本来のMg不足は万病の元です。

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http://www.nattoukin.jp/mg%20magunesiyumu.htm より~

マグネシウム

マグネシウムが欠乏すると カルシウム過剰は逆効果
循環器病と深い関係 心臓にも影響
マグネシウムをどれだけとっているか マグネシウムも骨の主役
ミネラルのバランスを 和食材が適切

マグネシウムは成人で体内に約30gあり、その70%は骨に含まれる
・筋肉、脳、神経にも存在する

生理作用
・刺激による筋肉の興奮性を高める
・刺激による神経の興奮性を低める
・ある種の酵素の作用を活性化する

欠乏症状
・血管が拡張して過度に充血し、心悸亢進をおこす
・神経が興奮しやすくなる

主な含有食品

小麦胚芽、アーモンド、そば、ピーナッツ、豆腐、玄米、ほうれんそう、小エビ、
スイートコーン アルファルファ

日本人の栄養所要量
260 ミリグラム
・ストレスで失いやすく不足する場合がある

 マグネシウムが欠乏すると

・震えや筋肉のけいれんが起きる

・気分がめいる・抑うつ症・不安感・錯乱などの異常

・ガン・老化・糖尿病の網膜症

・腎症などの血管障害動脈硬化

・心筋梗塞や脳卒中

・喘息・気管支炎・肺気腫

 

マグネシウムが不足すると、心臓病の危険が高くなるだけでなく、高血圧の誘発や不整脈の発生にもつながります。

またマグネシウムは生体内の色々な酵素やホルモンの働きに関与しているので欠乏すると神経の興奮性が高まり、震えや筋肉のけいれんが起きます。

気分がめいる・抑うつ症・不安感・錯乱などの異常も起こします。このほか、ガン・老化・糖尿病の網膜症や腎症などの血管障害の原因にもなっています。

 循環器病と深い関係

日本では従来からミネラル類のうちカルシウムだけを重要視する傾向があります。食生活の改善もこの面だけが強調され、マグネシウムの摂取はほとんど無視されてきています。食生活を改めてもう一度見直す時期にきています。

マグネシウムが私達の生体に必要な重要ミネラルとして注目を集めています。マグネシウムが不足すると心臓病や高血圧などにかかる危険が高く、しかもカルシウムとマグネシウムを摂取するバランスもきわめて重要であることが分かってきました。

1978年フィンランドのカルパーネン博士は、具体的にこの事実を示しています。食事中のカルシウムの総量をマグネシウムの総量で割り、その値をカルシウム対マグネシウム比としました。

この比率と狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患の年間死亡率(人口10万対)との関係を国別グラフにすると『比率が高い程死亡率が高い』と出ています。
『カルシウムに比べてマグネシウムの摂取量が少ないと、心臓病で死ぬ危険率が高い』ことになります。

 

 マグネシウムと健康

食生活の関係を研究している京都大学糸川教授は、日本人の食生活は年々欧米化しており、カルシウムとマグネシウムの比率も、最近はカルパーネ博士の値よりもっと高くなってきていると説明しています。

ではその比率はどれくらいが適当だろうか、糸川教授によるとマグネシウムはカルシウムの半分以上は必要だと言われています。日本人成人のカルシウムの所要量を1日600ミリグラムとするとマグネシウムは300ミリグラム必要となります。

 

 なぜマグネシウムとカルシウムのバランスが大切なのか

高血圧から動脈硬化へと症状が進むと、カルシウムを取り込んだ細胞が死んで動脈内に沈着します。それが血液の循環を悪くし、心筋梗塞につながります。

マグネシウムはこのカルシウムの沈着も防ぎ更にマグネシウムはカルシウムが血管を収縮させようとするのを防ぎ、血管を広げる作用もあります。

マグネシウムはなんとかして血液の循環の流れをよくしようとします。カルシウムを多くとればマグネシウムもかなりとる必要があるのです。

 

 ビタミン・ミネラルのバランスを

食べ物から摂取されたビタミンやミネラルは、それぞれの釣り合いがとれて相互に協力し、初めて完全な作用を発揮します。ミネラルはビタミンの働きをよくし、生体の機能維持に無くてはならないもので、特に血液や骨の生産に欠かせません。

徴量元素は酵素やホルモンなどの成分となったり、それらの活性を高める主要な作用を持っています。私達の食事には、ミネラル・徴量元素・ビタミン・蛋白質・脂肪・炭水化物などバランスよく整っていることが大切です。

これらのバランスが崩れると体調が悪くなり、そのまま進行すれば病気となります。日頃私達の食生活で不足しがちなミネラル・徴量元素及びビタミンを自然界のバランスでお届けできる最適の補助食品それがアルファルファです。

 マグネシウムを、どれくらいとっているか

糸川教授が都市型食生活の京都市内と、農漁村型食生活のマグネシウムの摂取量を調べたところ、農漁村型の方がマグネシウムを多くとっていることが分かっています。

『都市型食生活は加工、冷凍食品が多いのが原因で、特に都市の女子大生は、1日200ミリグラム以下がほとんどで、危険信号です』と警告しています。

インスタント食品、加工食品の増加でマグネシウムの摂取量が少なくなった』という報告があります。日々の食生活の中でバランスのとれた食事を心がける必要があります。

昨今では、食生活が豊かになり、栄養のバランスを意識しなくなっただけでなく、特に便利さと美味の加工食品や動物食品を偏食しやすくなり、昔ながらの穀類や野菜中心の食事が敬遠されてきています。

そのためカロリー栄養素の過剰、ビタミン、ミネラル、徴量元素の栄養欠乏が起こり、様々な病一気の原因となっています。
『1日30種類の食品を』と厚生省は呼びかけていますが、緑黄色野菜を充分補給することにより、バランスのとれた食事に改善することができます。

不足分は出来る限り「食物」でとりたいのですが、食物からだけでは充分に補えないところがあり一栄養補助食品などの利用は、家族全員の健康管理を預かる主婦の知恵ではないでしょうか。

新聞記事より

 ミネラルマグネシウムも骨の主役

東京朝日7月2日

日本人に足りないミネラル(微量栄養素)といえば、カルシウムと永らく言われてきました。骨がもろくなる骨そしょう症予防などのために摂取が強調され、牛乳やカルシウム強化食品の普及が進みました。

しかし、最近、専門家の間ではむしろ、取りすぎが懸念され、逆に、足りていると思われてきたマグネシウムの不足が指摘されています。健康な骨に欠かせない、ミネラルのバランスを考えてみませんか。(編集委員・田辺功)

「しっかりした骨を作るにはカルシウムだけではだめ。マグネシウムも重要」と、国立健康・栄養研究所の江指隆年・応用食品部長はいう。マグネシウムは三大主要成分のカルシウム、たんぱく質、リンに続く骨の重要成分だ。

ビタミンC、D、K、亜鉛、鉄などと同様、骨を作る過程でも動いている。とくにビタミンDを体が利用できる活性型に変えるのに不可欠で、不足は骨そしょう症を招く。

日本人は、野菜や穀物、豆、魚、海藻など。に多いマグネシウムが不足するはずはない、と考えられてきた。ころが戦後、食事の欧風化や精白度の高い殻類が取られるようになって、マグネシウムは減り、不足がちになっている、と江指さん。精白後のマグネシウムは、米では七割減、小麦で九割滅になる。

 

 カルシウム過剰は逆効果

一方、カルシウム摂取量は増えてきた。国民栄養調査によると、厚生省が定めた日本人のカルシウム所要量(成人1日当たり600mg)に比べてまだ数十mg少ないが、これには水からのカルシウムが含まれていない。東京農大名誉教授(栄養学)の五島孜郎さんたちは1993年、東京都23区の水道水を分析した。

1リットル中のカルシウムは平均10.7mgだった。炊飯や料理、飲み水で少なく。とも1日3リットルは使うので、1人30mg以上は補え、カルシウム不足はほぼ解消されたといえる、という。五島さんは「逆に過剰を警戒し始める時期かも」と指摘、特に『骨そしょう症を気にして、牛乳やカルシウム補充食品を特別多く取る人は過剰の危険がある」と注意を促す。

カルシウムだけが多いと、骨が作られる際に鉄やマグネシウムが。使われにくくなることが動物実験でわかっており、骨の生育が悪くなると考えられている。

  心臓にも影響

骨だけではない。心臓病でも、カルシウムとマグネシウムのバランスは注目されている。糸川嘉則・京都大名誉教授(衛生学)によると、欧州の研究者が、カルシウムとマグネシウムの比と心筋こうそくや狭心症。の死亡率が関連すると指摘した。

カルシウムをマグネシウムの4倍取るフィンランド、3倍強の米国やオランダ、2倍の旧ユーゴスラビアなどの順に死亡率は下がる。日本人のマグネシウムの目標摂取量は成人でカルシウムの半分だ。から、その通りなら2倍で、心配は少ない。

ところが、マグネシウム不足。カルシウムが過剰気味だと話は違ってくる。マグネシウムが細胞膜から出入りするのを調節する。マグネシウム不足で、カルシウムが細胞内で余分になると細胞の機能が値下、心筋こうそくなどにつながる。このほか、マグネシウム不足は大腸がんを招くとの研究もある。

骨に話を戻すと、カルシウムだけでなく、リンが多すぎても、骨の生育は悪くなる。五島さんによれは、日本人のリン摂取量は成人で1日1200mgから1300mgそれが2000mgを越すと、副甲状腺の機能を高める。

すると、副甲状せんホルモンが血液中のカルシウム量を増やす指令を出し、骨のルシゥムが血管に流れ、腎臓にカルシウムが沈着する。腎機能が悪化、ビタミンDの活性化がしにくくなり、骨の生成を邪魔することになる。

 和食材が適切

「結局、3つのミネラルバランスをよくする食事がかぎ」と江指さん。リンは不足することは少ないので、カルシウムが多い乳製品や卵、魚介類と同時にマグネシウムが多い野菜や海藻などを上手に取る必要がある、という。

江指さんらは食品標準成分表から比較的カルシウム量が多く、かつミネラルバランスのよい食品を選んだ。カルシウム/マグネシウムが1から3程度、リン/カルシウムが2以下などの条件に合ったのは約1600食品のうち35食品だけだった。

その主なものは、豆腐、海藻、大豆、菜っ葉類などほとんどが和食によく使われる材料だった。

 

足がつる原因は病気なのか?高齢?副作用?

http://seken123.com/348.html より~

足

足がつる原因は病気なのか?慢性化させない対策はあるのか?

【足がつるのは高齢者が多い】

「足がつる」状態が慢性化したまま放置すると危険です。

アキレス腱の上のふくらはぎは「こむら(腓)」と呼ばれており、「こむら返り」の呼び方がピンとくる人も多いでしょう。

「足がつる」症状とは、普段は歩くときにこの筋肉を使うのですが、自分の意思に無関係に突然、筋肉の異常な緊張で収縮したまま痙攣(けいれん)してパンパンになったまま激しい痛みを伴って、自分の意思で筋肉を緩める命令が全く伝わらない状態になります。

若い人の場合では、激しく走るスポーツのテニスやサッカーをしている時に起こりやすく、原因は筋肉疲労が主原因です。

高齢者の場合では、軽いジョギングの時や睡眠中に足がつるケースが多発しています。

一時的な症状であればあまり心配いりませんが、何度も発生したり、痛みで目が覚めて睡眠不足になるととても危険で、状態によっては肉離れする恐れもあります。

足がつる高齢者が多い原因は、筋肉量の衰え、体内の水分不足、動脈硬化が原因となっている血行不良及び冷え性、他の病気が原因の神経障害、病気の改善の為に服用している薬の副作用など、複数の原因が絡まりあっています。

その為、体に別の異常が発生している警告でもあるので、症状が頻繁になった時には注意をして、予防策を日ごろから行う様にしましょう。
足

足がつるのはなぜなのか?

現代でも足がつるメカニズムが完全に解明されていませんが、病気以外の原因として有力な説は「電解質異常」です。

血中にある電解質成分はカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどです。

筋肉の収縮する時の物質であり、神経の働きにも関係しているミネラルなので、バランスが崩れると痙攣してしまうという説があるのです。

筋肉繊維の中にカルシウムが存在し、それが移動する事で筋肉の収縮が起こる仕組みです。

カルシウムが移動すると濃度に変化が出るのですが、濃度調整の機能は、加齢、疲労、栄養不足の影響を受けて低下するとスムーズに濃度変化が行われません。そうなると痙攣してしまいます。

カルシウムを含むミネラルは些細な事でもバランスを崩してしまいます。発汗、脱水症状で簡単に濃度が変わってしまうからです。

発汗は夏だけでなく、冬の暖房の効いた室内であったり、ウィンタースポーツでも汗をかきます。それから、睡眠中も汗をかきます。

高齢者の場合は、治療薬の中に利尿剤が入っている事がありますし、消化不良の影響で下痢になる事で脱水症状が起こります。

高齢者が運動をするのは良い事なのですが、筋肉を使えばミネラル消費も加速します。

運動の基本は足ですので、足がつる原因になるでしょう。

軽い運動だと侮っていると意外な程、ミネラル消費されていますので、運動中に足がつる時は特に注意してスポーツドリンクを飲んで補給をする予防法を試しましょう。

睡眠中に足がつるのは病気なの?

高齢者で睡眠中に足がつる痛みで目が覚める人は多いのです。

痛みが直ぐに治まればいいですが、毎晩の様になると寝不足に悩まされます。

睡眠中に足がつる原因に日ごろの運動量は関係しません。

それよりも、高齢者の足の筋肉が減っているのと動脈硬化の影響による血行不良が大きな要素と考えられています。

ふくらはぎは第二の心臓とも言われておりますが、運動をしないで歳をとると、20歳を基準にして10歳単位で10%低下すると言われます。60歳で60%低下となります。

その分、血流の低下で筋肉に必要なミネラルとビタミンが補給されません。

その為に、日常生活でも筋肉が疲労状態となってしまうのです。

高齢者の動脈硬化は高血圧や高血糖が原因となっている場合もあります。

動脈硬化が悪化して閉塞性動脈硬化症の病気になると足がつる原因になります。

足がつる対処方法で行われている方法が、膝を伸ばしてつま先を手で掴んで手前にひっぱります。ゆっくりと徐々に行えばいいのですが、寝ぼけていると急激に引っ張ってしまい、その結果として肉離れしてしまう危険がありますから注意しましょう。

足がつる前に予防法で対策しましょう

足がつる前の予防法は人によって条件が異なる為、自分に合う方法を使いましょう。

(1)足のマッサージでフットケアする

寝る前に足のマッサージをしましょう。

足を延ばして床に座り片膝を立て、優しくアキレス腱から膝裏に向かって手で撫でる様にもみます。マッサージ機を使うのもいいですよ。

(2)血流と筋力アップのスクワットをする

足を肩幅に開き、バランスを取るために両手は水平に前に伸ばして、膝を90度程度曲げるスクワットを1日100回を目標にして行う。

合計100回でいいので、時間をおいて分けて行ってもよいが、個人差があるのと体調の影響があるのでやり過ぎに注意が必要です。

(3)ミネラルを補う食事にする

食事のバランスに注意してミネラルの補給を考えましょう。

特にカルシウムを牛乳で取ったり、マグネシウムを納豆や豆腐で取るのを忘れずに。

必要に応じてサプリメントも使いましょう。

病気が原因で足がつる症状とは

因果関係が明確になってはいませんが、次の病気は原因と考えられています。

糖尿病、脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニア、腎疾患、脳梗塞。

この病気には特徴のある症状があります。
■ノドの渇き・手足のしびれ=糖尿病
■休みながらでないと歩けないなどの歩行障害=脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症
■腰痛=椎間板ヘルニア
■むくみ=腎疾患
■片方の手足の麻痺・言葉のもつれ=脳梗塞

検査をしないで判断するのは危険ですから早目の受診をお勧めします。

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