現代人の体温が低くなる7つの原因

 

戦前のかた、江戸時代のかた、よく歩くし、飛んだり、跳ねたり、野山での自然相手の力 仕事ばかり。38度が普通だった。きつい仕事の時代から、ストレスばかりの仕事。この型のブログは、癌、糖尿病、高血圧

などの生活習慣病にも当てはまるブログです。体温のみでなく、たの項目もぜひご覧ください。役にたちました。


 

【体温が低くなる7つの原因】あなたの平熱が低い原因は現代人ならではの

ゆとり世代代表 管理栄養士のブログ

https://aji3.com/cause-of-lower-body-temperature/

こんにちは!

私は平成生まれの管理栄養士です。

これを見てくれている中には、今現在体温が低いことで悩んでいる方もいるかもしれません。

もしあなたがそうであれば、できるだけ37.0℃前後まで近づける努力をした方が良いと思います!

若い方でも最近はこの低体温で悩んでいる人が多いと言います。

今回の記事ではなぜ体温が低くなってしまっているのか?

その原因をあらゆる方向から探っていこうと思います。

もしかすると今悩んでいる人はいくつか当てはまるかもしれません。

この記事であなたの体温が低い・・・もしくはなかなか体温が上がらない・・・そんなお悩みの原因をしっかり知ることで改善の兆しが見つかればなと思います。

以前書いた、体温UPで目指せ健康体!!体温に関する基礎知識を知ろう!!という記事の中で昔の日本人の体温が今よりも高かったことを紹介しました。

なぜこのように現代の人たちは体温が下がってしまったのでしょうか?

原因と思われるものを一つ一つ見ていきましょう!!

原因① 極度の運動不足

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体温の基礎知識の記事でも簡単に説明しましたが、人間の身体の中で最も熱を生み出すのは骨格筋、つまり筋肉です!!

熱エネルギーは筋肉によって全体の約2割が生み出されます。

すなわち筋肉の量が、体温を生み出す力と直接関係していることになります。

また筋肉は運動させることで発熱を促しますので、筋肉を使わなくなってしまうと体温が上がりにくくなるという事です。

また、人間の身体に存在する筋肉の7割が下半身についていると言われています。

身体の中で最も大きい筋肉である大腿四頭筋も下半身にあります。

ですから運動不足はもちろんですが、特に下半身の筋肉を日常であまり使っていない人は熱がなかなか生み出されなくなるのです。

それによって体温が低くなりやすいという事です。

 

現代では田舎では車、都会ではバスや電車などで移動することはごく当たり前ですよね。

また、建物に入ってしまえば会社やスーパー、商業施設等もエスカレーターやエレベーターなどがあります。

便利な移動手段があることで、歩くことがどうしても少なくなり運動不足になってしまいます。

このような環境の変化は昔と今の時代では非常に顕著で、それが60年前からの体温の変化に大きく関係していると思います。

また仕事内容の変化もその一つでしょう。

戦後の日本は何もなかったですから、色んなものを作るという力仕事などが多かったですが、今はパソコン一つあれば仕事ができる時代になってきました。

時代背景にこのような文明の発達が相まって人が就く仕事の種類もかなり変化してきました。

体を動かすこと自体が減ったのは誰がみても明らかですね。

家事も家電がものすごいスピードで進化してきましたから今後ますます人が動かなくても大丈夫になっていくと思います。

昔はほうきで掃いて雑巾がけをして・・・と、それだけでも結構な労力でしたが、ほうきが掃除機になり、そしてルンバと・・・

人がいなくてもきれいに掃除ができてしまう時代が来てますからね・・・

このような運動不足が間違いなく日本人の平熱を下げている要因ですから是非運動をする機会を作ってほしいです!!

原因② 入浴方法が間違っている

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いきなりですが、あなたはしっかりと湯舟に浸かっていますか?

私の場合は高校卒業し8年間一人暮らしをしていたため、毎日シャワーで済ませていました。

特に夏は暑いからといってシャワーだけですませていませんか?

確かに夏は暑いので湯舟に入る気にならないかもしれません・・・

少しぬるめのシャワーでさっと汗を流して終わらせたいなんて気持ちもよくわかります!

これが実は低体温を招く要因の一つなのです。

実は夏こそしっかり湯舟に入って身体を温めないといけません。

『え・・・なんで?夏って暑いから大丈夫じゃないの?』

そう思うかもしれません。

しかし実はそうではないのです。

夏は冷房などによって身体が冷えてしまっている可能性があるのです。

 

本来夏は非常に熱く普通に生活していればその暑さで汗をかくことが出来るのですが、冷房などに長く当たっているとその機能が落ちます。

夏なのに強制的に夏じゃないような季節の生活を身体は強いられるわけですから、身体のリズムが崩れていきます。

そうすると自律神経が乱れたり、冷房の当たりずぎで体温が下がったりするのです。

そんな夏だからこそ、10分以上はしっかり入浴することで自律神経を整え、冷えた身体も血液の巡りを良くすることで芯から温めてくれます。

冬は何もしなくてもしっかり湯舟に浸かって身体を芯から温めようとするでしょうから、夏こそ意識してしっかりと湯舟に浸かりましょう!

湯舟にしっかり浸かることで、全身の血流を良くして臓器なども温まり細胞の新陳代謝も促されます。

そして体温がそれによって上がっていくのです。

一人暮らしの人は特にお金と時間がもったいないとシャワーで済ませてしまう人が多いと思います。

しかし特に女性の場合それが積もりに積もって冷えをもたらし、月経リズムが崩れたりします。

ですので二日に一回でも良いのでしっかり芯まで温まりましょう!

身体を温める一番楽ちんで手っ取り早い方法がこの入浴ですので、体温を上げるのに入浴を上手に使わない手はありませんね!!

原因③ 身体を冷やす食べ物を一年通して食べられる環境

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夏の食べ物と言ったらあなたは何を思い浮かべますか?

私は流しそうめんとか、バーベキューをしながら飲むビールとかですかね!

日本の夏に欠かせない野菜や果物、その他にも食べ物や飲み物がたくさんあります。

夏の野菜や夏の果物といえばトマト、キュウリ、ナス、スイカ、メロンなどですね。

その他にも、そうめん、ひやむぎ、ビール、ラムネ、かき氷など夏だからよく食べたり飲むものはたくさんあります。

こうしたものを食べることで日本人は夏の暑さからしのいでいるのです!

昔から伝わる伝統や風習みたいなものですね!

 

しかし野菜や果物は、今ではほとんどの種類が一年を通して食べることが可能です。

冬にこのような食べ物を食べすぎるとどうしても身体を冷やしてしまうのです。

実は夏の食べ物だけでなく、南国の食べ物も同じです。

ハウス栽培や輸入品などによって南国の食べ物が日本でも季節を問わず食べられるようになりました。

バナナやパイナップル、マンゴー、最近流行っているココナッツも同じです。

このようにして日本の食事情はとても豊かになったと思います。

しかし逆に良くない影響もあるという事を知ってほしいです。

その季節や土地には、そのシーズンにその環境に適した命がそこには育ちます。

ですから地産地消と言うのは健康面においてもとても理にかなっているのです。

夏に食べるようなものや南国生まれのものというのは、漢方医学でも身体を冷やす食べ物といわれます。

夏に食べるのはあまり問題にはなりませんが、冬などに食べ過ぎるのはオススメしません。

身体を冷やす原因になってしまいます。

また水分の摂りすぎなどもその原因の一つです。

今は自動販売機やコンビニなど、キンキンに冷えた飲み物がいつでもどこでも飲めるようになりました。

このようなこともまた、身体を冷やし体温を下げる原因の一つと考えられます。

原因④ 加工食品などを食べる頻度の多さ

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レトルト食品や、インスタント食品などの加工食品が今やスーパーの売り場面積もその手軽さから、非常に増えてきました。

これらの加工食品は1970年代に大きく発達し、日本の高度経済成長を支えてきました!

工事現場の人をはじめ、景気が良く仕事が忙しかった時代ですからこれらの加工食品は手軽で早くお腹が満たされることでファストフードと共に重宝されたそうです。

こういった食品の技術の革新が今の日本の経済の基盤を作った要因の一つと言っても過言ではありません。

 

加工食品といっても様々な種類があります。

缶詰や、練り物、肉加工など昔から伝わるものもたくさんあります。

ここでいう加工食品とは、レトルト食品やインスタント食品、菓子類などと思ってください!

私は個人的に、これらの加工食品は工業製品に近いと思っています。

大きな工場で機械が作っているので何となくそんな感じがしてしまいます。

これらの加工食品には、その製造過程で糖質や脂質、塩分をはじめ人工的な食品添加物なども多く使われます。

それに対して、それらの栄養素を体内で熱に変えるビタミンやミネラルはというと非常に少ないのが現状です。

これもまた身体を冷やしてしまう要因になってしまいます。

ビタミンやミネラルは、体内の熱が生み出される過程で非常に重要な役割があるからです。

このような加工食品は便利ですし忙しい現代の私たちの強い味方ですので、絶対にダメとは言いません。

私も無性にカップラーメンが食べたくなる時はありますし、そういう時は普通に食べます!!

しかし過度にこれらの加工食品を摂りすぎてしまうことは、体温が下がってしまう原因になってしまうという事を忘れてはいけないですね!

原因⑤ 冷房機器など外部からの影響

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室内で働く仕事をしている人の中で、そこに冷房設備がない人は現代ではほとんどいないと思います。

家に帰っても冷房は完備されていますし、仕事でも温度の冷えた環境で仕事・・・

移動する車や、電車やバスの中でも冷房がきいています。

コンビニなど外出しても目的地は涼しい環境になっていると思います。

とても過ごしやすくありがたい環境ですよね!!

こんなに暑い夏を快適に過ごせる国は世界の中でも数少ないと思います!

 

夏って本当に暑いですよね。

私はあまり得意ではありません。

むしろ苦手です・・・

しかしそんな夏が苦手な私の身体には、このような暑い環境で生きるシステムが備わっています。

人間が夏にダイエットがうまくいかないのは、代謝がそもそも低いためです。

これは外が暑いために、できるだけ代謝を下げて熱を生みださないようにしているのです。

また汗をたくさんかくのも同じです。

汗をたくさんかくことで、水が蒸発するときに熱が下がることを利用して体温が上がりすぎないように調節しているのです。

また夏には、水分をたくさんとったり、ナス、トマト、きゅうりといった水分を多く含む夏野菜を食べることで身体を冷やします。

アイスや、かき氷、ひやむぎ、ビールなどを多く食べたり飲んだりするのも身体をしっかりと冷やす知恵です。

このように夏の暑さで身体が熱くなるのを抑えるシステムや生活習慣が昔から備わっているのです。

しかし!!ここに冷房機器などによって一日中身体を冷やされてしまう環境がプラスされてしまうと、体温が下がりやすくなってしまうと思いませんか?

 

私も一人暮らしをしていた8年間は友達が部屋に来る時しか冷房はつけたことはありません。

冷房を使うとなんだか体調が悪くなるからです。

幸い、私が通っていた小・中学校、高校にも冷房設備はありませんでしたし、実家にもクーラーと言うものがありませんでした・・・( ノД`)シクシク…

また小中学校は徒歩、高校・大学は自転車通学と、電車通学を学生時代一度もしたこともありませんので、全くそのような影響を受けずに大人になれたことは良かったなと思います!

原因⑥ ストレスによる自律神経の乱れ

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仕事や人間関係はもちろんですが、外気の汚れやスマホやパソコンの光など目には見えないストレスはものすごく多いものです。

そんな現代で生活している私たちはストレスを避けることは非常に難しいですよね・・・

『できることなら今この環境から抜け出し遠い世界へ!!』

なんて思う人も多いかもしれません。

そしてこのストレスが実は体温とも非常に密接に関係しているのです。

ストレスが、た、た、体温とも関係がぁ~~~~!?

いきなりどうした?って感じですが、ただいまこの記事を書いている時間が深夜を回ってまして一人テンション上がってきました。すみません・・・笑

ストレスと体温がどう関係しているかというと、それは自律神経というものによってです。

私たちの身体は常にこの自律神経によって意識していないところで支配されています。

心臓の動きや体温、消化器官の運動など様々です。

そしてそれらをつかさどる自立神経には交感神経と副交感神経の二つがあります。

緊張しているときに働く交換神経と、リラックスしているときに働く副交感神経です。

これらの多くのストレスを受けると身体は交感神経が刺激されて優位になります。

交感神経が刺激を受けると、血管を収縮させる作用があります。

それが続くと血流が悪くなってしまうのです。

すると体温が上がりにくくなるのです。

 

特に女性の場合は、仕事をしながら家事に育児などでストレスが多くなりがちです。

その結果、自律神経を乱す人が多くなってしまうのです。

すると、もともと男性に比べて筋肉量が少ない女性がさらに熱を生み出せない体質になり、女性特有のホルモンの乱れにもつながってしまうのです。

ストレスがかかると月経リズムが崩れたりする女性が多いのはこういった理由だったんですね。

もちろんストレス社会でもまれるのは女性だけではありません。

 

家庭を守る大黒柱である男性も、会社ではどうしてもストレス由来の交感神経優位の生活が続きます。

家に帰っても居場所がないという男性が最近増えているという事をよく耳にしますが、それではせっかく休まる家の中でも心身ともに休まりません。

ゆっくりリラックスすることは副交感神経を刺激してくれますから、これができないとますます交感神経優位の生活になってしまいます・・・。

すると、体温上がらない・・・身体が休まらない・・・ということが起き、健康を損ないやすくなってしまします。

是非頑張っている男性陣のために、家庭では少しでも休める環境を作って頂けないでしょうか・・・?

原因⑦ 生活スタイルの変化と乱れ

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近年非常に生活することが便利になることで生活のリズムが変わってきました。

都会では夜でも街に出ることもできますし、そうでなくても夜更かしすることができます。

特に都会では本当にいつ静かになるのかというくらい賑やかな街も多いです。

私は都内で会社員をしている4年間は新宿でしたので、そりゃもうとても刺激的な街でした!!

仕事が終わったら朝まで飲んでタクシーで帰るというのが一つの習慣になっていました・・・

話が少し逸れてしまいましたが、もちろん好きで夜更かししなくても、仕事などで寝るのが遅くなってしまう人もたくさんいるのではないでしょうか?

こうしてパソコンとにらめっこしている私も今時計を見ると平気で夜の12時を回っています・・・

そうすることで体内時計と呼ばれるものがずれてしまいます。

 

人間にはもともと25時間の体内時計が備わっているって知っていましたか?

『え・・・?24時間じゃないの?』

そう思うかもしれませんが、実は人間は朝早く太陽の光を浴びることによって25時間だった体内時計が24時間になるのです。

そうして太陽を浴びた時間から決まった一定の時間が経つと、自然に身体に眠くなるメラトニンというホルモンが出てきます。

しかし夜更かしが続き昼間に起きるなど、太陽を早い時間にしっかり浴びない生活を続けているとこの体内時計が25時間のままになってしまうのです。

するとどんどん寝る時間が遅くなってしまい、昼夜逆転してしまったりすることもあり得ます。

そうすると先ほど説明した自律神経にも影響が出て体温調節にも影響が出てきてしまうのです。

人の身体って本当に不思議ですし、上手くつくられていますよね!

たくさんあてはまってしまったそこのあなた!!自然の摂理に合った生活をオススメします!!

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人間は昔は非常に自然の摂理に合った生活をしていました!

太陽と共に目覚めて、太陽が沈んだら寝る。

明かりがなかった時代の話です・・・笑

日本では、ろうそくなどを使って夜生活していました。

明治時代、欧米よりランプという文化が入ってくることで簡単にかつ明るい光を手に入れられたと言われています。

今では電気という非常に便利な文明の利器によって24時間どこでも電気が通っているところであれば生活できてしまいます。

これは私の超個人的見解ですが、便利さと引き換えに今の日本人は健康を差し出してしまっているように感じます。

 

太陽と共にする生活。

私はこの生活が絶対に良いとは思いません。

しかし少なからず私たち人間の身体の中は様々なリズムが存在しています。

体温もその一つです。

朝方は最も低く、夕方に向かって体温が上がっていく。

しかし現代はこのような人間が本来持ってるリズムが狂ってしまっている人が多くいると思います。

そのことが自律神経を乱し、体温が下がる原因になっているのも事実です。

また、ほとんど歩かなくても目的地に着くこともできますし、家事なども機械がほとんどしてくれます。

こうして筋肉をあまり使わなくなることでも体温が上がりにくい生活スタイルの中で生きています。

その他にも、空気が汚れていたり、仕事のストレスがあったり、食品の栄養価が下がっていたり・・・

まだまだ挙げればきりがないくらいです。

私たちが生きている現代は昔に比べて非常に体温が下がりやすい環境にあると言えます。

ですから一人ひとりが意識して自分の身体の事をしっかり把握していかないといけないと思います。

そのヒントが自然の摂理に合った生活に隠されていると思います。

将来自分の身体をいたわってきて良かったなぁ~と思えるように、日々自分自身の身体と向き合ってほしいです!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

体温が低い原因、もしくはなかなか上がりにくい原因にはこのようにたくさんの理由がありました。

それは主に7つでしたね!

  1. 極度の運動不足
  2. 入浴方法が間違っている
  3. 身体を冷やす食べ物を一年通して食べられる環境
  4. 加工食品などを食べる頻度の多さ
  5. 冷房機器など外部からの影響
  6. ストレスによる自律神経の乱れ
  7. 生活スタイルの変化と乱れ

原因が分かればあとは逆に良い習慣を作ってしまえば良いのです!!