抗生物質の多様によるカンジダ菌の増殖と2型糖尿病

 

抗生物質の多様によるカンジダ菌の増殖と2型糖尿病

今日は、日本人にも興味のあるかたが多いであろう2型糖尿病の発症率と抗生物質の多様の背景についてでうs。
2016年委デンマークの研究チームが20年弱にわたる長期検討を行った、2型糖尿病の発症率と抗生物質の服用の関係についての報告文献があります。
https://academic.oup.com/…/article…/doi/10.1210/jc.2015-2696
報告書の中で研究チームは、抗生物質の処方数が増えるにつれて2型糖尿病の発症率とリスクが増加していることを報告しています。
以前にもこのブログで2型糖尿病のほとんどが、インスリンに対する抵抗性の増加、つまり、インスリンが正しく機能しない状態であり、また、最近の研究によって、インスリン抵抗性の増大が、カンジダ菌の作り出すSAP(分泌型アスパルチルプロテアーゼ)によってインスリンの機能が著しく疎外されるこことの報告を紹介してきましたが、そのおおもとの背景に、抗生物質との関係がありそうであるおとがわかり、現代の生活少雨看病で、その原因は食生活、ストレス、運動不足と啓蒙されてきた2型糖尿病ですが、これらの要因以外にも、安易な抗生物質の処方、多用の可能性が潜んでいた可能性があります。
カンジダ菌、酵母などの真菌類には抗生物質は全く効果がありません。そればかりか、、杭性物質を多用する結果、カンジダ菌の繁殖を増大させることにもなります。多くのバクテリアと共存し繁殖場所を共にするわけですから、抗生物質でカンジダ菌以外のバクテリアが殺菌されることで、言わばカンジダ菌の一人天下となり繁殖が旺盛になります。
2型糖尿病のリスク予備軍や、気になる人は、一般に言われているような食生活改善や運動不足解消だけでなく、安易に抗生物質を多用、特に長期間の服用には注意するべきだと思います。
また、現在2型糖尿病の加療中の患者および治療をしている臨床医は、患者のカンジダ菌の完治を徹底することで、予想以上に結党コントロールが安定する可能性がありますので、注目していただきたいと思います。
カンジダ菌コントロールなくして結党コントロールは進まないかもしれません。