妊婦健診 妊娠すると必ず妊婦健診に通うことになります。 妊娠初期は、毎週~2週に一度妊娠中期は、月に一度妊娠後期は、2週に1度~毎週 と通う頻度も多く、健診内容
妊娠すると必ず妊婦健診に通うことになります。
妊娠初期は、毎週~2週に一度
妊娠中期は、月に一度
妊娠後期は、2週に1度~毎週
妊娠中期は、月に一度
妊娠後期は、2週に1度~毎週
と通う頻度も多く、健診内容も初妊娠の人とっては初めての事ばかりで不安に思っている人も多いのではないかと思います。
そんな不安を少しでも和らげられるよう、「妊娠月数ごとに受ける健診項目」と「健診内容」を表にまとめましたので、目を通してみてください。
~妊娠月数別~「健診頻度・項目」
基本検査内容
体重・身長測定
初診時の体重は、妊娠中の体重の増減を知るための基準になります。
なので正確な体重が量れるように、身につけている物は出来るだけは外して測定を行いましょう。
またBMI(肥満度)を算出する為に身長の測定も必要になります。
なので正確な体重が量れるように、身につけている物は出来るだけは外して測定を行いましょう。
またBMI(肥満度)を算出する為に身長の測定も必要になります。
【BMIとは?】
簡単にできる、肥満度をチェックする計算式になります。計算の仕方は以下の計算式で求めます。
そして出た値(BMI値)の数値によって自分が肥満度が分かります。
血圧測定
場所によっては自分で測る産院もありますが測り方は自動血圧計に書いてあるので、そのとおりに行えば簡単に測ることができます。
もし分からなくても、スタッフに聞けば親切に教えてくれるので安心です。
もし分からなくても、スタッフに聞けば親切に教えてくれるので安心です。
また血圧は緊張していたり、息切れしていると変動しますのでリラックスした状態のときに測ることを心がけてください。
尿検査
コップを受け取りそれに尿を出して提出します、量はコップ底から2cmで十分です。
出始めと終わりの尿には雑菌がまじりやすいので中間尿をとるようにします。
初診の尿検査は妊娠してるかどうかを調べることが主な目的になりますが、その後の妊婦健診では「妊娠糖尿病」や「妊娠中毒症」を調べる為の重要な検査項目にもなります。
浮腫検査
浮腫の検査は足のすねを指で押し、その戻り具合を見ます。
特に妊娠後期での「むくみ」は妊娠高血圧症候群が疑われ、その時は血圧や尿たんぱくの結果と照らし合わせて判断されます。
特に妊娠後期での「むくみ」は妊娠高血圧症候群が疑われ、その時は血圧や尿たんぱくの結果と照らし合わせて判断されます。
子宮底長測定
恥骨の上端から子宮の一番上までの長さを測ります。
測定を開始する時期は妊娠4ヶ月くらいが一般的で、赤ちゃんの発育具合や羊水の量を診断する目安にもなります。
測定を開始する時期は妊娠4ヶ月くらいが一般的で、赤ちゃんの発育具合や羊水の量を診断する目安にもなります。
腹囲測定
お腹の一番膨らんでいる部分の測定を行います。
測定で出た値は子宮の大きさや羊水量の目安にはしますが、脂肪のつき方で個人差がありますので数値の具体的な基準はありません。
しかし急激に大きくなったり、ほとんど大きくならなかったりする場合は詳しく検査する必要があります。
測定で出た値は子宮の大きさや羊水量の目安にはしますが、脂肪のつき方で個人差がありますので数値の具体的な基準はありません。
しかし急激に大きくなったり、ほとんど大きくならなかったりする場合は詳しく検査する必要があります。
触診
枠の中に表示させたい文字を入れてくださいね。お腹に手を当て、赤ちゃんの向きや子宮の大きさや張り具合、骨盤の位置などを調べます。
また妊娠初期では「子宮筋腫」の有無を、中期・後期では「子宮収縮」の有無のチェックを行います。
また妊娠初期では「子宮筋腫」の有無を、中期・後期では「子宮収縮」の有無のチェックを行います。
内診
下着をとって内診台にのり、膣に膣鏡や指を入れて触診します。
妊娠初期の目的は子宮の大きさや形、膣内や子宮の炎症を。
中期以降では子宮口が閉じているか、早産の兆候が無いか、
後期では子宮口の硬さや開きを確認します。
妊娠初期の目的は子宮の大きさや形、膣内や子宮の炎症を。
中期以降では子宮口が閉じているか、早産の兆候が無いか、
後期では子宮口の硬さや開きを確認します。
超音波検査
超音波をお腹にあて、子宮や赤ちゃんの様子をモニターに映し出し様子をします。
妊娠初めは膣に器具をいれて検査しますが、お腹が大きくなってからはお腹の上から器具を当て検査を行います。
初期では心拍の確認、子宮筋腫や卵巣嚢種のチェックを、
中・後期では胎盤や羊水の異常、早産の兆候の発見に役立ちます。
妊娠初めは膣に器具をいれて検査しますが、お腹が大きくなってからはお腹の上から器具を当て検査を行います。
初期では心拍の確認、子宮筋腫や卵巣嚢種のチェックを、
中・後期では胎盤や羊水の異常、早産の兆候の発見に役立ちます。
その他の検査
血液検査
血液検査では血糖値や貧血、感染症の有無を調べることが出来ます。
特に重要なのは感染症の有無で、早期発見が赤ちゃんへ感染する可能性を低くすることにつながります。
特に重要なのは感染症の有無で、早期発見が赤ちゃんへ感染する可能性を低くすることにつながります。
GBS(B群溶血連鎖球菌)
GBS(B群溶血連鎖球菌)とは菌の一種で膣に常在していることも多く、妊婦の12%程度がこの菌を保有していると言われています。
GBSは通常の抵抗力を持っているなら特に心配することがない程度の菌ですが、生まれてすぐの赤ちゃんは抵抗力がとても弱いので、産道を通る際に感染してしまう可能性があります。そして発症してしまうと酷い場合は敗血症、肺炎などをおこしてしまいます。
GBSは通常の抵抗力を持っているなら特に心配することがない程度の菌ですが、生まれてすぐの赤ちゃんは抵抗力がとても弱いので、産道を通る際に感染してしまう可能性があります。そして発症してしまうと酷い場合は敗血症、肺炎などをおこしてしまいます。
ですので出産前までに妊婦さんがGBSを保有しているかの検査を行い、保有している際は感染を防ぐための処置を行います。
検査方法は「おりもの」を綿棒でとり、それを培養検査にかけ行います。
NST(ノンストレステスト)
NST(ノンストレステスト)とは、子宮の収縮がない時に赤ちゃんが元気かどうかを調べる検査で、赤ちゃんが出産に耐えられるかを判断する目安にもなります。
検査方法はお腹の表面に子宮収縮と胎児心拍をキャッチする器具をつけ、胎動を感じたらボタンを押します。
検査時間は30分前後です。