情報速報ドットコム

情報速報ドットコム

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-176.html より~

2013.07.09 10:06|カテゴリ:健康問題全般コメント(34)

間違いだらけの塩の常識 !高血圧に減塩は嘘!加工塩に隠された危険性と健康に良い本当の塩とは!?


o0370024512109539964.jpg
皆さんは御存知でしょうか?
現在販売されている塩の大半は化学的に精製が行われており「精製塩」という、人為的にかなり加工された塩であるということを。

この「精製塩」とは「天然塩」を塩水で洗い、微量ミネラルを取り除いた後に、溶解され真空蒸発缶という装置で結晶状にしたものです。
精製塩の99%以上が塩化ナトリウムで構成されており、原料は天然塩ですが、含まれている物質は「精製」という化学的製法により、天然塩とはまったくの別物になってしまったと言えるのです。
そのため、「精製塩」と「天然塩」とは雲泥の差があり、全く別の物質と思っていただいて間違いないほどの差があるのです。

塩には「精製塩」「天然塩」以外には、「再生塩」と呼ばれる塩もあり、塩はかなり多種多様な種類があるのです。

以下、塩の種類を整理してみました。

◎天然塩
天日塩、平釜塩、岩塩、湖塩に分類されます。
◎再生塩
海外から輸入した天然塩を洗った後に、ニガリなどを添加した物。
◎精製塩
先ほどの説明通り、精製されて99%が塩化ナトリウムになってしまった塩。

4352440257_a05c09a4c8.jpg

塩の種類はこのような感じなります。
ここで、注意しなければならないのが、精製塩ですね。
精製塩は冒頭でも説明したように、本来人間にとって必須なミネラル分(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)が殆ど取り除かれた塩化ナトリウム(Nacl)が99%以上含まれている塩なのです。
そのため、精製塩のとりすぎは病気のもとになる可能性が非常に高いので、注意が必要になります。

逆に言えば、天然の天日塩などは、市販の精製塩に比べて多少多く摂取しても、体に問題ないと言えるのです。

さらに言えば、天然塩にはミネラルやマグネシウムなど、人体が欲している物質が多数含まれていますので、ある程度の量の摂取は体に悪いどころか、非常に有益です!

元々、日本では非常に質の良い天然塩が多数採れていたのですが、太平洋戦争後にアメリカ軍がやってきて、日本の塩をほとんど規制してしまったのです。
その結果、民間で塩を作ると規制違反行為になってしまうため、何もできない状態が続き、天然塩を作る能力がほとんど無くなってしまいました。
今はそのような規制も無くなったのですが、アメリカ軍による規制のダメージは大きく、今尚、天然塩を作る能力が不足していると聞きます。

相変わらず、日本の問題点にはアメリカが関わっているということです。東電を設立したのも彼らですし、原発を日本に買わせる体制にしたのも彼らです。
今の憲法や法律も元は大半がアメリカが作成しましたし、日本に大量の在日朝鮮人を呼び込んだのもアメリカです。

話を元に戻しますが、世間で出回っている数多くの減塩商品にも注意してください。
塩の旨味を補うために、大量の化学調味料が使われているからです。
そして減塩のため保存性が悪くなるので、添加物も山ほど入ります。
そのため、減塩により発ガン性などが上昇している場合もあるので、要注意です。

それと、高血圧=塩犯人説は嘘なのでこちらも知っておくと良いでしょう。
以下に分かりやすく説明してくれている記事を以下にご紹介。

☆減塩、減塩、減塩は嘘だった高血圧、冷え性の方に必見情報!
URL http://ameblo.jp/sho-esute/entry-10584080231.html

☆根拠のない『高血圧=“塩”犯人説』は嘘!⇒年をとったら血圧は高くてもよい!
URL http://nariwaitomo2010.blog137.fc2.com/blog-entry-149.html

引用:
高血圧を予防するには、減塩食リンクがいいとの見解をよくメディアで流していましたが、それは、一面的な間違った見解。

塩をきちんと摂取することは健康を維持するために大切との見解が吉岡英介氏のサイトリンクに書かれていたので、以下に≪抜粋転載≫します。

「血圧は低い方がよい」という誤解が広まっています。
しかし血圧は必要です。

たとえばキリンは脳に血液を送るために高い血圧が必要です。血圧が下がったらキリンは死んでしまいます。

■年を取ると血圧が上がるのが自然
人には適正な血圧があります。
それは年をとるにつれて上昇します。

人は年を取ると血管が狭くなり血がドロッとしてきて血液が流れにくくなります。すると脳から血圧を上げよという指令が出て自律的に血圧が上がって血が流れるようになります。
これを自律神経の働きと言います。
脳の指令に従って血圧を上げられるのは、その人が健康である証拠です。

昔は適正血圧は年齢プラス90と言われていました。
つまり、
60才   60+90=150 mmHg
70才   70+90=160 mmHg
80才   80+90=170 mmHg
などです。

※しかし、現代日本の血圧専門医はこれを「古い考え」
だと切り捨てます。

患者 「血圧は年令+90くらいがいいと聞いたんですが・・・・・・」
医師 「あぁ、昔はそう言ったんですがね、それは古い考えですよ」

しかしそんなことはありません。

■フラミンガムでの長期大規模調査の結果

下のグラフは年令による血圧の変化です。
米国フラミンガム市で戦後すぐの1948年から50年以上にわたって行われた長期調査の結果で、世界的にも有名な大規模調査です。

年齢別グラフ:リンク
(中略)
「年齢別の血圧分布」は、たとえば神戸市なら神戸市で老若男女の何千人もの血圧を測定して、それを年齢別に並べると得られます。しかしそれは年齢別の分布ではあっても、一人の人の経年変化ではありません。

フラミンガム調査の大きな特徴は、50年以上わたって2000人以上の同じ人々を調査した結果だということです。つまりこのグラフは、人の血圧は50年の加齢とともにどう変化するか、という経年変化を何千人もの実例で示しています。

★このグラフは、人間という生き物の加齢による自然な血圧の変化を明確に示しています。

血圧の絶対値には民族や生活習慣の差があるのでしょうが、このグラフから、人は年令とともに血圧が上がることがはっきりと分かります。

85才での平均血圧は160を越えていて、それでみんな生きている

のです。これらの人々は老化により血流が悪くなって血圧を上げる必要が生じ、それに体が正しく反応して血圧を上げることが出来て、長生きしてきたのです。

これが人間の自然で正常な姿なのです。
:引用終了

☆「高血圧に減塩」は嘘
URL http://www.long-life.net/new_page_1121.html

引用:
東北地方には、漬物や塩鮭をたくさん食べる習慣がある。だから高血圧で亡くなる人が日本で1番多い。そんな話をよく耳にします。これは本当の話でしょうか。

東北地方に高血圧で亡くなる人が多いのは事実です。異常と呼べるほど多いわけではないが、他地域と比べれば多い。塩分の摂り過ぎが高血圧につながる、というのも全く嘘ではありません。

塩にはナトリウムが含まれていて、ナトリウムには体内の水分を保持する作用があります。塩を沢山摂れば、「体内に保持された水分」は増え、結果として血流量も増えて血管が受ける圧力が大きくなります。これが塩分の摂り過ぎが高血圧を招くメカニズムです。しかし、「東北地方の食生活」と「塩分の摂り過ぎが高血圧につながる」という2つのファクターには、密接した関係はないと言えます。

塩分の摂り過ぎによって高血圧になる人は、高血圧患者の約1~2%に過ぎません(高血圧患者のおよそ9割は原因の特定できない「本態性高血圧」)。ご飯にソースをかけて食べる、といった習慣があるのなら、これは改めるべきでしょう。

しかし、健康な人であれば、身体に不要な塩分は尿と共に排出されます。排出機能がきちんと働いているのなら、あえて「減塩」をする必要はないのです。余分な塩分を排出する為には、カリウムが有効です。カリウムは、リンゴやバナナ、 メロンなどの果物に豊富に含まれているから、塩辛いものが特に好きな人はこうした果物を積極的ニ摂るべき。

東北地方の中で、高血圧で亡くなる人が最も少ないのは青森県です。これは青森はリンゴの消費量が多いという事実と無関係ではないでしょう。

細胞の形を維持するのも、体液の総量を調整するのも、ナトリウム、つまり塩です。腎臓が尿を作る際も、塩は極めて重要な役割を果たします。筋肉の収縮を助ける。胃液などの成分となって働く、等と言ったことも塩の仕事。塩は生存に不可欠のものであり、過度の減塩は健康を害するものなのです。

「減塩すれば病気にならない」などと考えてはいけません。高血圧の原因は塩分の取り過ぎにあると言うことが指摘され、医療機関や行政などが「減塩指導」を初めてから、40年ほど過ぎています。

結果、日本人の塩の摂取量は大きく減りました。しかし、にもかかわらず、高血圧患者は減っていません。現在、日本には高血圧患者がおよそ3000万人いるのです。
「高血圧には減塩」と言うことが短絡的な発想であるのは、この事実からも明らかでしょう。
✶健康であれば、むしろ「塩分の控え過ぎ」に注意すべき
:引用終了

前にも紹介しましたが、塩は放射能対策にもなるらしいという話がありますが、この放射能に良いとされる塩は「天然塩」のようなのです。
ですので、放射能対策の面からも、これを機会に是非とも天然塩を食べてみてはいかがでしょうか?
(注意:市販の「天然」を掲げている塩の大半が精製、加工された塩なので注意です。購入する前には調べた方がよいです)

塩を変えれば体は良くなる! ?:間違いだらけの塩の常識

カンホアの塩(石臼挽き/500g)<天日塩> [その他]

カンホアの塩 【粉末(石臼挽き】 500g 【食用天然海水塩・おいしいもの特選品】【いまじん】

NHK「地球いちばん」で紹介!インカの天日塩(500g)

粟国の塩 500g

本来のMg不足は万病の元です。

詳細は

クリックしてください!

http://www.nattoukin.jp/mg%20magunesiyumu.htm より~

マグネシウム

マグネシウムが欠乏すると カルシウム過剰は逆効果
循環器病と深い関係 心臓にも影響
マグネシウムをどれだけとっているか マグネシウムも骨の主役
ミネラルのバランスを 和食材が適切

マグネシウムは成人で体内に約30gあり、その70%は骨に含まれる
・筋肉、脳、神経にも存在する

生理作用
・刺激による筋肉の興奮性を高める
・刺激による神経の興奮性を低める
・ある種の酵素の作用を活性化する

欠乏症状
・血管が拡張して過度に充血し、心悸亢進をおこす
・神経が興奮しやすくなる

主な含有食品

小麦胚芽、アーモンド、そば、ピーナッツ、豆腐、玄米、ほうれんそう、小エビ、
スイートコーン アルファルファ

日本人の栄養所要量
260 ミリグラム
・ストレスで失いやすく不足する場合がある

 マグネシウムが欠乏すると

・震えや筋肉のけいれんが起きる

・気分がめいる・抑うつ症・不安感・錯乱などの異常

・ガン・老化・糖尿病の網膜症

・腎症などの血管障害動脈硬化

・心筋梗塞や脳卒中

・喘息・気管支炎・肺気腫

 

マグネシウムが不足すると、心臓病の危険が高くなるだけでなく、高血圧の誘発や不整脈の発生にもつながります。

またマグネシウムは生体内の色々な酵素やホルモンの働きに関与しているので欠乏すると神経の興奮性が高まり、震えや筋肉のけいれんが起きます。

気分がめいる・抑うつ症・不安感・錯乱などの異常も起こします。このほか、ガン・老化・糖尿病の網膜症や腎症などの血管障害の原因にもなっています。

 循環器病と深い関係

日本では従来からミネラル類のうちカルシウムだけを重要視する傾向があります。食生活の改善もこの面だけが強調され、マグネシウムの摂取はほとんど無視されてきています。食生活を改めてもう一度見直す時期にきています。

マグネシウムが私達の生体に必要な重要ミネラルとして注目を集めています。マグネシウムが不足すると心臓病や高血圧などにかかる危険が高く、しかもカルシウムとマグネシウムを摂取するバランスもきわめて重要であることが分かってきました。

1978年フィンランドのカルパーネン博士は、具体的にこの事実を示しています。食事中のカルシウムの総量をマグネシウムの総量で割り、その値をカルシウム対マグネシウム比としました。

この比率と狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患の年間死亡率(人口10万対)との関係を国別グラフにすると『比率が高い程死亡率が高い』と出ています。
『カルシウムに比べてマグネシウムの摂取量が少ないと、心臓病で死ぬ危険率が高い』ことになります。

 

 マグネシウムと健康

食生活の関係を研究している京都大学糸川教授は、日本人の食生活は年々欧米化しており、カルシウムとマグネシウムの比率も、最近はカルパーネ博士の値よりもっと高くなってきていると説明しています。

ではその比率はどれくらいが適当だろうか、糸川教授によるとマグネシウムはカルシウムの半分以上は必要だと言われています。日本人成人のカルシウムの所要量を1日600ミリグラムとするとマグネシウムは300ミリグラム必要となります。

 

 なぜマグネシウムとカルシウムのバランスが大切なのか

高血圧から動脈硬化へと症状が進むと、カルシウムを取り込んだ細胞が死んで動脈内に沈着します。それが血液の循環を悪くし、心筋梗塞につながります。

マグネシウムはこのカルシウムの沈着も防ぎ更にマグネシウムはカルシウムが血管を収縮させようとするのを防ぎ、血管を広げる作用もあります。

マグネシウムはなんとかして血液の循環の流れをよくしようとします。カルシウムを多くとればマグネシウムもかなりとる必要があるのです。

 

 ビタミン・ミネラルのバランスを

食べ物から摂取されたビタミンやミネラルは、それぞれの釣り合いがとれて相互に協力し、初めて完全な作用を発揮します。ミネラルはビタミンの働きをよくし、生体の機能維持に無くてはならないもので、特に血液や骨の生産に欠かせません。

徴量元素は酵素やホルモンなどの成分となったり、それらの活性を高める主要な作用を持っています。私達の食事には、ミネラル・徴量元素・ビタミン・蛋白質・脂肪・炭水化物などバランスよく整っていることが大切です。

これらのバランスが崩れると体調が悪くなり、そのまま進行すれば病気となります。日頃私達の食生活で不足しがちなミネラル・徴量元素及びビタミンを自然界のバランスでお届けできる最適の補助食品それがアルファルファです。

 マグネシウムを、どれくらいとっているか

糸川教授が都市型食生活の京都市内と、農漁村型食生活のマグネシウムの摂取量を調べたところ、農漁村型の方がマグネシウムを多くとっていることが分かっています。

『都市型食生活は加工、冷凍食品が多いのが原因で、特に都市の女子大生は、1日200ミリグラム以下がほとんどで、危険信号です』と警告しています。

インスタント食品、加工食品の増加でマグネシウムの摂取量が少なくなった』という報告があります。日々の食生活の中でバランスのとれた食事を心がける必要があります。

昨今では、食生活が豊かになり、栄養のバランスを意識しなくなっただけでなく、特に便利さと美味の加工食品や動物食品を偏食しやすくなり、昔ながらの穀類や野菜中心の食事が敬遠されてきています。

そのためカロリー栄養素の過剰、ビタミン、ミネラル、徴量元素の栄養欠乏が起こり、様々な病一気の原因となっています。
『1日30種類の食品を』と厚生省は呼びかけていますが、緑黄色野菜を充分補給することにより、バランスのとれた食事に改善することができます。

不足分は出来る限り「食物」でとりたいのですが、食物からだけでは充分に補えないところがあり一栄養補助食品などの利用は、家族全員の健康管理を預かる主婦の知恵ではないでしょうか。

新聞記事より

 ミネラルマグネシウムも骨の主役

東京朝日7月2日

日本人に足りないミネラル(微量栄養素)といえば、カルシウムと永らく言われてきました。骨がもろくなる骨そしょう症予防などのために摂取が強調され、牛乳やカルシウム強化食品の普及が進みました。

しかし、最近、専門家の間ではむしろ、取りすぎが懸念され、逆に、足りていると思われてきたマグネシウムの不足が指摘されています。健康な骨に欠かせない、ミネラルのバランスを考えてみませんか。(編集委員・田辺功)

「しっかりした骨を作るにはカルシウムだけではだめ。マグネシウムも重要」と、国立健康・栄養研究所の江指隆年・応用食品部長はいう。マグネシウムは三大主要成分のカルシウム、たんぱく質、リンに続く骨の重要成分だ。

ビタミンC、D、K、亜鉛、鉄などと同様、骨を作る過程でも動いている。とくにビタミンDを体が利用できる活性型に変えるのに不可欠で、不足は骨そしょう症を招く。

日本人は、野菜や穀物、豆、魚、海藻など。に多いマグネシウムが不足するはずはない、と考えられてきた。ころが戦後、食事の欧風化や精白度の高い殻類が取られるようになって、マグネシウムは減り、不足がちになっている、と江指さん。精白後のマグネシウムは、米では七割減、小麦で九割滅になる。

 

 カルシウム過剰は逆効果

一方、カルシウム摂取量は増えてきた。国民栄養調査によると、厚生省が定めた日本人のカルシウム所要量(成人1日当たり600mg)に比べてまだ数十mg少ないが、これには水からのカルシウムが含まれていない。東京農大名誉教授(栄養学)の五島孜郎さんたちは1993年、東京都23区の水道水を分析した。

1リットル中のカルシウムは平均10.7mgだった。炊飯や料理、飲み水で少なく。とも1日3リットルは使うので、1人30mg以上は補え、カルシウム不足はほぼ解消されたといえる、という。五島さんは「逆に過剰を警戒し始める時期かも」と指摘、特に『骨そしょう症を気にして、牛乳やカルシウム補充食品を特別多く取る人は過剰の危険がある」と注意を促す。

カルシウムだけが多いと、骨が作られる際に鉄やマグネシウムが。使われにくくなることが動物実験でわかっており、骨の生育が悪くなると考えられている。

  心臓にも影響

骨だけではない。心臓病でも、カルシウムとマグネシウムのバランスは注目されている。糸川嘉則・京都大名誉教授(衛生学)によると、欧州の研究者が、カルシウムとマグネシウムの比と心筋こうそくや狭心症。の死亡率が関連すると指摘した。

カルシウムをマグネシウムの4倍取るフィンランド、3倍強の米国やオランダ、2倍の旧ユーゴスラビアなどの順に死亡率は下がる。日本人のマグネシウムの目標摂取量は成人でカルシウムの半分だ。から、その通りなら2倍で、心配は少ない。

ところが、マグネシウム不足。カルシウムが過剰気味だと話は違ってくる。マグネシウムが細胞膜から出入りするのを調節する。マグネシウム不足で、カルシウムが細胞内で余分になると細胞の機能が値下、心筋こうそくなどにつながる。このほか、マグネシウム不足は大腸がんを招くとの研究もある。

骨に話を戻すと、カルシウムだけでなく、リンが多すぎても、骨の生育は悪くなる。五島さんによれは、日本人のリン摂取量は成人で1日1200mgから1300mgそれが2000mgを越すと、副甲状腺の機能を高める。

すると、副甲状せんホルモンが血液中のカルシウム量を増やす指令を出し、骨のルシゥムが血管に流れ、腎臓にカルシウムが沈着する。腎機能が悪化、ビタミンDの活性化がしにくくなり、骨の生成を邪魔することになる。

 和食材が適切

「結局、3つのミネラルバランスをよくする食事がかぎ」と江指さん。リンは不足することは少ないので、カルシウムが多い乳製品や卵、魚介類と同時にマグネシウムが多い野菜や海藻などを上手に取る必要がある、という。

江指さんらは食品標準成分表から比較的カルシウム量が多く、かつミネラルバランスのよい食品を選んだ。カルシウム/マグネシウムが1から3程度、リン/カルシウムが2以下などの条件に合ったのは約1600食品のうち35食品だけだった。

その主なものは、豆腐、海藻、大豆、菜っ葉類などほとんどが和食によく使われる材料だった。