腎臓病・痛風を根本的に改善する方法

強健ラボ

http://maron49.com/7213#i より~

日本人の血管が根本的に脆くなった理由

 

昭和40年代に、ミネラル入りの自然海塩は、日本から完全に姿を消しました。

それ以降、工業製法による精製塩(演歌ナトリウム)が食塩としてまかり通るようになり、ミネラル抜きの塩を食べてきました。

その結果、私達の細胞は水分が引っ張り出された状態になり、身体のミネラルバランスが速やかに回復されないため水分を戻す作業がなくなり塩をかけたナメクジ同然になり、血管に大きな負担を掛けるという状態が続いたと考えられます。

ミネラルは別の食材から摂ればよいと専売公社は主張しましたが、ナトリウムと他のミネラル群とが協力し合って体内のバランスを保っているという根本的な体の仕組みを考えると、両者を同時に摂取することが明らかに合理的です。

しかも、イオン化しやすい本当に吸収されるミネラルは、後から添加する化学系ミネラルではほとんど不可能です。

現在の食材は、純粋なものはほぼありません、全て人工的に作られた食材ばかりです。

食からして大きな過ちですが更に塩が精製塩となると、血管に異変が起こって当然ではないでしょうか。

 

内なる海を守りましょう

 

人体の細胞は、細胞内液と細胞外液から出来ていて、そこには、ナトリウムやカリウムなど多種のミネラル群がイオン化した(水に溶けた)状態で存在していることはこれまでお話ししてきました。

細胞内液と外液の間には、薄い膜(半透膜)を通して水の出入りがあり、細胞内の浸透圧を一定に保っています。

このミネラルイオンは、細胞の内と外とでチーム構成に大きな違いがあります。

細胞外液には、ナトリウムが多く含まれ、カリウムは少ししか含まれません。

逆に内液にはカリウムが多くナトリウムは少しで、その他にカルシウム、マグネシウムも含まれています。

細胞外液のミネラルのチーム構成は、実は海水の成分とそっくりです。

これは海から生まれた生命体が陸に上がった際に、海水の成分に似たナトリウムの多い液で細胞を包み込んで、海中に居たときとそっくりの状態を作り上げたからだとされています。

細胞外液のナトリウム濃度は、海水のおよそ3分の1ほど。

私達の身体を構成している細胞は、細胞外液という「海」の中に浸っているわけです。

私達人間は、遠い昔、海から生まれた生命体が陸に上がり進化した生き物です。

その新化の過程で海水と同じ組成の水を体内に取り込んだ、つまり海水を身体のパーツにしてしまったことを無視しては、健康は語れないのです。

「塩化ナトリウム=精製塩」というミネラルの抜けた塩を食べ続ければ、身体に必要な吸収されるミネラルの補給は難しく健康は損なわれます。

本物の塩、つまり海水の組成に近いミネラルの摂取こそが健康の原点であるといえます。

生命維持に欠くことのできない必須ミネラル7種

 

人体は、生きていくために絶対に必要なミネラルがあります。

これらは体液中にあり、生命維持に一つとして欠かせない「生命維持必須ミネラル」と呼ばれています。

それがこちら~

陽イオン4種

カルシウム Ca 

マグネシウム Mg 

ナトリウム Ma 

カリウム K

 

陰イオン3種

リン P 

イオウ S 

塩素 Cl 

塩化ナトリウムは、水中でナトリウムイオンと塩素イオンに電解しやすいので、生命維持必須ミネラルの中で最も簡単に摂取できるミネラルです。

カリウムは、野菜や海草に多く含まれるミネラルで細胞内の機能を高める働きがあります。

マグネシウムは、海水の苦さの主成分で骨や肝臓、筋肉に必要な栄養素です。

カルシウムは、骨や歯を作るのはご存知だと思いますが、体の調子を整えるのに非常に大きな役割を持つミネラルです。

 

腎臓病・痛風の改善策を考える

 

当ブログ一押しの立石流野菜スープは非常に素晴らしいのですが、腎臓病や痛風を患っている人は飲んではいけないと筆者の立石氏が述べています。

塩の追求をしていたら・・・それに対してどうも疑問が湧いてきました。

 強健ラボ

立石流野菜スープ&玄米茶の恐るべし効能とレシピ

http://maron49.com/1155
立石和氏の野菜スープとは? このところ、野菜スープの問い合わせを多く頂きますので、改めて追加情報も組み込んで記載いたします。  この野菜スープは一時たいへん有名になり、立石和氏自身が「元祖野菜スープ強健法」(徳間書店)を出版しました。 ところが、1993年ごろからオーバーな効能の表現という理由…

氏の見解では・・・

腎臓は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなどの塩分類、不要となった窒素類の調整と排泄を行なっています。

この腎臓の働きが悪くなってくると、これらの調整が上手くできなくなり、塩分や窒素濃度が高くなって病状がさらに悪化していきます。

腎臓病の人は、窒素類の基となるたんぱく質やカリウムなどを多量に含む食材の摂取量を減らす必要があります。

野菜スープには多量のカリウムが含まれていますから、腎臓病の人にはカリウムの摂り過ぎになる・・・という見解です。

 

次に痛風の方が野菜スープを飲んではいけないと言われる理由は・・・

体内に尿酸が蓄積することにより発病します。

痛風の治療薬は、尿酸緒生産を抑えるか、体外への排出を促進するかして、体内の尿酸の蓄積を解消しています。

このとき、尿酸は尿中に溶けて体外へと排出されていきますが、尿が酸性であるとスムーズに排出されないため、尿をアルカリ性にする薬が同時に使われます。

痛風の人が野菜スープを飲んで尿が酸性に変化する場合は、尿酸の排出がスムーズにいかなくなります。

このような人は、野菜スープを飲まないほうがよい・・・という見解です。

 

これまで述べてきましたように、ナトリウムやカリウムが細胞を健康にする、つまり身体そのものを健康に育む根っこなのに、それを控えるとは、僕としましては不思議な見解に感じるのです。

薬で症状を抑え続けるのはどう考えても理には適っていませんし、「減塩」など当たり前の常識は実は非常識、つまり洗脳であることがほとんどだからです。。

氏は、細胞の仕組みをご存知ではなったかも知れません。

僕としましては、皇帝塩のような発酵熟成塩やその味噌などと野菜スープを並行して摂取すれば、つまりたっぷりの吸収されるナトリウムや微量ミネラル群の摂取をすれば、臓器を作る細胞そのものが活性し、腎臓病の人の腎臓そのものが健康に回復するのではないかと思えて仕方がありません。

食べてはいけないとされる塩、ミネラル群が、腎機能を根本的に回復させる可能性を強く感じます。

 

効果かあるか否か、確認できる方法を一つ紹介します。

僕自身が試して紹介より報告すればいいのですが、いたって正常な身体ですので参考に成りません、すみません。

 

野菜スープや熟成発酵塩は、腎臓病や痛風の人に効果的に回復するか否かを簡単に判定する方法です。

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尿検査用テープを皇帝塩、野菜スープや味噌汁などを飲む前と飲んだ後でPhの比較検査をしてみてください。

尿がアルカリ性なら、腎臓疾患が根本的に改善されてくると思います。

ただし、自己責任で身体の変化を感じ取りながら慎重に行なってください。

チャレンジする価値は十分にあると思います。。。

 

追記

 

この推測は正論であることが、どうやら確証しました。

臓器異常、機能異常は、結局それを構成する細胞劣化です。細胞劣化とは、ナトリウムやカリウム、微量ミネラルの不足による電解質不足です。

腎臓などの機能劣化には、皇帝塩などのような優秀な塩、微量ミネラルを含む野菜スープを摂らると、腎臓そのものが強化されるでしょう。

塩、味噌、醤油は、生命を作る重大な要素、本物に変えましょう。

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塩のお話 (3) 塩抜きの塩

リンパ球バンク株式会社

https://www.lymphocyte-bank.co.jp/blog/etcetera/629437/ より~

戦後ほどなく、GHQのご指導により、専売制度が制定され、
塩、たばこ、アルコールの専売公社が設立されました。

専売公社は、名前の通り、「専ら(もっぱら)売る」組織です。

塩の専売公社は、塩の総発売元となりましたので、
大昔から塩をつくってきた製塩業者であっても、自分の
ブランドの塩を、自分で売ることは許されなくなりました。
全ての塩は、専売公社から発売されました。

一方、塩を作るのは公社ではなく、商社の仕事です。
商社が海外で、相手の政府と共同で立ち上げた製塩事業会社が
日本向けの塩を生産しました。 メキシコのエッサには、世界最大の
塩田がつくられ、日本の総需要の過半数を押さえます。
別の商社がオーストラリアにつくった塩田も、日本の総需要の4分の1
以上のシェアを確保します。 残りを、他の商社が分けました。

メキシコの広大な敷地に、海水を溜めるプールをつくり、
太陽の熱と風だけで、3年かけて、海水中の水分を飛ばします。
こうしてできた塩を「天日塩」といいます。
一抱えもあるような巨大な塩の結晶体で、少し透き通った感じがする
白色の四角いキューブがいくつも重なったような形をしています。

この天日塩を船で日本まで運び、食用の塩のみならず、工業用原料や
加水分解して苛性ソーダや塩素、塩酸などをつくります。 ビバリーヒルズ
にあるハリウッド俳優の高級住宅のプールを消毒する次亜塩素酸ナトリウム
も、こうした「塩コンビナート」から作り出されたものです。
医薬品や農薬の中間原料としても世界中に販売されます。
かつての伝統的製塩業者が、塩をつくる仕事から、塩素を買って、
塩化反応により医薬品農薬中間体を生産する
仕事へ転換していったのです。
この手の日本が得意とする塩素製品が、枯葉剤の原料に使われた、
ということで、メディアに叩かれたこともありました。

さて、太陽の熱と風、自然のエネルギーを一杯受け、3年もかけて
成長した天日塩の結晶。

とっても、ナチュラルな、響きを感じられる方もいらっしゃるでしょう。

ですが。
これ、工業原料としては、優れているのですが、
人間様が口にするには、非常に、いびつな物質です。
塩化ナトリウムの塊なのです。

ナトリウムばっかり摂取すれば、ナトリウム過多となり、
必死に、ナトリウムを排泄しようとして、腎臓も心臓も
血圧を上げるシステムを稼動させます。
「塩を取りすぎると血圧が上がる」のです。
問題は、塩なのではなく、ナトリウムだらけ、
他の塩を根こそぎ抜き去った
塩抜きの塩を取ることにあります。

専売制が廃止され、地方ごとの、「こだわり塩」が事業化され、
スーパーでも、沢山の銘柄を売っています。

これはじゃあ、ほんとにいい物か、というと、ある種の妥協の産物です。
国内産こだわり塩の殆どは、オーストラリアの天日塩を買ってきて、
水に溶かし、にがりを加えて、再び白い粉にしたものです。
にがり、といっても、どういう素性か書いていません。
単純に、塩化マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシウムなどを
加えているだけなら、天日塩よりはマシですが、相変わらず、大半の
ミネラル成分が抜けていることに代わりはありません。

海水を煮詰めると、どうしても、水分が飛びにくい成分が残ります。
更に加熱すると、塩が焦げるので、火力だけで水分を完全の飛ばすのは
限界があります。 ある程度、最後に残った液体、つまり「にがり」成分は
流すことになります。  意外にも、自然の力だけでつくられた天日塩が、
自然の状態からは程とおいナトリウムの純品で、火力を使って、短時間に
海水を炊き上げた塩の方が、遥かに、自然界で必要とされているミネラル
成分を沢山、含んでいるのです。

色んな塩を試してみましたが、大量に流通しているもので、しっかり火力を
使って海水を煮詰めているのは、「海の精」という伊豆大島でつくられた
ものです。 私は、「満月の塩」という、更に特別な製法でつくったものを
使っておりますが、これは、大量生産されていませんし、市場には出回って
いません。 高級レストランなどは、わざわざ仕入れているようです。
また、同じブランドで、別の業者が出しているものもあります。

私は、こだわりのなんとか、とか、健康食品の類は大嫌いなのですが、
流石に、毎日、取る水と塩、コーヒー、これだけは、特別なものを使って
います。  明日以降、自然界で、どれ程、ミネラルが重要か、動植物の
ミネラル争奪戦について、書かせていただきます。