農地の現状 – NetBeet

(引用文)

森林を切り開いて農地を造ってからどのくらいの年数が経ちますか? 数百年?数千年?その長い年月の間も農作物は微量要素といわれるミネラルを大地から少しずつ吸収し続けています。そしてその農作物は消費地に届けられています。それだけでなく雨水が大地に浸透し地下水となって川に注いでいます、その水にも微量ミネラル僅かずつ溶け出ているのです。その量がごく微量なために軽視されています。

農作物が吸収するミネラルの量はキャベツの場合、1000㎡(10a)で外葉を含め 7tonの生産量があった場合、亜鉛で140gの吸収量があるとされています。これが100年ならば14kgになります、でもこの吸収量は平均値なのです。亜鉛の過剰症が発生しない上限は1000㎡で15kg(40ppm)だから過剰症の無い農地からは100年でほぼゼロなってしまいます。欠乏症の出る下限は1000㎡当り0.7㎏(2ppm)。しかし亜鉛を土に施した農家の人はどの位いるだろうか?硫酸亜鉛に換算しておよそ70kgなのですが・・・・。亜鉛だけでは有りません。Mn.B.Cu.Mo.Co.Se・・・等。

さなかった場合はミネラルが毎年毎年農地から無くなっていくのです。
堆肥を入れた畑から採れた野菜は美味しいと言われます。それは堆肥に含まれるミネラル以上に微生物の働きによってミネラル吸収量が大きく増えるからなのです。でもやがて欠乏した土からは欠乏野菜しか採れなくなります。その土地で生産された落ち葉や草木を堆肥にしても微生物の餌には良いけれどミネラルが増えることはない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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ミネラル水の噴霧による農作物の収穫・ミネラル含量への影響

https://www.jrias.or.jp/report/pdf/21J1.2.25.pdf (引用文)

ミネラル水の噴霧による農作物の収穫・ミネラル含量への影響
佐々木敏秋1、世良耕一郎1、後藤祥子2、細川貴子2、齊藤義弘2、松本義雄3
1 岩手医科大学医歯薬総合研究所高エネルギー医学研究部門(サイクロトロンセンター)
020-0603 岩手県滝沢市留が森348-58
2 日本アイソトープ協会仁科記念サイクロトロンセンター
020-0603 岩手県滝沢市留が森348-58
3 総合研究所
329-3212 栃木県那須郡那須町大字富岡 1220-69
1 はじめに
近年、我国の農地はミネラル不足が加速する傾向にあり、それが農作物の収穫量・品質に影
響を与えている。天然林の土壌において、ミネラル濃度は長期間一定値を保つことが予想される。
葉が落ち腐葉土となり土に返り、水流とともに漏出する分は雨水から供給されるという循環機構
が働いているからである1,2。それに対し農地においては、農作物は収穫され土に返ることはな
く、また近年の多くの農地は有機農法を行わず窒素・リン酸・カリウムのみを含む化学肥料のみ
が与えられている場合が多い。ミネラル不足の土壌で何回も収穫が繰り返される結果、農地のミ
ネラル不足は加速し、それが農作物の生育や品質に悪影響を与えている1,2。
肥料は通常、固形(粉末)か溶液の形で農作物に与えられる。前者の場合、肥料は水に溶け
可給態となった後はじめて農作物に吸収される。そのため効果に即効性はない反面、持続性があ
る。それに対し溶液状の肥料は可給態であり、すぐに吸収され効果を発揮する。
当然予想されることながら、農作物中の元素濃度は植物の生育環境により大きく影響を受け
る3。以上の観点から、農作物の収穫量・滋養はミネラルを多く含む水を投与することにより改
善されることが期待される。現在の野菜の味と香りが、4~50 年昔の野菜のそれらと比べ薄くな
っている、と感じる人が多いという事実もミネラル不足と関係していると予想され、そのことか
ら、ミネラル供給により野菜の収穫量のみならず品質も改善されることが期待される。
著者の一人(松本)は、阿武隈山地で採取される岩石(雲母鉱)からミネラルを抽出する工
業的方法を開発し、それを農作物への肥料として製品化している。各地で収穫量の増加が報告さ
れているが、今回我々は実際の農耕地において米・大豆を含む種々の農作物に対しミネラル水を
散布し、収穫量の増加、ミネラル含量の変化、及び両者の関係を定量的に調べることとした。
2 実験方法
2.1 ミネラル水肥料
NMCC共同利用研究成果報文集21(2014)
241
Fig. 1. The mineral water: P.M-4000.
ミネラル水の商標はP.M-4000 であり、Fig. 1 に写
真を示す。上述のように阿武隈山地で採取された雲
母鉱石から、特殊な方法で抽出したものである。そ
の元素成分をPIXE により分析した結果をTable 1
に示す。原液であるため元素濃度が非常に高く特に
鉄濃度が高いため、測定時には通常の500 μm Mylar
吸収体に加え後述の「特殊吸収体」も用いられた。
亜鉛(Z=30)より重い元素濃度は、特殊吸収体を用
いた測定により得られたものである。表に示すよう
に、硫黄、カリウム、チタン、鉄濃度が高く、その
他マグネシウム、カルシウム、銅、亜鉛、ルビジウム
などの必須元素濃度も高い。一方、有害元素に関して
はクロム、鉛が若干高いものの砒素、水銀などは検出限
界値以下であった。発癌や動脈硬化を防ぐ効能が知られ
ているセレン4 は検出されなかったが、他の重元
素濃度が高い影響で検出限界値が高かったこと、
またセレンは僅かな摂取で効能を発揮すること
から大きな問題ではないと考えられる。注目すべ
きは、化学肥料に多く含まれ植物にとって三大栄
養素であるリンが検出限界以下であった点であ
る。そのため、植物の代謝活性のためには化学肥
料との併用が効果的であると考えられるが、今回
の実験はミネラル水のみの投与に限定した。
2.2 ミネラル水散布法
実験は岩手県八幡平市の農地において、2007
年4 月から9 月の期間にわたり行われた。散布
法は以下のとおりである。先ず原液を水で4000
倍に希釈し攪拌する。次にその希釈液を噴霧器で
農作物の葉に直接散布する。散布は2 週間ごとに
数ヶ月にわたり行われた。今回の一連の実験を行
うのに、Fig. 1 のミネラル水1 瓶で十分であった。
Fig. 2 にはミネラル水散布の効果を表す写真
を示す。農作物は大豆であり、同一条件の農地の
右半分にのみミネラル水散布を行ったものであ
る。ミネラル水投与の成長速度に与える影響が顕
著に現れている。同様な効果がその他の多くの農
作物に認められた。味の変化に関しての定量的評
価は難しいが、多くの農作物に対し収穫量の増加
と味の改善が認められた。
2.3 農作物とその採取
実験は 7 種の農作物(米・とうもろこし・アスパラガス・アマランス・そば・大豆・フキ)
に対し行われた。それらの名称と学名をTable 2 に示す。元素濃度に関しては、ミネラル水投与
Element
(Atomic number)
Concentration
(μg/mL)
Error
( μg/mL )
Na Sodium (11) N.D. ―
Mg Magnesium (12) 1050 33.2
Al Aluminum (13) 1440 44.4
Si Silicon (14) 8.9 5.8
P Phosphorus (15) N.D. ―
S Sulfur (16) 23300 704
Cl Chlorine (17) N.D. ―
K Potassium (19) 1960 60.3
Ca Calcium (20) 106 8.9
Ti Titanium (22) 1150 60.3
Cr Chromium (24) 18.9 6.9
Mn Manganese (25) 121 12.3
Fe Iron (26) 13900 42.3
Cu Copper (29) 0.466 0.46
Zn Zinc (30) 18.5 1.3
Ga Gallium (31) 1.31 0.36
As Arsenic (33) N.D. ―
Se Selenium (34) N.D. ―
Rb Rubidium (37) 21 1.5
Sr Strontium (38) 3.54 0.35
Hg Mercury (80) N.D. ―
Pb Lead (82) 2.26 1.3
Table 1 Mineral contents of P.M-4000
(μg/mL)
NMCC共同利用研究成果報文集21(2014)
242

詳細は・・・・

https://www.jrias.or.jp/report/pdf/21J1.2.25.pdf

現代人はミネラルが不足している-なぜ、土壌からミネラルが減ったのか

http://karada-naosu.com/category4/en293.html (引用文)

ミネラルとは何なのか
現代は飽食の時代で栄養は足りているはずなのに多くの人が病気に罹ります。このことに不思議さを感じます。一般的には「しっかり食べていれば健康になれる」と思われています。しかし、食べている物自体に栄養素が少ないと、いくら量を摂取しても体の健康維持はできません。

 

現在、地球規模で不足している栄養素があります。それはミネラルです。

 

ミネラルという言葉はよく耳にしますが、ミネラルを簡潔に説明できる人は少ないです。そこで、ミネラルについてできるだけ簡単にまとめていきます。

 

水や空気や大地、または動物や植物、家具や電車など地球(宇宙)にあるもの全てが「元素」からできています。元素とは化学的にそれ以上分解できない最小単位のものをいいます。

 

現在わかっている元素は炭素・窒素・酸素・水素・カルシウム・リン・カリウム・硫黄など100種類を超えます。

 

ミネラルの説明の前に、なぜ「元素」の説明をしたかといういと、生物に含まれる元素のうち炭素・窒素・酸素・水素の4つの元素を除いた残りの元素が「ミネラル」だからです。

 

つまり私たち人間は、炭素・窒素・酸素・水素の4大元素とミネラルで構成されています。この4大元素(炭素・窒素・酸素・水素)が96%を占めているのに対しミネラルはわずか4%と微量です。

 

人の体を構成している物質のうち4%という微量なミネラルですが、このミネラルのバランスが崩れると生命維持ができなくなるほどの影響力があります。

 

また、人の体に不可欠なミネラルを「必須ミネラル」といいその数は60種類以上あります。

 

人に必要な栄養素は約90種類ある
人に必要な必須栄養素は90種類あるといわれています。この内訳をまとめます。

 

・アミノ酸ー12種

 

・脂肪酸ー2~3種

 

・ビタミンー16種

 

・ミネラルー60種

 

上記したように、人にとって必要な必須栄養素(90種)のうち3分の2(60種)をミネラルが占めています。したがって、人の健康維持にはミネラルが欠かせないといえます。

 

人類はミネラル不足である
1992年に開催されたアースサミットで、過去100年間で農地のミネラルがどれほど減少したかを調べたレポートがあります。それによると全世界の農地のミネラルの残存量が、100年前より60~85%も減少していると報告されました。

 

農作物を作る基礎である土壌にミネラルが乏しいということは、そこで収穫された作物にもミネラルが少ないということです。そのことを裏付けるデーターは多くあります。それをまとめます。

 

・日本人の鉄分摂取量の年次推移:
厚生労働省が出している「国民栄養調査」によると、鉄(ミネラル)の摂取量は1950年には1日、1人あたり約46mgであったのに対し2003年には約8mgまで減少しています。つまり約50年間で鉄の摂取は約6分の1になったということです。

 

・食品成分表から栄養素の減少度合いをみる:
文部科学省の出している「食品成分表」から、野菜100gの保有する鉄分の量の変化をみると、1950年に収穫されたホウレン草には鉄分を13mg保有していました。しかし、2000年に収穫されたホウレン草に含まれる鉄分は2.0mgに減少し、6分の1以下になっています。

 

つまり、上述した100年前より土壌のミネラルが大幅に減ったことで、その土壌で作られる作物が保有するミネラルが減ります。そのようなミネラルの少ない野菜を人が食べることで、当然ながら人の摂取するミネラル量も減少します。

 

そのことから考えると、いかに土壌に含まれるミネラルが大切かがわかります。

 

なぜ、土壌からミネラルが減ったのか
自然界では、植物が土壌のミネラルを吸収し、それを動物が食べます。そして動物の糞尿や死骸、または植物の枯れ葉などが土に戻り、今度は土壌中の微生物がそれらを分解しミネラルを作り出します。
それを再度、野菜が吸収し動物が食べ糞尿し、というミネラルを育むサイクルが大昔からできてきました。また、化学肥料が使われるまでの農業は、人の便を発酵したり肥料に使ったり、畑の枯れ草を燃やし(野焼き)その灰で土のミネラルの消失を防いでいました。

 

さらに、畑での耕作は連作せずに野焼きした畑に家畜を放し飼いし、家畜の糞尿も土のミネラルを増やすために利用していました。つまり、近代農業(化学肥料・農薬を使用)が始まるまでの農業は、自然の摂理にのった方法でした。

 

したがって、土壌のミネラル不足は近年ほど深刻ではなかったのです。しかし近代農業が定着し化学肥料(窒素・リン酸・カリウムなど)を使うことで、人や家畜の糞尿は使用されなくなりました。また、農薬を使うことで土壌に生息していた微生物は激減しました。

 

そのことで、上述した大昔からの続いた自然界のミネラルのリサイクルシステムは破たんしました。

 

特に日本は国土が狭いことで、作物を連作せざるをえません。一方、広大な国土を持つオーストラリアは作物の連作を避け、畑を焼き、その後に家畜を放し飼いする方法が現在もおこなわれているために、オーストラリアの土壌のミネラル保有率は日本よりはるかに高いです。

 

次に海に目を向けても、海洋汚染による微生物の減少や、ダムや河川の護岸工事などで山のミネラルが海にまで届かなくなり、海のミネラルバランスも悪化の一途です。

 

ミネラル不足は深刻です
親から「野菜を食べなさい」と言われ続けてきました。それではなぜ、野菜が必要なのでしょうか?

 

その理由は、ミネラルが土壌に多くあっても人は土を食べることはできません。しかし野菜は、土壌のミネラルを吸収して生きているので、野菜を食べることは土壌のミネラルを摂取していることになるからです。

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狂牛病と認知症の真相

発展のためのアドバイス集《26》

狂牛病と認知症の真相

下記は私が個人的にメール配信している無料の『JES緊急ニュース』の抜粋です。
あまり表に出ない《裏の情報》を主に掲載しています。
登録方法は無料なので、興味のある方は是非登録された方が良いでしょう。
news@j-smc.co.jpへ携帯かパソコンで空メールを送信するだけ/詳細はお問い合わせください)
先日、治療家のK先生からある新聞のコピーをもらった。
「農薬の大量散布が奇病難病を生んでいる」という記事だった。要約すると以下のようになる。
「なぜ狂牛病の真相が隠され続けているのか。
感染すると100%の死が待つ狂牛病は、最初は遺伝病と考えられていたが、やがて感染症と考えられるようになったものの、病原体となると全く検出されない。
そんな中でプリオン説(異常な蛋白質の伝染)が有力となったが、これも多くの矛盾を抱えている。
英国の有機農学者マークは、近隣の牧場の牛が次々と狂牛病で倒れているというのに、自分の牧場では一向に発病の兆候が現れないことを不思議に思い、その違いの調査を行なった。
英国政府は、牛バエ防除のために殺虫剤の大量散布を牧場主に義務づけていたが、その義務を拒んだ有機牧場の農場主のみ、狂牛病の被害から逃れられていたのである(農薬と呼ばれるものの全ては殺虫剤としての使用が目的である)。
その結果、狂牛病が発生した牧場は、農薬と化学肥料によるマンガン過剰と、牛の体内の微量ミネラルの欠乏が、異常なくらいに進んでいたことが判明したのである。
そして、極端に欠乏している微量ミネラルは、銅、セレン、鉄、亜鉛等であった(参考:工学社刊『狂牛病・プリオン病因説は間違っている』佐藤雅彦訳)
マークは次々と調査対象地域を広げたが、全ての地域でこの調査結果が一致した。
つまりミネラル異常が、スクレイピーや狂牛病、新異変型クロイツフェルト・ヤコブ病などの海綿状脳症を引き起こす重要な原因であることが判明したのである。
マンガン過剰は、主に脳の松果体、脳下垂体、視床下部の正中隆起、脳幹神経節に蓄積し、健忘症、集中力喪失、無力症、睡眠過剰、不眠症、うつ病、頭痛、全身の痛み、発語障害、情緒不安定、ひきこもり、偏執症、運動障害、硬直、神経障害…など多岐に渡る。」

マンガンは108種類あるといわれるミネラルの中の一つであるが、このマンガン過剰を抑制するのも他のミネラル群なのである。
つまり、調和の取れた多種類のミネラル群(生体ミネラル)のみが過剰ミネラルを抑制する。

 

生体ミネラルの大きな特徴の中で『キレート反応』があり、それは大きく分けて2つある。
一つは、「過剰な単一ミネラルをキレートし調整してくれること」。これについては、お茶(鉄分過剰)と生体ミネラルを混ぜると、黒く着色し沈殿することで証明できる。
お茶程度の鉄分は多量に飲んでも全く問題ないのだが、異常に多い単一ミネラルの過剰摂取は、むしろ健康に害が及ぶ。
生命にとってミネラルは、36種類以上の調和の取れた多種類のミネラル摂取が必要である。
そして生体ミネラルは、体内で足りないミネラル分を補充し、一方、過剰なミネラル分を排出する働きがあるからである。

ミネラルの特徴である『キレート反応』の二つ目は、「生命活動と進化を阻害する要因を取り除く働きがあること」。これについては、調味料(化学物質・添加物)と生体ミネラルを混ぜると、白く着色し沈殿することで証明できる。
実際に、(財)石川県予防医学協会の調べでは、強毒性のある農薬:ジクロルボス等が、生体ミネラル200ppm濃度(「鉱泉浴50」の2500倍希釈水)で、10分後に74%除去されたことが化学的に証明されている。
米や野菜、果実は数回から数十回の散布回数が常識となっており、水道水ではなかなか取れないことは誰もが知っているだろう(※前回の「発展のためのアドバイス集24」を参照)。
しかし、生体ミネラルは赤血球の約7万分の1のイオン化サイズ(0.1ナノ単位)なので、水道水よりもはるかに浸透力が高いため、速やかに農薬を排出してくれるのだ。
よってお風呂用の「鉱泉浴」に入ると発汗が促進され、体調の変化と共に、翌日の残り湯を見ると誰しもが驚く現象を見ることができる。
46億年前、3000万種類の全ての生命体は、多種類のミネラルが溶け込んだ硫酸の海から生まれたことを知る必要がある。

記事にはまだ続きがある。
「結論を言えば、ミネラル異常が狂牛病の原因だったのである。
しかしその後、数々の公的機関、及び研究家が調査を行ない、それが立証しつつあったのに、なぜかこの重大事実は封印されたままだ。それは、この事実が公表されると都合の悪い人々がいたからだ。
結局、この狂牛病とミネラルとの関係の研究と調査は全て打ち切られてしまった。
今私たちの生きる環境は、農薬と偏った化学肥料によるミネラルの異常欠乏により、今後も得体の知れない難病奇病がますます広がっていくに違いない。」
…以上が記事の要約である。

「公表されたくない人々」の1つは世界最大の農薬多国籍企業であり、殺虫剤の大量散布を義務づけた政府であり、その循環と連鎖の中で利権にまとわり付く人々の存在だ。
米国は農(業)大国であり農(薬)大国でもある。そのアメリカで、狂牛病との関連性が囁かれているアルツハイマーが年々急増し、2004年には400万人を突破した。
2010年度の世界の認知症患者の予測数は3560万人。しかも年々10%ずつ増え続けている。その医療費たるは…。和牛の餌も、米国からの農薬漬穀物に頼っている日本だけに、その例外ではない。
しかも、伝統的な日本食の材料は遺伝子組換…(精子と卵子に影響=人口抑制)
日本人が知らず知らずに食べている農薬は、既に年平均20kgを超えてしまった。
(中央アート出版刊『難病を癒すミネラル療法』NPOで販売)

実はこの記事の発行人は稲田芳弘氏(「ガン呪縛を解く」の著者)で、ソマチットにも造詣が深い。
何度も言っていることだが、私たちは、多くの不自然な現象に対し疑問を持たねばならないと同時に、本当の真実を知り、未来の子ども達に健全なDNAと、希望に溢れた地球を手渡さなくてはならない。

 


野菜不足をサプリメントで補うことができるか? – FLOURひろ

http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titoku121.htm(引用文です・・・)

野菜不足はビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を意味する。この足りない分をサプリメントで補うことはできるのだろうか。 国立健康・栄養研究所栄養情報担当者の浜田璋子さんは、「栄養素を摂取するという意味では同じだが、体への吸収率は異なる」と指摘 …

トップページ知って得する講座野菜不足をサプリメントで補うことができるか?

野菜不足をサプリメントで補うことができるか?

健康ブームの中、身近になったサプリメント。だが、使い方によっては健康を損なう恐れがある。このシリーズでは、サプリメントとの上手な付き合い方を考えたい。と言って始まった、読売新聞朝刊の「健康プラス」サプリメント(2)から転載です。
——————————————————————–
350g――。一日に必要とされる野菜摂取量だ。だが、厚生労働省が昨年発表した「国民健康・栄養調査」で成人の野菜摂取量を見ると、平均は約290gで、基準値より2割程度少ない。不規則な生活やファーストフード、外食の増加などが影響しているようだ。

野菜不足はビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を意味する。この足りない分をサプリメントで補うことはできるのだろうか。

国立健康・栄養研究所栄養情報担当者の浜田璋子さんは、「栄養素を摂取するという意味では同じだが、体への吸収率は異なる」と指摘する。

食事の場合、しっかりかんで食べるので体内に少しずつ入る。その上、平均約2時間かけて消化されて糖質やたんぱく質、ビタミンなどに分解され、腸からゆっくり吸収される。

一方、サプリメントは、特定の栄養素の塊が一度に体内に入るため、すべてを吸収できない。

浜田さんは「たとえば、レモン果汁50個分に相当する1000mgのビタミンCを、サプリメントを1回飲んで体にとり込んだ気になっても、せいぜい4分の1程度しか利用されていない」と話す。

また、野菜や果物には、ビタミンやミネラルなどの栄養素以外に、「ファイトケミカル」と呼ばれる非栄養素成分も多く含まれている。

これらの働きはまだ十分解明されていないが、その代表格であるポリフェノール類は、心臓病や動脈硬化予防に役立つのではないかと考えられている。

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なぜ食卓からミネラルが消えたのか

 

なぜ食卓からミネラルが消えたのか

http://beautyhealthy.web.fc2.com/minerarubusoku.html (引用)

日本人の食卓からミネラルが消えた理由は、大きく言うと2つあります。

一つは、食生活のスタイルが欧米風に変化してしまったことです。

以前の私達の食事内容は、お米が主食でした。

土中に含まれるミネラルをしっかり取り込んだお米を主食としていました。

さらに、野菜やイモ類も今とは比較にならないほど食べていました。

野菜といえば、いまは生野菜サラダが主流ですが、昔は煮たり茹でたりして食卓に並んだものです。

もともと、日本の土壌はミネラルが少ない土壌です。

ヨーロッパやアメリカの土壌と比較すると、土中のミネラル分は約三分の一から四分の一しかありません。

その理由は日本の土壌が火山灰からできていることと、急峻な地形です。

もともとミネラルの少ない火山灰の土壌から、雨水によってさらにミネラルが海に運び去られてしまうからです。

日本の水はミネラル分の少ない軟水ですが、それも同じ理由からきています。

ミネラルの少ない土壌で作られるお米や野菜は、当然、ミネラルの少ないお米や野菜になります。

しかし、昔の日本人はミネラル不足を量で補っていました。

野菜を茹でたり煮たりすればそれだけ多く食べられ、必要なミネラルが取れたのです。

そして、タンパク質源は主に魚でした。

”海はミネラルの宝庫”と言われるように、海水中には様々なミネラルが豊富に溶け込んでいます。

まだ、養殖技術も発達しておらず、食料にした魚類は自然の環境で成長したミネラルいっぱいの魚でした。

その魚もミネラル分の多い小魚を骨ごと食べていたものです。

このように、昔の食卓はミネラル豊富な食材が並びました。

しかし、現代の私達の食卓には、そうしたミネラル豊かな料理は少なくなりました。

もう一つの理由が、もっと重大かもしれません。

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土壌のミネラル不足(深刻!)

http://www.mobara.jp/nisimori/2/newpage75.index.html (引用)

植物にリン酸を十分に施しても マグネシウムが不足すると吸収が悪くなり、植物はうまく生長することができません。 … ミネラルを含んでいない野菜や果物をいくら食べても、身体のためにならないばかりか、 残留農薬によって病気にされてしまう危険性さえ含んで …

土壌ミネラル不足

農薬夜土壌の汚染は、さらに深刻な社会問題になっています。微生物の減少は、ミネラルの欠乏に直結します。
人間の存在に必要なミネラルを供給してくれる植物は、土からその栄養分を吸収します。植物には炭酸ガスと水と太陽光線だけがあればいいというわけではありません。植物の遺伝子は、ミネラルを必要とします。さらに植物の生命を支えるタンパク質は、ミネラルを触媒にしなければ生成されません。
植物は、根の先から根酸を出して土を溶かし、その中に含まれているミネラルを吸い上げて、

葉に送り込みます。そこではじめて、光合成が可能になるのです。またミネラルがイオン化されて水に溶けていれば、すぐに吸い上げることができます。
葉緑素にとって、マグネシウムはその中心となるミネラルです。植物は葉緑素の構成の中心にマグネシウムがあるために、緑色をしています。マグネシウムが欠乏すると葉緑素が減少して黄色くなり、光合成が衰えて糖類やデンプンが少なくなります。またマグネシウムは植物の酵素を活性化する触媒の働きもします。さらにリン酸吸収・運搬を助けます。植物にリン酸を十分に施しても   マグネシウムが不足すると吸収が悪くなり、植物はうまく生長することができません。 以前は、人糞や堆肥などの有機肥料を使用していましたから、ミネラルが合理的に循環していたのです。ところが化学肥料は、植物の三大栄養素である窒素、リン酸、カリウムを配合したものが大部分です。
しかし、今お話ししたマグネシウムのようなミネラルが入っていないと、植物はバランスとのとれた成長が出来なくなってしまうのです。
その上、殺虫剤や殺菌剤、除草剤、植物成長剤から殺鼠剤、その他さまざまな農薬が使われるようになり、生態系の物質循環に重要な働きをする微生物が殺されています。微生物の体内にはたっぷりとミネラルが含まれており、植物の成長に必要なミネラル・バランスを作り出すのです。    その微生物が死んでしまえば、農作物はミネラルが欠乏した空っぽの作物になってしまいます。

農作物を経済効率に基づいて大量生産するためには、それに見合った量の化学肥料を投入しなければなりません。また、大量の農薬を散布しなければなりません。店頭に並べられている農作物は、いかにもきれいで美味しそうですが、炭水化物もタンパク質も、脂肪もビタミンも、ミネラルも 不足した欠陥商品なのです。特に、微量元素のミネラルは、無いのと同じといってもよいほどの  欠陥商品なのです。

ミネラルを含んでいない野菜や果物をいくら食べても、身体のためにならないばかりか、      残留農薬によって病気にされてしまう危険性さえ含んでいます。
人類は食糧確保のために、農業技術を最優先して開発してきました。品種を改良し、窒素、    リン酸、カリウムを人工的に与えて育てる無機農法を開発し、最近では遺伝子組み換え作物まで作りだしています。
この、大量生産、大量供給の必要に迫られ、良かれと信じてきた近代農法には、実は大きな落とし穴があったのです。結果的に、先進国の人々に現代病をまん延させる原因を作ってしまったのです。 私たちが食べている野菜、穀物、その穀物を食べている家畜の肉に、微量元素がほとんど含まれなくなったという実態を、世界中の科学者が気付かなかったために、悲劇が起こっているのです。日本だけで、毎年60万人以上の人たちが、農業政策の間違いのために死んでいると言っても過言ではありません。 私たちは、効率的な社会を作りあげ、作物自体の遺伝子を使わないで実らせたり、葉を茂らせたりする無機農法の技術を開発して、ミネラル不足の農産物を大量に作り出すという大きな過ちを犯してしまったのです。

美味しい野菜には、うま味の要素のバロメータであるグルタミン酸、イノシン酸などのアミノ酸の量が関係しています。これらのアミノ酸の代謝にはミネラルが必要です。
日本の近代農法によって、野菜に含まれるミネラルは極端に少なくなっています。つまり、    アミノ酸を代謝できないうま味の失われた野菜になってしまっているのです。
下の表は、科学技術庁が2001年に発表した五訂食品標準成分表によるものですが、1952年と2001年の30年間の野菜に含まれる栄養素を比較したものです。
これを見るとほうれん草の場合は、この30年の間にビタミンAが約半分、ビタミンCが約四分の一、鉄分が約六分の一に減少していることがわかります。
リンゴを見ると、ここの30年の間に鉄分がほぼ無くなっているというありさまです。

野菜の栄養調査
栄養素 1952年 2001年 52/01年
ほうれん草 ビタミンA
ビタミンC
鉄分
8000
150
13
4200
35
2.0
52.5%
23.3%
15.4%
ニンジン ビタミンA
ビタミンC
鉄分
13500
10
2
9100
4
0.2
67.4%
40.0%
10.0%
トマト ビタミンA
ビタミンC
鉄分
400
5
52
540
0.2
26
135%
4.0%
50.0%
ミカン ビタミンA
ビタミンC
鉄分
2000
29
2
35
17
0.1
1.7%
58.6%
5.0%
リンゴ ビタミンA
ビタミンC
鉄分
10
5
2
21
4
Tr
210%
80.0%
0%

科学技術庁 五訂食品標準成分表より
1952年と2001年調査との比較

原因は明らかです。かつての有機農法が衰退した結果、土壌から有機物とミネラルがなくなり、  栄養のない空っぽの量産されるようになってしまったからです。
しかしそのことに気づきさえすれば、農業の軌道修正ができるはずです。              肥料に微量元素をイオン化させて混入させるなどの施策を行えばいいからです。
つまり、無機農法にミネラルの助けを加えることで有機農法に近づければ、問題を解決することは可能です。そのためには農林水産省が、肥料製造会社に微量元素を肥料に混ぜるように行政指導をするなどが必要となるでしょう。

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