がん治療と免疫
「がん」や「免疫」の情報があふれていますが、生命科学の原理に則って、一般常識とは違う話をつれづれにお伝えします。
http://ank-therapy.net/archives/624976.html より~
塩のお話 (1)
中間原料メーカーが沢山いるのです。
塩素は含まれていません。
有機化合物に塩素を付加する、というプロセスは、
医薬品でも農薬でも、非常に重要なステップであることが多いのです。
どうして塩素付加が重要かというのは、生体内で、即座に分解されない、
水溶性が増すので、結晶化により高純度に精製し易い、
また、水溶性にした方が尿として排出されやすい、化学反応性が
強くなるので、薬効(副作用も)が強くなる、別の物質と結合させる
中間物として使える、、、、 並べると、いくらでもあるのですが、
これ説明しても、おもしろくないですよね、やめましょう。
一方、塩素が付加されていると、土壌中など自然界では
分解されにくくなってしまいます。 また、廃棄物となったものを
という刺激的なタイトルで、医薬品のおよそ半分が、
服用されずに捨てられている、という統計が発表された時は
大騒ぎになりましたが、意外と、医薬品、また農薬も、
ゴミとして面倒な問題を起こしてきたのです。
独特の自然の中で、パッと開ける土地に入り、古代からの
塩田風景が広がる、、、 と思ったら、銀色に輝く塩素化反応塔が
目に入ります。ところで、細胞培養の培地にも「塩」が入ってます。
これ、普段、食する「塩」と同じではありません。
「赤穂の甘塩」はスーパーやファミレスに置いてありますが、
あれも、普段、食する「塩」と大差はありません。
伝統的製塩法で作った塩は、細胞培養の培地に使う「塩」に
近いものがあります。
塩に種類がある?
そうなんです。
塩を取りすぎると血圧が上がる、
というのは、天日塩を取りすぎた場合の話。
私は、塩をてんこ盛りにして舐めることもありますが、
全然、血圧なんか上がりません。
古代製塩の塩を舐めてるからです。