日向とうきの成分

ヒュウガトウキ(日本山人参)とは?

http://hyugatoki.com/about2.html より~

阿蘇山の溶岩+光合成ビタミン

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ヒュウガトウキは和名、日本山人参は俗名です。

根を引っこ抜いた姿・形が朝鮮人参に似ていることから、日本山人参とも呼ばれています。

昔はヒュウガトウキ(日本山人参)は、イヌトウキ(日本山人参)と呼ばれていました。

ところが、その後の研究・調査の結果、ヒュウガトウキ(日本山人参)とイヌトウキ(日本山人参)は違う種であることが判明しました。

ヒュウガトウキ(日本山人参)は絶滅危惧種

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ヒュウガトウキ(日本山人参)は、九州の大分、宮崎、熊本の県境に自生しています。

環境庁に絶滅危惧種に指定された希少な植物がヒュウガトウキ(日本山人参)です。

朝霧が深くて陽の当たらない北向きの断崖絶壁に自生しています。

岩肌の割れ目に根を張り、ミネラル分たっぷりの栄養成分を吸い上げているのです。

ヒュウガトウキがいま注目の訳

いま注目!
ヒュウガトウキ(日本山人参)がいま注目されている訳は、ヒュウガトウキが豊富なビタミン・ミネラルの他、「YN-1」「イソプテリキシン」「アオノマリン」といった特殊な有機化合物を含んでいるからです。

ヒュウガトウキの根の方は、医薬品認定(医薬発第1115003号)されています。

その後、ヒュウガトウキ(日本山人参)の研究が進み、ヒュウガトウキ(日本山人参)の葉に特殊な有機化合物が含まれていることが判明しました。

「YN-1」という成分が、根以上にたくさん含まれていることがわかり、注目を浴びているのです。

ただ有機化合物は未解明な部分も多く、今も全容解明に向けて研究が進められています。

ヒュウガトウキ(日本山人参)の歴史

ninjinヒュウガトウキは、江戸時代、薩摩藩の霧島・高千穂地方の領民が、その効能の高さから「神の草」として栽培し利用していました。

戦国時代が終り江戸時代になると徳川家康を初め各諸大名は不老不死の秘薬を探し求める様になり、また薩摩藩島津氏においては無病息災の薬として珍重され門外不出の秘薬であったと考えられます。

真意のほどはわかりませんが、秦の始皇帝の命を受けて、徐福が探し求めていた不老長寿の薬草ではないか?という噂もあります。

歴史的ないい伝えからみても、希少価値の高い魅力的な植物であるというのは間違いない事実です。

門外不出のため、その存在は近年まで一部の地域住民にしか知られていませんでした。

しかし、近年「ヒュウガトウキ(日本山人参)」が健康食品やサプリメントとして注目されるようになりました。

そして、宮崎大学農学部、愛媛大学医学部、九州大学医学部卒水野博士をはじめ多くの研究グループによって、ヒュウガトウキ(日本山人参)に関する研究成果が「和漢医薬学会」や「日本生薬学会」などで発表されています。

ヒュウガトウキとイヌトウキ、朝鮮人参との違い

違い
これまでヒュウガトウキ(日本山人参)はイヌトウキ(日本山人参)と誤認され、生薬系の学会や健康雑誌にもイヌトウキ(日本山人参)として紹介されてきました。

それは、日本植物分類学の父である牧野富太郎博士が、江戸時代ウヅと呼ばれていた日本山人参をはじめにイヌトウキと定義づけされたからです。

しかし1971年、北川政夫氏によってウヅは、イヌトウキとは異なる新種で、ヒュウガトウキと正式に発表されました。

ヒュウガトウキ(日本山人参)もイヌトウキ(日本山人参)もセリ科の植物で非常に似通ってはいます。

しかしイヌトウキ(日本山人参)はおもに和歌山や四国に自生しています。

それに対し、ヒュウガトウキ(日本山人参)は、宮崎、大分、熊本の県境に自生して生活環境も異なっています。

そして葉の形や色をはじめ成分などが異なっていることもわかったのです。

ヒュウガトウキとイヌトウキは「YN-1」の含有量で区分できる

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1995年の日本薬学界において、大阪薬大と日本薬草研の研究チームによる「クマリン類を指標にしたセリ科生薬の分類」についての発表がありました。

当時九州地方で薬用とされていたヤマニンジンはイヌトウキ(日本山人参)ではなく、ヒュウガトウキ(日本山人参)の成分に限りなく近いことが明らかになりました。

両者の間には共通の成分は認められたものの、そのとき大きな差を見せたのがイソエポキシプテリキシン(英語名称YN-1)の含有量でした。

YN-1はヒュウガトウキ(日本山人参)を決定づける特殊な有機化合物だと判明したのです。

そして、現在も研究が進められています。

ヒュウガトウキはセリ科、朝鮮人参はウコギ科


ヒュウガトウキ(日本山人参)は、セリ科のシシウド属に属します。

それに対し、朝鮮人参(高麗人参)はウコギ科のトチバニンジン属に属します。

ヒュウガトウキ(日本山人参)は日本固有の希少植物で、朝鮮人参(高麗人参)とは全く種類が違います。

ヒュウガトウキ(日本山人参)がどうして日本山人参(ニホンヤマニンジン)と呼ばれるようになったのかは不明です。

おそらく根っこごと引っこ抜いた姿が朝鮮人参(高麗人参)のようで朝鮮人参(高麗人参)と勘違いされた歴史的経過もあって、日本山人参(にほんやまにんじん)と呼ばれるようになったと思われます。

純正日本山人参の成分詳細

純正日本山人参ティーバッグ
純正 日本山人参(ヒュウガトウキ)は、栄養素がたっぷりで、特にカリウム(2500mg)、カルシウム(1900mg)、ビタミンE(18.4mg)の含有量は飛び抜けています。

また今話題のコエンザイムQ10など35種類以上のビタミン・ミネラルが豊富にバランス良く含まれています。

最近の日本人の栄養調査を見ると、一致して指摘されている点は、「ほとんどの栄養素は必要量を満たしているのに、カルシウムだけが不足している」ということです。

カルシウム不足は老年期に入ってから骨粗鬆になるばかりでなく、若年層でも骨がもろくなって骨折しやすくなります。

カルシウムの必要量は1日600mgとされ、この1,5~2倍を摂ることが推奨されています。

このようにカルシウムひとつとっても、純正 日本山人参(ヒュウガトウキ)は現代人に必要な栄養素をバランスよく含んでいるのです。

ヒュウガトウキ(日本山人参)の秘密は今注目のYN-1

yn1ヒュウガトウキ(日本山人参)を構成する有機化合物は4つ発見されています。

その中でも特に有機化合物YN-1が、ヒュウガトウキの主翼を担う特殊な有機化合物として脚光を浴びています。

ヒュウガトウキ(日本山人参)の熟成葉に有機化合物YN-1が大量に含まれていることがわかっています。

日本山人参茶ティーバッグ 栄養成分表示 ( 標準100gあたり)
エネルギー 372kcal ビタミンK 890μg
水分 3.4g ビタミンB1 0.03mg
たんぱく質 11.1g ビタミンB2 0.59mg
脂質 5.2g ナイアシン 4.4mg
炭水化物 70.3g ビタミンB6 0.46mg
灰分 10.0g ビタミンB12 0.29μg
ナトリウム 2mg 葉酸 51μg
カリウム 2500mg パントテン酸 0.83mg
カルシウム 1900mg ビタミンC 2mg
マグネシウム 130mg セレン 0.03ppm
リン 200mg コエンザイムQ10 3.2mg
50.4mg ヒドロキシプロリン 0.14g
亜鉛 3.0mg 総フェルラ酸 34mg
0.79mg ケイ素 2,040ppm
ビタミンA
α-カロテン 14μg β-カロテン 3000μg
クリプトキサンチン 40μg β-カロテン当量 3000μg
レチノール当量 250μg / /
ビタミンE
α-トコフェロール 15.5mg β-トコフェロール 1.1mg
γ-トコフェロール 0.4mg δ-トコフェロール 1.4mg

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日向とうきの注意点

http://fertile.jp/yamatohyuga/hyugatohki/chui.html より~

ヒュウガトウキの注意点

ヒュウガトウキが効能として認められているものに

 

・免疫力増強
・抗がん作用
・肝障害改善
・性機能改善
・アレルギー改善
・糖尿病改善
・高血圧改善
・血行促進
・抗酸化作用

 

があります。

 

この様に見ると、万能薬のように思えますが、気を付けなれば
ならないことがあります。
それは「腎臓」について挙がっていないことです。

 

ヒュウガトウキには、糖尿病の改善効果のほかに、塩分の排出効果が
あります。
腎臓病の方は塩分の摂取を制限されていることから、糖尿と腎臓
に同時に持病がある方にはたいへん効果的に思えますが、
そうではありません。

 

腎臓に持病がある方は、カリウムの摂取も制限されている筈です。

 

カリウムは体に必要なミネラル分で、塩分の排出を促すことから、
腎臓病の患者さんに有効なように思えます。
しかし、本来尿として排出される余分なカリウムが、上手く
排出されないのが腎臓病の患者さんです。

 

ヒュウガトウキは、このカリウムの含有量が非常に多いため、
人工透析を受けている方は摂取することができません。

 

人工透析

 

また、腎臓のお薬を服用なさっている方や、食事療法を
なさっている方は、お医者さんに相談する必要があります。
体内に大量のカリウムが残ると、心停止の原因となる事から、
これだけは守って頂きたいことです。

 

糖尿病と腎臓病では食事の内容については共通する部分と、
相反する部分があります。
糖尿病に効果があるからと言って、カリウムを多く含む
食品を採ることは控えなければならないのです。

 

かかりつけの病院の管理栄養士さんに相談してみてください。

 

でも、そんな不安がない方は、
ヒュウガトウキを美味しくご愛用ください

日向とうき 水野修一先生 本

日本山人参【ヒユウガトウキ】

成人病予防  日本山人参【ヒュウガトウキ】

研究所長 福田義人 090-4419-6964

水野修一先生の最新の著書「不老長寿の神草 ヒュウガトウキ」によると、現在まで次のような13の効果・効能が判明したとのことです。

1.ノルアドレナリンの活性を阻害する。
ノルアドレナリンについては、「40代からのストレス解消方法~キーワードはノルアドレナリン?」 を参照してください。

2.一酸化窒素の消去作用がある。

3.ロイトコルエンB4、C4の活性を抑制する
「気管支喘息やアトピー、リウマチ等の・・・」 のブログ記事をご覧ください。

4.アンジテオシン変換酵素の活性を阻害する。
アンジオテンシン変換酵素については、「アンジオテンシン変換酵素とは」 を参照してください。

5.血小板凝集抑制作用がある。

6.末梢でのインスリン活性を高める。

7.アルドース還元酵素阻害作用がある。
アルドース還元酵素とは を参照してください。

8.過酸化脂質の蓄積を阻害する。
過酸化脂質は「過酸化脂質」 ってを参照してください。

9.幹細胞内の中性脂肪の代謝を促進し、肝臓内の脂肪蓄積を抑制する。

10.発ガンプロモーターの抑制作用がある。

11.NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる。

12.ガン組織より出るとされる、トキソホルモンの活性を阻害する。

13.男性ホルモンの活性化作用がある。

その他にも、いくつかの効果・効能が検討されているというのですから、唖然としてしまいます。
健康茶日本山人参(ヒュウガトウキ)と効果・効能がよく似たものに高麗人参があります。

でも、その効果効能の決定的な違いは、高麗人参が血圧を上げるのに対して、健康茶日本山人参(ヒュウガトウキ)は血圧を下げる作用があることです。
この差は、とても大きいのではと思います。

ヒュウガトウキのすべて

子育てを終えた主婦に糖尿病の恐怖とは?

子育てを終えた主婦に糖尿病の恐怖とは?

http://ketuatusagetai.com/tounyoubyou/ より~

食事制限中の女性子育てを終えた主婦に糖尿病が多いという驚きの事実を、あなたはご存知でしたか?

 

日本国民の約5人に1人が糖尿病かその予備群です。

 

糖尿病は、ご飯、パン、イモ類などやお菓子などの甘いものに
多く含まれる糖質が主な原因です。

 

そして、体内に取り込まれた糖をうまく利用できないと、血液中の糖が溢れ高血糖状態になってしまいます。

 

これが、いわゆる糖尿病です。

日本山人参(ヒュウガトウキ)の奇跡

 

 日本山人参(ヒュウガトウキ)の奇跡

症状が進行すると失明したり、足が壊死したりするなど、極めて恐ろしい症状を引き起こします。

 

あなたも写真のようには、なりたくないですよね!

なぜ子育てを終えた主婦に糖尿病が急増しているのか?

日本山人参(ヒュウガトウキ)の奇跡

子育てを終えた主婦に糖尿病が多いと指摘しているのは、しんクリニックの内科医辛浩基先生です。

 

子育てを終えると暇になって、テレビを見ながらお菓子を食べたりするため、ぽっちゃり型の主婦が増えているというのです。

 

太ってきて、肝臓などに脂肪が貯まると、インスリンの効きを悪くする物質が分泌され、血糖値が下がりにくくなるのです。

 

それで、太ってぽっちゃり型になってしまうと、糖尿病になりやすいというワケです。

 

また、主婦の方は糖尿病に気づいた時には、かなり重症化してることが多いといいます。

それは、人間ドックや健康診断の機会が非常にすくないからです。

 

糖尿病の意外な初期症状とは?

歯周病

2型糖尿病は、症状がかなり進行していても、なかなか自覚できにくいものです。

でも、意外な初期症状が出ることがあります。

それは、歯周病や膀胱炎みたいな細菌感染症に対しても大きな影響を与えているのです。

 

あなたのその歯周病や膀胱炎!
ひょっとしたら、糖尿病が原因ではありませんか?

 

また、夜中に3回以上トイレに行く人も注意が必要です。
血糖値が高くなると、血糖のブドウ糖を尿として排出するため、
多尿・頻尿になるのです。

 

糖尿病かどうかの簡単なチェック方法

糖尿病かどうかのチェック方法は、尿糖試験紙で簡単に調べることができます。

食後1~2時間の尿を尿糖試験紙かけて、色が黄色から緑色に変わってくるようであれば糖尿病の可能性があるということです。

 

尿糖試験紙は薬局やドラッグストアで販売していますので、上のような症状がある人は、一度調べてみるといいです。

 

糖尿病と高血圧がお互いに影響し合うと超怖い!!

ガン治療

さらに、40代以降は次第に血圧も上がってきます。

それで糖尿病になったら、まず血圧もチェックする必要があります。

糖尿病患者の約4割~6割の人が高血圧も併せ持っているのです。

 

高血圧も糖尿病も、最初は何の自覚症状もないまま進行しますが、お互いに影響し合ってさまざまな合併症を引き起こす危険性が高まるのです。

高血圧と糖尿病が影響し合うと、高血圧が糖尿病を悪化させ、さらに糖尿病が高血圧を悪化させるという悪循環に陥ってしまいます。

 

そうなると、動脈硬化が進みやすくなり、脳卒中や心臓病などの死に至る病気になる危険性が高まります。

 

また血圧が高いと、糖尿病の合併症である糖尿病性腎症や網膜症も急速に進みます。

 

心臓病や脳血管疾患発症の危険性も、高血圧と糖尿病の両方を併せ持っている人はそうでない人に比べ数倍も高まります。

 

そういう点では、薬草 日本山人参(ヒュウガトウキ)は、高血圧にも高血糖値にも効果的に働きますから、あなたの力強い味方になってくれます。

ヒュウガトウキ(日本山人参)とは?

 

血糖コントロールに苦しんでいるあなたに日本山人参(ヒュウガトウキ)を!

日本山人参(ヒュウガトウキ)の奇跡

糖尿病いう病気は一度その症状が出たら治る病気ではありませんが、血糖コントロールさえうまくいけば、普通の生活をおくれます。

 

ただ薬を飲んでもなかなか血糖値が改善せず、血糖コントロールに苦しんでいる人も多いようです。

 

でも心配はいりません。

 

日本山人参草ヒュウガトウキ)を服用したら、各種臨床テストの結果、血糖コントロールが速やかに、かつ完全にうまくいくことが多ったという事例が報告されているのです。

下記の実施検証事例をご覧ください。

 

糖尿病で何故手足がしびれるのか?

痺れ、痛み

人が糖尿病状態となって血糖値の高い状態ー血糖コントロールがうまくいかない状態が続くと、神経血管内皮細胞および周囲細胞内でアルドース還元酵素が働いて、抹消神経内にソルビトールが蓄積し、神経組織が変性を起こしてきます。

 

その結果、自覚症状としてはとくに四肢のしびれ感や、ジンジンする痛みが出現し、検査所見としては神経伝導速度の遅延や振動覚の低下が見られるようになります。

 

すなわち、明らかな抹消神経阻害が証明されるのです。

 

ここでアルドース還元酵素の働きを抑制すれば、グルコースからソルビトールへの変換が抑制され、高血糖の結果起こる糖尿病性抹消神経障害を防ぐことができるというわけです。

 

現代医薬品でも、十数年前からアルドース還元酵素阻害剤が開発され、すでに臨床応用されています。

漢方薬のなかにも同じ作用をもつ漢方が知られています。

 

日本山人参(ヒュウガトウキ)には「末梢神経にソルビトールが蓄積するのを防止する物質」「インシュリン活性を高める物質」が含まれています。

 

それで、手足のしびれの改善はもちろんのこと、お医者さんもびっくりするほどの血糖改善がみられる場合が多いのです。

 

ヒュウガトウキの糖尿病に関する実施検証事例

ヒュウガトウキの糖尿病に関する実施検証事例は下記のブログより確認することができます。

糖尿病の専門医もビックリ~血糖値の改善事例!

糖尿病の診断が間違っていたのかなあ・・・・

糖尿病性の下肢動脈閉塞症の疼痛のひどい患者が劇的に改善した治療法とは?

 

【健康茶(薬草茶)の関連記事】

 

 

もしお聞きしたいことや悩み等がありましたら、なんでもお気軽にご連絡ください。私に残された人生、
あなたの健康と幸せのために、少しでもお役に立てたらと思っています。

アルドース還元酵素とは

アルドース還元酵素とは | 40代主婦日本山人参

 

2015/11/23 – アルドース還元酵素は、神経内でグルコースからソルビトールを合成するポリオール代謝の速さを律する酵素です。 通常のポリオール代謝経路では、下記のようにソルビトールは果糖(フルクトース)として無害化され体外に排出されています。

アルドース還元酵素は、神経内でグルコースからソルビトールを合成するポリオール代謝の速さを律する酵素です。

通常のポリオール代謝経路では、下記のようにソルビトールは果糖(フルクトース)として無害化され体外に排出されています。

【ブドウ糖→アルドース還元酵素の作用によって→ソルビトール→ソルビトール脱水酵素→果糖(体外へ排出=無害化)】

 

ところが、人が糖尿病状態となって血糖値の高い状態が続くと、上のポリオール代謝経路におけるソルビトール脱水酵素の働きが追いつかず、末梢神経組織内にソルビトールが蓄積し、神経組織が変性を起こしてきます。

ソルビトールが蓄積すると

手足の痺れ

ソルビトールが蓄積すると、自覚症状としてはとくに両手・両足の痺れ感や、ジンジンする痛みが現れます。

検査所見としては神経伝導速度の遅延や振動覚の低下が見られるようになります。

すなわち、明らかな抹消神経障害が証明されるのです。

 

ここでアルドース還元酵素の働きを抑制すれば、グルコースからソルビトールへの変換が抑制され、高血糖の結果起こる糖尿病性神経障害を防ぐことができるというわけです。

 

なお、食品保存料として使用されるソルビトールは体内での蓄積作用の心配がなく、安全な食品添加物として用いられています。

 

アルドース還元酵素阻害剤

現代医薬品でもアルドース還元酵素阻害剤が開発されています。

アルドース還元酵素阻害剤は、ブドウ糖のソルビトールへの移行を抑え、ソルビトールの蓄積を予防する作用が有ります。

 

しかしながら、アルドース還元酵素阻害剤は、副作用が強く問題の多い薬です。

特に腎毒性など安全性に問題があることから、現在は余り利用されていません。

 

漢方薬では?

ヒュウガトウキという薬草以外では、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)という漢方薬に、アルドース還元酵素阻害剤と同じ作用をもつことが知られています。

牛車腎気丸

 

但し、注意が必要

ときに医者に内緒でこっそり漢方薬を服用し、糖尿病にともなう口の渇きや手足の痺れ感などがすっかり消えてしまうことがあります。

そうなるとその患者さんは、自分の病気がすっかり治ってしまったと錯覚して、食事療法を勝手にやめてしまうことがあるのです。

 

その結果、次に自覚症状が出た時には、非常に悪くなってしまうのです。

そういうことから糖尿病の専門医の中には漢方薬を目の敵にしている医者もいるのです。

日向当帰の生産地 – 高千穂郷日向当帰研究会公式サイト

 

日向当帰とは

日向当帰はセリ科の植物で学名は“Angelica Furcijuga Kitagawa”。Angelicは天使のAngelsに由来し、かつて日向当帰は強心剤として用いられたこともあり、死者をも蘇らせると言われていました。

日本では、日向当帰は「神の草」と呼ばれ、旧薩摩藩の住民が無病息災の民間薬として愛用していたことが分かっています。

現在、日向当帰の根は医薬品に認定されていますが、日向当帰の葉にも素晴らしい成分が含まれていることが判り、健康食品やサプリメントとして注目され、いくつかの大学や研究グループでたくさんの研究成果が発表されています。

日向当帰の葉

 

日向当帰の生産地

日向当帰の自生地は高千穂を中心とする宮崎県北部と大分県南部のエリアに限られています。

当研究会の会員生産者は、日向当帰の自生地である高千穂町で畑を耕し、天然の日向当帰と同じ自然環境で日向当帰を育てています。

収穫

 

日向当帰の歴史

1845年(弘化2年) 医師・本草学者である賀来飛霞(かくひか)によって発見され、高千穂地方の方言で”ウヅ”と呼ばれていた。(「高千穂採薬記」)
1950年(昭和25年) 林吉活により山人参の栽培が始まる。
1964年(昭和39年) 尾鈴山で山人参が採集される(長沢光男の原標本が残されている)。
1971年(昭和46年) 植物学者の北川政夫により”ウズ”が新種として発表され、学名を”Angelica Furcijuga Kitagawa(アンゲリカ・フルキジュガ・キタガワ)”、和名を”ヒュウガトウキ”と命名される。
1983年(昭和58年) 宮崎女子短期大学学長の小島正秋農学博士らグループにより”日本山人参”と名付けられ、同年、日本で最初の日本山人参の法人”農事組合法人・宮崎県日本山人参生産本部”が設立され、本格的な栽培普及活動が始まる。

志田庄二郎教授(宮崎農業大学農学部)が組合の依頼を受けて、ヒュウガトウキの人工栽培の基礎研究を始める。

大久保克己・高崎久男らが宮崎大学の実験農園で試験的に栽培を開始する。

1985年(昭和60年) 廣江美之助理学博士の協力の元で行われた調査で、日本山人参の原植物をイヌトウキと報告される。

奥田拓道医学博士(愛媛大学医学部)による成分効能に関する研究が発表され、日本山人参は天然医薬資源として注目される。

1993年(平成5年) 志田庄二郎教授らの調査研究により、日本山人参の原植物はヒュウガトウキであると訂正発表される。
1995年(平成7年) 馬場きみ江助教授(大阪医薬大学)、高崎久男らにより、日本山人参はヒュウガトウキであると解明される。(「日本薬学会第115年会仙台」)

九州大学医学部で糖尿病のラットによる研究がなされる。

日本薬学会近畿大会で大阪薬科大学医学部の馬場きみ江助教授により、ヒュウガトウキ主成分YN-1の抗炎症、抗潰瘍作用などの研究結果が発表される。

2002年(平成11年) 厚生労働省「医薬発第1115003号」医薬品の範囲に関する基準の一部改正の中で、「ヒュウガトウキ(根)」日本山人参が”専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)”リストに追加される。

※これにより、日本山人参「ヒュウガトウキ」の根っこは健康食品として使用できなくなる。

2004年(平成16年) 厚生労働省「薬食発第0331009号」医薬品の範囲に関する基準の一部改正の中で、「ヒュウガトウキ」日本山人参の学名を明らかにし、種を特定した。

※これにより「イヌトウキ」との学名論争に終止符が打たれる。

 

本

 

糖尿病は改善できるのか?  日向当帰

高血糖を改善する微量栄養素

糖尿病になりやすい人は次の3つの特徴があります。

1.家でゴロゴロしている人→運動不足。

2.朝食べず夜ドカ食い→食事習慣。

3.若いときのズボンがキツクなった→肥満。5kg以上増えると内蔵脂肪が増えている。

上の3つ以外では、①家族に糖尿病の人がいる、②妊娠糖尿病、③糖尿病予備軍の人が糖尿病になりやすいです。

 

そこで、「運動」、「食事」に加えて、ヒュウガトウキ(日本山人参)という薬草を服用すれば、糖尿病は劇的に改善します。

 

医学博士 水野修一先生は自ら関わった糖尿病に関する実施検証事例から、「食事・運動・ヒュウガトウキの”三者連合”は強い」と主張しておられます。

つまり食事・運動・ヒュウガトウキの三者を併用すれば、主治医の予想以上に糖尿病による高血糖状態が改善するというのです。

 

個人的経験からいうと食事療法を単なるカロリー制限でなく、糖質をなるべく減らす食事療法に切り替え、運動療法に筋トレを取り入れれば、より劇的に糖尿病は改善します。

 

それでは、ヒュウガトウキ研究の第一人者である水野修一博士の書籍「ヒュウガトウキのすべて」より、「食事・運動・ヒュウガトウキの”三者連合”は強い」の記事について案内いたします。

糖尿病の患者さんがヒュウガトウキを飲用するケースは珍しいことではありません。その体験談を聞いたり、アンケート調査の結果を読んでみますと、主治医の予想以上に糖尿病による高血糖状態が改善したという例が多く見られます。

もちろんその場合、食事療法をしっかり守ることが条件であることは、改めていうまでもありません。

また、このようにヒュウガトウキと食事療法の併用で高血糖状態が改善されるのは、インシュリン非依存性の2型糖尿病の患者さんに限られますが、実際に臨床の現場で診ていますと、わが国の場合の糖尿病患者さんの9割は、この2型糖尿病です。

Ⅱ型糖尿病の患者さんは肥満体の人が多く、かつ、過食過飲の傾向がありますから、カロリー制限をして体重が減少すれば、高血糖状態がある程度改善するのも事実です。

そこでさらにヒュウガトウキを併用すれば、血糖コントロールが速やかに、かつ完全にうまくいくことが多いと考えられるのです。

では、なぜそうなのでしょうか。

2型糖尿病の原因としては糖尿病体質の遺伝ということも指摘されており、実際に両親を含めた親族に糖尿病患者のいる人が糖尿病になりやすいのは事実です。

しかし、ただ遺伝というだけでなく、本人の過食や過飲、その結果としての肥満という条件が重なって糖尿病状態へ移行すると考えられているのです。

そしてひとたび糖尿病状態になると、相対的なインシュリン不足と、そのための末梢組織でのインシュリンの利用障害が起こるとされています。

ですから食事療法すなわちカロリー制限と、その結果としての肥満の解消によって、相対的なインシュリン不足が解消していけば、高血糖状態も改善いはじめることになります。

そこへヒュウガトウキが助っ人に入るわけです。

ヒュウガトウキには末梢神経でのインシュリンの作用効果を高める働きがありますから、2型糖尿病患者さんは、食事療法と運動療法に加えてヒュウガトウキを併用すれば、結果として医者も驚くほどの血糖コントロールが可能になるということなのです。

詳しくは、
健康茶日本山人参の効果・効能とは?」
の記事をご覧ください。

 

糖尿病に効果的な微量栄養素とは?

すい臓微量栄養素とは、ビタミンやミネラルのことです。

ごく微量でも生体システムの維持には欠かせません。自己治癒能力を向上させ、細胞レベルで体を元気にしてくれます。

 

不足すると糖のエネルギー化がうまくいかず、すい臓のベータ細胞が萎縮してインスリンの出が悪くなります。

筋肉細胞などの受容体も異常を起こし、インスリン抵抗性の原因になります。

またミネラル類はそれ自体がベータ細胞にインスリンの分泌を促したり、インスリン抵抗性を防ぐ働きがあると考えられています。

とくに、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、カルシウムのバランスが大切です。

自己治癒能力の維持や遺伝子情報の正常な伝達を維持してくれるからです。

 

糖尿病と微量栄養素

糖尿病に効果的な微量栄養素を列挙してみました。

  • ビタミンA~野菜の色素カロチノイドで糖尿病を予防します。カロチノイドは私たちの体内に入るとビタミンAになります。強い抗酸化力があり、活性酸素の害を軽減してくれます。
  • ビタミンB群~多彩な顔を持つエネルギー源で、B1は糖質の燃焼(エネルギー化)に触媒としてひと役買っています。不足するととくに筋肉の運動量がガクンと落ちます。だから糖尿病対策としても欠かせません。
    ニコチン酸(ナイアシン)~神経のビタミンと言われ、インスリンの製造も推進してくれます。
  • カリウム~糖尿病になるとカリウムが不足することが確認されています。糖尿病の予防や治療にはカリウムの補充が必要です。
  • マグネシウム~マグネシウムはインスリン受容体の感受性を良くすると考えられています。実際、動物実験では「マグネシウムの摂取量が少ないと血中のインスリン濃度が減り、糖尿病になりやすい」という結果が出ています。
  • 亜鉛~インスリンの生成にもかかわっていると言われています。
  • クロム~インスリンの働きをよくして糖尿病を予防するとされています。

ヒュウガトウキに含まれる微量栄養素

ヒュウガトウキ(日本山人参)は微量栄養素たっぷりの薬草です。

そこで上の糖尿病と直接関係のある微量栄養素(標準100gあたり)について調べてみました。(「ヒュウガトウキの成分詳細より)

  • ビタミンA~αーカロテン14mg、βーカロテン3000mg、クリプトキサンチン43mg
  • ビタミンB1~0.03mg、ナイアシン4.4mg
  • カリウム~2500mg
  • マグネシウム~130mg
  • 亜鉛~3.0mg
  • その他~ナトリウム、カルシウム、リン、鉄、銅、ビタミンE、ビタミンk、ビタミンB2、B6、B12、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、セレン、コエンザイムQ10、ヒドロキシプロリンなど

いずれにしても糖尿病になると直接糖尿病に関わっている微量栄養素だけでなく、間接に関わっている微量栄養素も不足してきます。糖尿病の予防や治療には微量栄養素の十分な補給が欠かせません。

日本山人参(ヒュウガトウキ)には、カリウム(2500mg)、マグネシウム(130mg)、ナトリウム(2mg)、カルシウム(1900mg)もバランスよく含まれていますので、微量栄養素という点からも申し分ないのです。

 

出典:日本山人参情報センター

 

日本山人参がカザフスタンへ « つるかめ院長のブログ

日本山人参がカザフスタンへ

kazafu1カザフスタンという国をご存じでしょうか。北はロシア、東は中国、南はキルギス、西はカスピ海に囲まれた中央アジアの国です。石油やウランの資源輸出を背景に高成長しており、2011年のGDPの伸び率がなんと7.5%です。この地にイオングループのコンビニ、ミニストップが地元企業と合弁会社をつくり年内に進出し、多店舗展開してゆくようです。

当院では温熱療法の前に日本山人参茶を召し上がっていただいていますが、この日本山人参を生産から販売まで手掛ける会社の斉田さん(代表)が2年ほど前からカザフスタンに行き、山人参の普及活動を行っています。現地の人のお口に合っていることと、糖尿病にいいことから人気が出て来て、最近はカザフ民族医科大学で実際に日本山人参が人にどの程度の効能があるのかを調べる治験が行われました。
その論文を斎田さんからいただき、読んだところ、驚きの結果が出ていました。それは高血圧合併2型糖尿病患者に日本山人参と糖尿病治療薬を併用すると患者の6割の血糖値が正常化するとともに、血管障害のリスクが30~40%低下するというものです。そしてその結果によりカザフスタンの診療所と保養所で山人参の使用が許可されました。これから現地でますます多くの人が日本山人参に触れて健康になり、大きな話題になるでしょう。

そもそも日本山人参とはセリ科の植物で、漢方であれば当帰(トウキ)、柴胡(サイコ)の仲間で、ウコギ科の朝鮮人参とは異なります。朝鮮人参の効能は人参サポニンが鍵を握っているのに対し、日本山人参はクマリン化合物が主に働いています。
クマリンは植物に広く含まれており、抗酸化物質のポリフェノール類として抗菌作用、エストロゲン様ホルモン作用があり、薬ではワーファリンが抗凝固薬として利用されています。

日本山人参の特徴として血流が良くなることが明らかですが、これは交感神経の興奮を和らげる働きと血小板凝集抑制作用によるものがあります。不眠、うつ、冷え症は交感神経優位の状態が続くことが要因なので、山人参の力が期待でき、当院で扱う第一の理由となっています。また、「人は血管とともに老いる」という言葉があるように、動脈硬化の進展を抑えることがとても大切で、山人参は病気だけでなくアンチエイジングにも役に立ちます。そしてなによりも当院で取り扱っているものが他国でも認められた良い製品であることに嬉しさを感じます。

今年より琉球温熱施療後に朝鮮人参のサプリメントをお勧めしていますが、施療前の日本山人参との相性も良く、温熱効果を長続きさせることができます。
日本と朝鮮の優秀な生薬が琉球温熱をさらに引き立たせ、さまざまな病態改善に働くことを今後も示してゆきたいと思います。

健康茶日本山人参の効果・効能とは?

健康茶日本山人参の効果・効能とは?

Fotolia_60481565_XS健康茶日本山人参(ヒュウガトウキ)は、知れば知るほど驚愕させられます。

敢えてその欠点を探せば、健康茶日本山人参(ヒュウガトウキ)の効果・効能が多岐にわたり、焦点を絞り切れないことです。

水野修一先生の最新の著書「不老長寿の神草 ヒュウガトウキ」によると、現在まで次のような13の効果・効能が判明したとのことです。

1.ノルアドレナリンの活性を阻害する。

ノルアドレナリンについては、「40代からのストレス解消方法~キーワードはノルアドレナリン?」を参照してください。

2.一酸化窒素の消去作用がある。

3.ロイトコルエンB4、C4の活性を抑制する

「気管支喘息やアトピー、リウマチ等の・・・」のブログ記事をご覧ください。

4.アンジテオシン変換酵素の活性を阻害する。

アンジオテンシン変換酵素については、「アンジオテンシン変換酵素とは」を参照してください。

5.血小板凝集抑制作用がある。

6.末梢でのインスリン活性を高める。

7.アルドース還元酵素阻害作用がある。

アルドース還元酵素とはを参照してください。

8.過酸化脂質の蓄積を阻害する。

過酸化脂質は「過酸化脂質」ってを参照してください。

9.幹細胞内の中性脂肪の代謝を促進し、肝臓内の脂肪蓄積を抑制する。

10.発ガンプロモーターの抑制作用がある。

11.NK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる。

12.ガン組織より出るとされる、トキソホルモンの活性を阻害する。

13.男性ホルモンの活性化作用がある。

その他にも、いくつかの効果・効能が検討されているというのですから、唖然としてしまいます。

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日本山人参 苗

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