4:00 (講演・出張・土日祝日はお休みです)


 ——————お塩と健康マメ知識——————
● 海水天日塩で血液サラサラ
有気っ子倶楽部では約0.5%の塩水を飲み、一日6000歩以上を目指して歩く事をお薦めしています。
なぜなら、それによって体内の血液にミネラルが十分取り込まれ、歩くことによって体の中を循環し、体内浸透圧のバランスが良くなり、新陳代謝が活発になるのです。 すすべては血液の健康から。
● ゴルフ、テニス、登山など汗をかいたときには水分補給と同時に塩分補給を忘れずに
体内の塩分が不足すると、筋肉がケイレンを起こします。
よく、足がつる方は寝る前にコップ一杯の塩水を飲んでみてください。
● 睡眠前のコップ一杯の塩水は、夜中の脳梗塞や心筋梗塞を予防します。
睡眠中も血液は循環しています。夜中に血液中の水分が不足すると、血液がドロドロになり、流れにくくなります。 特にお年寄りは就寝前の水分を控えがちですが、お年寄りにこそ就寝前にコップ1杯の塩水を飲んでほしいです。
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閉経後の女性は骨からのカルシウムの溶出が高まり、あわせて加齢とともに腸管からのカルシウムの吸収が低下するため骨粗しょう症の方が増えています。 牛乳、小魚、緑黄色野菜とともに、海水天日塩からもカルシウムやマグネシウムが吸収されますので、日常のお料理には是非お使いください。 尚、骨を作る基本の「運動」をお忘れなく。太陽の光を浴びて歩く事で、骨の形成に不可欠なビタミンDを作ることができるのです。

 ———-お塩と生活マメ知識———-   ~~~もちろんお塩は海水天日塩ですよ~~~
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● 風邪の季節には塩水でうがいを。塩の殺菌効果でウィルス感染予防。

更新 
「40、お肌の曲がり角」という言葉を耳にしますが、男性も女性も40歳前後から本格的な「老化」が始まります。 1度ついた贅肉が落ちない/吹き出物が治りにくい/アルコールの分解が遅くなり、すぐに酔う、二日酔いになる。などなど、糖尿病などの生活習慣病が悪化するのも「老化」ゆえです。
なぜなら細胞が老化するから。細胞が老化すれば成人期に比べて十分な「消化・吸収」ができません。本来血液にたpっぷり吸収されるはずの栄養も老廃物として体内に蓄積されていきます。それが病気の原因。
40歳を過ぎたら、まず食生活を見直して、体にあった食物を食べ、運動が必須です。健康管理は自分自身にしかできません。 カラダの病は心の病につながります。 有気っ子5つの約束で心も体もスッキリしてください。
 血糖値が気になる、血圧が高い、体脂肪が増えた・・・肩こり、頭痛、便秘でお悩みの方は お試しください。


1
主菜は青菜!! 食物繊維でカラダ生き生き! 腸は「第2の脳」 
1回の食事の半分は青菜が理想。食物繊維をたっぷり摂り、腸内環境を改善することが健康へのカギ。食物繊維はブドウ糖の吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑制、体脂肪の蓄積を防ぎます。また、活性酸素による体内酸化も防止します。 (果物は食物繊維が豊富なものもありますが、果糖があるので血糖値の高い方は×)
特に小松菜はビタミン・ミネラルが豊富で食物繊維もたっぷり! 生活習慣病の方には最適の野菜です。 緑黄色野菜、青菜類は血液をきれいにします。

2 糖分をできる限りカットしましょう!! 病気のもと=病原体の栄養分は糖分です。糖分をカットすれば、バイキンの活躍する場がなくなり、正しい栄養素の吸収を活発にし、きれいな血液で身体が甦ります。 穀類、豆類、いも類はおなかの中で糖分にかわるので、控えましょう。 もちろん砂糖、アルコールは厳禁です。

3 水分補給は塩水でたくさんとりましょう。
トイレにはどんどん行きましょう。 身体の中を洗い流すことで、血流をよくします。(塩水を飲んだら歩き、歩いたらまた塩水を飲んで、身体の中を循環させましょう) ただ塩水飲んで寝ていたらどうなります? 塩水と歩くことは「ワンセット」ということをお忘れなく。 塩水の濃さは0.2%~0.5%を目安に。 塩辛いのはダメ。飲んで「あら美味しいわね」という濃さがちょうどいい。

4 正しい排便で血液もきれいに!
便が腸にたまる ⇒ 有害毒素の発生源となる ⇒ 病気のもとが生れる。腸内が腐敗すると、血液もにごります。食物繊維と水分をたっぷりとって快便を目指しましょう。

5 頑張って歩きましょう! 目標は1日6千歩
歩くことが苦手な人も、毎日少しずつ歩くとカラダも軽くなり、楽しくなります。歩行は人間の基本。 歩きだめ、運動だめをせず、毎日コツコツが肝心です。 歩くことはカラダのすべての機能を活性化させます。 骨も丈夫に、内臓機能を正常に、ストレスの発散、脳トレにも。  もし歩けない時はイスに座って「腕振り」だけでもやりましょう!

足がつる原因は病気なのか?高齢?副作用?

http://seken123.com/348.html より~

足

足がつる原因は病気なのか?慢性化させない対策はあるのか?

【足がつるのは高齢者が多い】

「足がつる」状態が慢性化したまま放置すると危険です。

アキレス腱の上のふくらはぎは「こむら(腓)」と呼ばれており、「こむら返り」の呼び方がピンとくる人も多いでしょう。

「足がつる」症状とは、普段は歩くときにこの筋肉を使うのですが、自分の意思に無関係に突然、筋肉の異常な緊張で収縮したまま痙攣(けいれん)してパンパンになったまま激しい痛みを伴って、自分の意思で筋肉を緩める命令が全く伝わらない状態になります。

若い人の場合では、激しく走るスポーツのテニスやサッカーをしている時に起こりやすく、原因は筋肉疲労が主原因です。

高齢者の場合では、軽いジョギングの時や睡眠中に足がつるケースが多発しています。

一時的な症状であればあまり心配いりませんが、何度も発生したり、痛みで目が覚めて睡眠不足になるととても危険で、状態によっては肉離れする恐れもあります。

足がつる高齢者が多い原因は、筋肉量の衰え、体内の水分不足、動脈硬化が原因となっている血行不良及び冷え性、他の病気が原因の神経障害、病気の改善の為に服用している薬の副作用など、複数の原因が絡まりあっています。

その為、体に別の異常が発生している警告でもあるので、症状が頻繁になった時には注意をして、予防策を日ごろから行う様にしましょう。
足

足がつるのはなぜなのか?

現代でも足がつるメカニズムが完全に解明されていませんが、病気以外の原因として有力な説は「電解質異常」です。

血中にある電解質成分はカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどです。

筋肉の収縮する時の物質であり、神経の働きにも関係しているミネラルなので、バランスが崩れると痙攣してしまうという説があるのです。

筋肉繊維の中にカルシウムが存在し、それが移動する事で筋肉の収縮が起こる仕組みです。

カルシウムが移動すると濃度に変化が出るのですが、濃度調整の機能は、加齢、疲労、栄養不足の影響を受けて低下するとスムーズに濃度変化が行われません。そうなると痙攣してしまいます。

カルシウムを含むミネラルは些細な事でもバランスを崩してしまいます。発汗、脱水症状で簡単に濃度が変わってしまうからです。

発汗は夏だけでなく、冬の暖房の効いた室内であったり、ウィンタースポーツでも汗をかきます。それから、睡眠中も汗をかきます。

高齢者の場合は、治療薬の中に利尿剤が入っている事がありますし、消化不良の影響で下痢になる事で脱水症状が起こります。

高齢者が運動をするのは良い事なのですが、筋肉を使えばミネラル消費も加速します。

運動の基本は足ですので、足がつる原因になるでしょう。

軽い運動だと侮っていると意外な程、ミネラル消費されていますので、運動中に足がつる時は特に注意してスポーツドリンクを飲んで補給をする予防法を試しましょう。

睡眠中に足がつるのは病気なの?

高齢者で睡眠中に足がつる痛みで目が覚める人は多いのです。

痛みが直ぐに治まればいいですが、毎晩の様になると寝不足に悩まされます。

睡眠中に足がつる原因に日ごろの運動量は関係しません。

それよりも、高齢者の足の筋肉が減っているのと動脈硬化の影響による血行不良が大きな要素と考えられています。

ふくらはぎは第二の心臓とも言われておりますが、運動をしないで歳をとると、20歳を基準にして10歳単位で10%低下すると言われます。60歳で60%低下となります。

その分、血流の低下で筋肉に必要なミネラルとビタミンが補給されません。

その為に、日常生活でも筋肉が疲労状態となってしまうのです。

高齢者の動脈硬化は高血圧や高血糖が原因となっている場合もあります。

動脈硬化が悪化して閉塞性動脈硬化症の病気になると足がつる原因になります。

足がつる対処方法で行われている方法が、膝を伸ばしてつま先を手で掴んで手前にひっぱります。ゆっくりと徐々に行えばいいのですが、寝ぼけていると急激に引っ張ってしまい、その結果として肉離れしてしまう危険がありますから注意しましょう。

足がつる前に予防法で対策しましょう

足がつる前の予防法は人によって条件が異なる為、自分に合う方法を使いましょう。

(1)足のマッサージでフットケアする

寝る前に足のマッサージをしましょう。

足を延ばして床に座り片膝を立て、優しくアキレス腱から膝裏に向かって手で撫でる様にもみます。マッサージ機を使うのもいいですよ。

(2)血流と筋力アップのスクワットをする

足を肩幅に開き、バランスを取るために両手は水平に前に伸ばして、膝を90度程度曲げるスクワットを1日100回を目標にして行う。

合計100回でいいので、時間をおいて分けて行ってもよいが、個人差があるのと体調の影響があるのでやり過ぎに注意が必要です。

(3)ミネラルを補う食事にする

食事のバランスに注意してミネラルの補給を考えましょう。

特にカルシウムを牛乳で取ったり、マグネシウムを納豆や豆腐で取るのを忘れずに。

必要に応じてサプリメントも使いましょう。

病気が原因で足がつる症状とは

因果関係が明確になってはいませんが、次の病気は原因と考えられています。

糖尿病、脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニア、腎疾患、脳梗塞。

この病気には特徴のある症状があります。
■ノドの渇き・手足のしびれ=糖尿病
■休みながらでないと歩けないなどの歩行障害=脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症
■腰痛=椎間板ヘルニア
■むくみ=腎疾患
■片方の手足の麻痺・言葉のもつれ=脳梗塞

検査をしないで判断するのは危険ですから早目の受診をお勧めします。

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電解質の基準値は?異常ならどんな病気?

医師が教える人間ドックの評判とホントのところ

http://medical-checkup.biz/archives/2025 より

 

電解質とは、水に溶ける物質の中で塩化ナトリウムのように電荷をもったイオンとして解離するものを言います。

生体において、血液中の電解質は常に一定のバランスを保ち、我々人間が生きていく上での生理的な動きに不可欠な役割を担っています。

今回は、この電解質の基準値などについてまとめました。

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電解質ってなんで検査するの?

doc

体の約60%は水分で、体液として体の中にあります。

それには、細胞の成分となる細胞内液、及び組織間の液となる細胞外液があります。
体液の中では、電解質と非電解質が溶け合って存在していますが、これが変調を来たすと体は不調となり、脱水症状、浮腫、アシドーシス(酸性症)、アルカローシス(塩基性症)などになります。

電解質には、陽イオンと陰イオンがあり、陽イオンには、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどがあり、陰イオンには、クロール、炭酸、リン塩酸、硫酸塩などがあります。

この2つの陽と陰のイオンは一定のバランスを保ちながら体の中に存在していますが、色々な病気になると、バランスが崩れることもあります。
そのようなことから、これらの体液の総量、陽・陰イオンの数値を知ることで、体の健康状態を知る事が可能となります。

 

電解質の正常値と異常値は?

Medic

 

正常値の体液総量は体重のおよそ60%。
その内訳は、細胞内液40%外液20%です。

陽イオン中ナトリウムの正常値135~145mEq/l
陽イオン中カルシウムの正常値4.2~5.1mEq/l
陰イオン中クロールの正常値100~160mEq/l

 

異常値
検査の結果、上記の正常値の上限数値以上、または下限数値以下、共に異常と判断されます。
例えば、ナトリウムでは150以上、135以下、クロールでは、110以上、100以下はいずれも異常値となります。

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異常のときに考えらえる病気は?

Woman (4)

・アシドーシス(酸性症)の場合
重症の心臓病、糖尿病、嘔吐、肺疾患、女性では妊娠中毒症が疑われます。

・アルカローシス(塩基性症)の場合
胃液の大量嘔吐、重症の胃疾患などが疑われます。

・カルシウム増・減の場合
増えると、悪性腫瘍、原発性副甲状腺機能亢進症、多発性の骨髄腫など。
減ると、腎不全、副甲状腺機能低下症、ビタミンD欠乏症などが疑われます。

・カリウム増・減の場合
増えると、脱水症、腎不全。
減ると、腎不全、呼吸不全症候群、副腎皮質機能亢進症などが推測されます。

・マグネシウムが増・減した場合
増えると、尿毒症、腎不全、甲状腺機能低下、クッシング症候群など。
減ると、腎不全(多尿期)、腎盂腎炎、ネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症などが推測されます。

電解質の検査で注意すべき点は?

Nurse

・血清マグネシウム、クロールの濃度は食事の影響を受けるため、早朝の空腹時に採血を行う事が大切です。

最後に

電解質の検査において異常がみられる場合は、悪性の病気の可能性も高いですので入院して治療が行なわれるのが一般的です。

通常、電解質イオンの濃度のバランスは簡単に崩れるものではありませんが、一度崩れてしまうと、命に関る危険性もありますので、速やかに治療に専念されることが大切となります。

癌と腎臓の関係

http://102338-001.akibare.ne.jp/14631255756676

癌(がん)専門情報サイト

腎機能が低下してくると、身体にあらゆる負担がかかり、その負担がの発生に大きく関係してきます。 … ② 体液の恒常性維持 水分、ナトリウム、リン、カリウム、重炭酸イオンといった電解質が体内には一定の割合で含まれているが、この一定の割合を維持し …

普門堂鍼灸院

 

 

癌を知る上では、腎臓の働きを考えておく必要があります。年を取ると癌になる確率は若い人の3倍~8倍になり、年を取るほどこの倍率は高くなります。

なぜこのように年齢と癌の関係がはっきりしているのか? ここに腎臓の機能低下という問題が絡んで来ているのです。

 

成人では50歳を過ぎるころには平均して、腎機能が70%台に落ちています。60歳代で60%、70歳代では50%以下となります。これは平均ですから、もっと悪くなっている人は当然います。

 

腎機能が30%より下がると、人工透析はどうですかと、お医者さんに進められます。蛋白尿、高血圧、むくみ、血尿、貧血、疲れやすさ、倦怠感、などが出て、おかしいなと思ってお医者さんに診てもらうと、すでに腎機能の低下が進み、人工透析寸前まで来ていることがあります。

 

腎機能が低下してくると、身体にあらゆる負担がかかり、その負担が癌の発生に大きく関係してきます。腎機能が40%代になっても、身体には何の違和感も無いのです。それほど腎臓は悪くなっても、もくもくと仕事をこなしている臓器です。

 

しかし、腎機能が低下してくると、腎臓の働きが悪くなり、老廃物の排泄が充分に出来なくなり、毒素が血液の中に混じって巡回します。血圧が上昇して身体全体に負担がかかります。血液が酸性に傾き癌が発生しやすくなります。

 

腎機能の低下と、がんの発生は切っても切れない関係にあります。腎機能は年齢と共に自然に下がってきますが、早くするのも遅くするのも、本人の生活習慣によって、大きく変化してきます。次に腎臓の働きについて記します。

 

腎臓の働き

 

①  老廃物の排泄 尿素、クレアチン、尿酸、薬物、その他の毒素も、みんな尿の中に溶けだして排出させる働きがあります。

②  体液の恒常性維持 水分、ナトリウム、リン、カリウム、重炭酸イオンといった電解質が体内には一定の割合で含まれているが、この一定の割合を維持して、身体を守っている。血液の酸性、アルカリ性の調節もしている。

③  ホルモンの生産 血圧の調整、赤血球の成熟、骨粗そう症を予防するビタミンD等の代謝に関与する、様々なホルモンを生産しています。

 

腎機能が低下してくると、上記の働きが悪くなり、様々な症状が現れてきます。血圧が上がる、貧血になる、タンパク尿が出る、年を取ると腰が重くなり、すぐ座りたくなる、耳が遠くなる、疲れやすい、等の症状も腎機能低下が原因していることが多いのです。

 

腎機能低下の原因

 

糖尿病性腎症で腎機能が低下する確率が一番高くなります。食べ過ぎ、飲みすぎ、間食、脂っこい食事、肉の過食、タバコ、等により高血糖状態が何年も続くと、徐々に腎臓の中にある糸球体の濾過機能が低下してきます。老廃物が除去されずに血液の中に入り込むと、むくみ、高血圧、蛋白尿、疲労感、が多くなります。

 

普段、何気なく食べている間食、この間食が曲者で、不必要な糖分が入り込み、高血糖状態になりやすくなります。3度の食事は身体に必要な代謝機能を維持するために使われますが、間食は全く余分なもので、ほとんど糖分として蓄積されます。

 

急性腎炎 ウイルスにより、扁桃炎、喉頭炎、等で高熱が出た後、10~15日後に発症することが多い。腎臓の糸球体内に炎症性変性を起こしている状態、尿の出が悪くなります。小児に多く発症するが、若い人にも見られます。予後は良好で80%~90%は治るが、一部は慢性腎炎へと移行します。

 

ウイルスは腎臓での濾過作業においても分別されるため、年を取ってから風邪を引くと、腎臓の糸球体に大きな負担が掛ります。小児や若者と違って炎症性の病変はないが、成人では、腎機能低下となって現れます。

 

その他、腎盂炎、慢性腎不全、ネフローゼ症候群、急性腎不全、等があります。

 

日常生活の注意点

 

①  腎機能を長持ちさせる為には、保温、食事療法が主体となります。塩分の制限、肉、脂っこい食事、間食、過食、糖分の取り過ぎ、たばこ、酒の飲み過ぎ、に注意が必要です。

②  疲労を翌日まで残さない、激しいスポーツは禁止、しかし、軽いスポーツで体液の循環を良くする事は大切になります。

③  仕事は毎日8時間以内とする。長時間の立ち仕事、高温や寒い所での作業に注意、長すぎる通勤時間は避けましょう。

④  風邪の予防、腹8分や、半断食で風邪を引きにくい身体に作り替えましょう。風邪薬や薬類は、腎機能を低下させる危険性あり、安静にして自然回復を待つのが安全です。

 

腎臓の鍼灸治療

 

腎機能低下にとって鍼灸治療は特別な効果があります。もちろん、食生活や生活環境の改善が基本となります。その上で、鍼灸治療をすると腎機能の改善が驚くほど速くなるのです。

 

それは、腎臓に合わせたツボに、ピンポイントで施術することが出来る為、腎臓を巡っている神経、血液、免疫機能、等が一時的に活発な働きをします。この治療を繰り返すことにより腎機能は改善されます。

 

腰1-1Lというツボは、ちょうど腰の上部に位置し、腎臓の高さと同じ高さにあります。ここの腰椎から出ている神経は、腎臓を巡り、腎機能に大きく関与しています。知熱灸をして、神経が活発になると、腎機能は向上して、一時的ではありますが、腎症状は大幅に改善されるのです。

 

その他、腰の3-1K,腹の5-1K、等も併用します。これらの治療をすると、今まで夜中に4回もおしっこに起きていたのが、1回~2回に減ったりします。又、腰が疲れないで、長時間歩くのも楽になります。

 

鍼灸治療の良い所は、自然の刺激です。腎臓には老廃物を取り除く役割があります。化学薬品は毒物ですから、薬は腎臓に負担が掛るのです。お灸の温熱と、鍼の刺激は、完全な自然医療と言えましょう。

 

腎機能の低下防止には、薬に頼らず、鍼灸治療のような自然の刺激が最も適していると思われます。