糖尿病性腎症 糖質制限、脂質制限にたどり着く

糖質制限で血糖値をさげても、腎症の改善は、まだみうけられない。

医者は血圧の薬を出そうとする。血圧は正常なのに?

まだ腎臓の大敵、脂質異常が解決されない、ああそうか、肉、魚もダメか?

ああ、精進料理のヒント。魚もダメとは、こういうこと。

腎臓が正常になるまで、おさるさんかマサイ族になっとこう。食べるのは、

またあとで。だったら、病院のインシュリンをだす、DDP-阻害薬が腎機能

を悪化させた! 退院して1年は、まじめに阻害薬をのんでいた。

インシュリン注射、DDP-阻害薬セットに罠があった。それが、インシュリン

だけならともかく、阻害薬で腎機能がやれれ、腎透析へと誘導されていた。

怖いことだ!入院時、他印字、1年半の間に、腎透析の準備が計画されてい

たとおもわざるを得ない。退院のち、インシュリン注射、インシュリンの出

をよくするといいふくまれたDDP-阻害薬を断って、、米と魚、肉の制限

精進料理にしとけばよかった!いまの医療には、必ず罠がある。

DDP-阻害薬で活性酸素が増え臓器障害になる。

先生 !ありがとう。治るまで精進料理でやってみます。

下のビデオで納得。

糖尿病合併症の本質:糖尿病性腎症はインスリンによる薬害であった
視聴回数 43,045 回

 

下記のくすりで、

糖尿病腎症になる、腎透析が爆発的になった。

トラゼンタ:DPP-4阻害薬で初の胆汁排泄型

2011年7月1日、DPP-4阻害薬リナグリプチン(商品名トラゼンタ錠5mg)が製造承認を取得した。適応は「2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分効果が得られない場合に限る)」で、1日1回、5mgを経口投与する。

近年、血糖コントロールには、食事の摂取などにより消化管から産生されるホルモン「インクレチン」が関与していることが明らかになっている。インクレチンは、血糖値が高い場合にはインスリン分泌を増強するが、血糖値が正常あるいは低い場合にはインスリン作用を増強しないのが特徴である。また、グルカゴンの分泌を低下させ、肝臓における糖新生を抑制する作用があることも確認されている。

このインクレチンをターゲットにした糖尿病治療薬が続々と開発されている。具体的には、インクレチンの分解酵素であるジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)の選択的阻害薬と、インクレチンのアナログ製剤であるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の注射製剤である。

選択的DPP-4阻害薬としては、シタグリプチン(商品名ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(商品名エクア)、アログリプチン(商品名ネシーナ)が使用されており、いずれも経口薬である。GLP-1製剤は皮下注射製剤で、リラグルチド(商品名ビクトーザ)、エキセナチド(商品名バイエッタ)が販売されている。

今回承認されたリナグリプチンは、国内で4番目となる選択的DPP-4阻害薬である。既存の3製剤とは異なり、胆汁排泄型である点が最大の特徴である。排泄経路が腎臓ではなく、主に糞中に未変化体として排泄されることから、腎機能が低下している患者にも用量調節の必要がない。

米国の調査によれば、2型糖尿病患者の3人に2人が、腎機能障害を起こすリスクを有しているか、または既に腎機能障害を合併しているとの報告がある。こうした患者に腎排泄型の薬剤を投与すれば、血中濃度が上昇し副作用発現のリスクが高まる可能性があるが、胆汁排泄型であれば、そのリスクが少ない。

本薬は、2011年5月に米国で承認されている。なお日本での適応は、現時点ではリナグリプチン単独療法しか認められておらず、既存のDPP-4阻害薬とは異なる点に注意したい。

承認時までの国内臨床試験では、11%に何らかの副作用(臨床検査値異常を含む)が認められている。主な副作用は、便秘(2.0%)、鼓腸(1.6%)、腹部膨満感(1.0%)などであり、重大な副作用としては低血糖が報告されている。

 

順天堂大学の文章

結局食事療法と運動しかない。

精進料理と運動か腎臓の体操。

 

順天堂大学医学部附属 順天堂医院 循環器内科

https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/zinzo/about/disease/kanja02_02.html 

主な治療法は血糖・血圧・脂質コントロールで、食事療法が基本です。厚生省糖尿病調査研究班により作成された糖尿病性腎症病期新分類(表1)にもとづき、治療が行われます。

血糖コントロール:
糖尿病性腎症病期分類の第4期までは、特に厳格な血糖コントロールが腎症の進展抑制に効果的です。具体的には、空腹時血糖130 mg/dL以下、食後2時間後血糖180 mg/dL以下、HbA1c 7.0 % (NGSP) 未満にコントロールすることが目標となります。血糖降下薬の種類に関しては、第3期までは、経口薬[ビグアナイド薬(糸球体濾過量 45ml/分以下では注意が必要)、DPP-IV阻害薬、グリニド系薬剤、αグルコシダーゼ阻害薬、SU剤、SGLUT2阻害薬]でコントロールします。第4期以降は、インスリン療法に切り替えることが勧められます。ただし、インスリン排泄の低下のため低血糖の出現には十分注意する必要があります。

血圧コントロール:
厳格な血圧コントロールが糖尿病性腎症の全病期にわたり進行抑制に効果的です。 具体的には、130/80 mmHg未満が目標となります。降圧薬の種類に関しては、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、アンジオテンシンII(AT1)受容体阻害薬(ARB)が第1選択薬となります。また、Ca拮抗薬、α遮断薬、β遮断薬や利尿薬も血圧のコントロールが不良なときは併用されます。

食事療法:
糖尿病性腎症における食事療法は、他の慢性糸球体腎炎の場合と同様に低蛋白食になります。日本腎臓学会から刊行された糖尿病性腎症の食事療法ガイドライン(表2)によると、病期分類の第2期までは蛋白制限よりもむしろ糖尿病食を基本とし、第3期以降は蛋白制限を中心とします。病期にかかわらず高血圧合併では塩分制限を必要とします。

多角的強化療法:
脂質異常も腎障害を進展させることが知られていますので、脂質制限食やHMG-CoA還元酵素阻害薬を中心とした脂質コントロール薬も検討されます。その他、禁煙や抗血小板薬の服用などの多角的療法が腎障害を抑制に有用であるとの報告があります。

表1 糖尿病性腎症新病期分類

病期 尿アルブミン値(mg/gCr)あるいは
尿蛋白値(g/gCr)
GFR(eGFR)
(ml/分/1.73m2)
第1期(腎症前期) 正常アルブミン尿(30未満) 30以上
第2期(早期腎症期) 微量アルブミン尿(30~299) 30以上
第3期(顕性腎症期) 顕性アルブミン尿(300以上)
あるいは持続性蛋白尿(0.5以上)
30以上
第4期(腎不全期) 問わない 30未満
第5期(透析療法期) 透析療法中
  • 注1: 糖尿病は必ずしも第1期から順次第5期まで振興するものでない。本文類は、厚労省研究班の成績に基づき予後(腎、心血管、総死亡)勘案した分類である
  • 注2: GFR60ml/分/1.73m2未満の症例はCKDに該当し、糖尿病以外の原因が存在し得るため、他の腎病変との鑑別診断が必須である。
  • 注3: 微量アルブミン尿を認めた症例では、糖尿病性腎症早期診断基準に従って鑑別診断nを行った上で、早期腎症と診断する。
  • 注4: 顕性アルブミン尿の症例では、GFR60ml/分/1.73m2未満からGFRの低下に伴い腎イベント(eGFRの半減、透析導入)が増加するため注意が必要である
  • 注5: GFR30ml/分/1.73m2未満の症例は、総アルブミン値あるいは尿蛋白に関わらず、腎不全期に分類される。しかし、特に正常アルブミン尿・微量アルブミン尿の場合は、糖尿病性腎症以外の腎病変との鑑別診断が必須である。
  • 【重要な注意事項】本表は糖尿病性腎症の病期分類であり、薬剤使用の目安を示した表ではない。薬剤の使用に当たっては、GFRを勘案し、各薬剤の添付文書に従った使用が必要である。

(2013年 糖尿病性腎症合同委員会)

表2 糖尿病性腎症の食事基準

病期 総エネルギー
(kcal/kg*/day)
蛋白質
(g/kg*/day)
食塩
(g/day)
カリウム
(g/day)
備考
第1期
(腎症前期)
25~30 制限せず** 制限せず 糖尿病食を基本とし、血糖コントロールに努める。蛋白質の過剰摂取は好ましくない
第2期
(早期腎症期)
25~30 1.0~1.2 制限せず** 制限せず
第3期
(顕性腎症期)
25~35 0.8~1.0 7~8 制限せず 浮腫の程度、心不全の有無により水分を制限する
第4期
(腎不全期)
30~35 0.6~0.8 7~8 1.5
第5期
(透析療法期)
透析患者の食事療法に準ずる
  • *標準体重、**高血圧合併例では7~8 g/dayに制限する