認知症になりやすい人は腸内環境もヒドかった!その理由とは

乳酸菌3月_02認知症腸内細菌_02

日本の65歳以上の約10%は認知症だというデータがあり、今後さらに増えていくと言われています。認知症は過去の記憶がなくなるばかりか、大切な家族の存在すらわからなくなり、徘徊や暴行など社会問題になることも。最近の研究で脳と腸は深い関係にあることがわかっています。認知症と腸内細菌には何か関係があるのでしょうか?

2025年には65歳以上の5人に1人が認知症に!

厚生労働省の発表によると2012年の認知症の患者数は約200万人ですが、2020年には325万人に増加し、さらに2025年には約700万人にまで増えると予測しています。700万人というのは、65歳以上の約5人に1人の割合が認知症になるという計算です。

認知症の原因は脳血管性の病気が多いのですが、近年ではアルツハイマー病も多く、こういった病気によって脳細胞が壊れていきます。近年では若い人でも認知症になるケースがあるのが気になるところです。

Senior man with gesture of having forgotten something, suffering from amnesia.

 

脳と腸の深い関係

 

では、脳と腸の関係を見てみましょう。

人間の身体は脳からの指令で動きますが、腸だけは独自の判断で生きることができる臓器だと言われています。例えば脳死に陥った場合でも、腸は活動を続けます。そのため、「腸は第2の脳」と呼ばれるのです。

さらに最近の研究では、「幸せを感じるホルモン」の「セロトニン」は脳には1割しかなく、残りの9割は腸にあることがわかりました。セロトニンが不足すると、不眠や不安、うつに近い症状、やる気が起きない、感情を制御できないなど多くの症状が現れます。実際に腸内細菌のバランスの乱れが、うつ病や自閉症など精神系の病気に影響を与えている可能性があると言われています。

腸内細菌のバランスを整えることは脳によい影響を与える

腸と脳の研究は100年以上前から行われていて、うつ病や精神疾患の患者は腸に老廃物がたまることが原因のひとつであることがわかっています。さらに最近の研究では「脳が腸に影響を与える」以上に「腸の状態が脳に影響を与えている」のではないかと考えられています。今後は認知症を防ぐ働きを持つ腸内細菌が見つかるかも知れません。

まとめ

腸内細胞の種類は数100種類もあると言われ、まだまだ全容は解明されていません。しかし、認知症をはじめとする多くの病気に深く関係していることがわかってきました。認知症の予防だけでなく、うつ病など精神性疾患の予防にも腸内細菌は役立つようですね。腸内細菌のバランスは食事を見直すことで、かなり改善されます。ヨーグルトや納豆などの乳酸菌を多く食べるなど、腸内環境を整えていきましょう。

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船瀬俊介の船瀬塾 – 日本人の胃袋は欧米列強やアメリカの謀略により変

 

多くの日本人は、こんな食生活スタイルが、自然にできあがったと思っているかもしれない。 … 仏教の殺生戒の教えで自然や動物を大切にする思想観から肉食は卑しいと考えられ憚られていた。 … しかし、日本人の生活習慣には、それで十分だったのである。

 

 

 

 

日本人の胃袋は欧米列強やアメリカの謀略により変えられた。いま、三度の食事がほとんどご飯だと言う人は、そう多くはあるまい。ほとんどの人は日に一度か二度はパンか麺類。そして肉。つまり、小麦製品や肉食が主流となっているのではないか。

多くの日本人は、こんな食生活スタイルが、自然にできあがったと思っているかもしれない。しかし、実は、巧妙に考えられた戦勝国アメリカの戦略による結果なのだ。何千年(天皇家とつながっている人たちから聞いた話では何十万年らしいが)と続いた米食民族の嗜好を根本から変えるための徹底したマーケティングが行われ、綿密なシナリオが実行されていたのである。

日本人はもともと肉を食べていなかった。仏教の殺生戒の教えで自然や動物を大切にする思想観から肉食は卑しいと考えられ憚られていた。また、お米と発酵食品、野草を中心とした和食文化の長い歴史が、肉を摂らずとも戦や農作業などを元氣にこなしてこれたことを示唆している。

近代営養学の基本は、明治に導入されたドイツ営養学がルーツだ。フォイト博士によって確立されたことから、フォイト営養学と呼ばれる。この営養学にもとづく理想値と、田村良純の調査(1886年)による越後谷雇人の食事とを比較すると、前者では1日1人あたりのタンパク質は118g、脂肪は56g、エネルギーは2976kcalに対し、後者はタンパク質55g、脂肪5g、エネルギー1850kcal。明治時代の日本人の食事はかなり低タンパク・低脂肪、低カロリーだ。しかし、日本人の生活習慣には、それで十分だったのである。

日本人に牛肉を食べる習慣ができたのはごく最近のことである。江戸時代の弘化四(1847)年の、「神代の余波」という文献には「猪、鹿の類を食らう人、稀なり。しもざまの卑しき人も、密かにて食らいて人には言わず、肩身に恥ありき」と書いてある。要するに、「猪とか鹿を食らう人は卑しい者だ」とはっきり書いてある。猪の肉は「牡丹」、鹿の肉は「紅葉」と隠語を用いていたし、肉を食べることは「薬食い」と呼ばれていた。こそこそコソコソと一部の変態が食べるような、今でいうゲテモノ食いみたいな感じだった。当時、肉を食べさせるお店の名前は「ももんじ屋」と呼ばれた。「ももんじ」とは、毛の生えた化け物という意味である。 化け物を喰らうという卑しい感覚だったのだ。

要するに、昔の日本人には肉は必要なかったし、食べていなかった。そもそも日本人は肉を食べずともけっして体力不足だったわけではない。1876年に来日したドイツのベルツ博士は、東京から日光まで一日で走り通す人力車の車夫のスタミナに驚愕していた。ところが、当時のドイツ営養学にもとづく肉類中心の食事をこの車夫に摂らせ毎日40Km走らせたところ、三日目にして疲労の激しさに走れなくなったという。

また、戦時中に何日間もご飯を食べなかった兵士が、帰還後に肉を食べたり、断食後の復食期間中に大量の動物性たんぱくを摂ってしまったことで命を落としたという例もある。肉というのは非常に体に負担をかけることは経験上もよく知られている。

「腐」という漢字には、五臓六腑の府に肉が入ると腸が腐るという由来がある。腸管造血説を唱える森下・千島学説でも、肉食は腸を汚し、血液を汚すと証明されているが、形霊としての漢字でも、我々の祖先は肉が体にとって負担になることを教え伝えてきたのである。

表向きに肉を食べるようになったのは、明治になってから。高々130年ほどの歴史しかない。しかも、食文化の自然な流れで習慣づいたのではない。そこには政治的な背景があったのだ。つまり、明治維新によって、富国強兵、殖産興業という新政策が打ち出され、欧米に追い付き、追い越せと西洋化が進められた一環として、「牛肉を食べる」ことも奨励され、一般化していったのである。

ところが、肉食導入当初は、「牛肉を食べると牛になる」とか、「肉を喰らうと西洋人のような顔になる」と庶民は囁きあっていた。政府は牛肉を売る店に「官許」の二文字を入れた看板を立てさせ、懸命にPRした。それでも、肉を食べる習慣は思惑通りに広まらなかった。そこで政府が打ったのが「天皇の肉食宣言」である。1873年1月24日、「明治天皇が肉料理を召し上がった」ということをPRしたのだ。

もう一人、日本人の牛肉信仰に大きな役割を果たしたのが福沢諭吉である。福沢は脱亜入欧を説いた。そして、「最上の肉は牛肉にてござ候。その次は豚、その下は鶏、・・・」などと牛肉を奨励した。「天は人の上に人を作らず」といった人の言葉かと疑うが、江戸時代の食生活を否定し、肉と言えば豚という中国の文化を否定して、先進国である欧米のライフスタイルを礼賛するならば、牛肉がなにより上等ということにならざるをえなかったのかもしれない。

かくして、日本人の頭には、「牛肉は上等だ」という刷り込みが行われた。以来、100年以上、日本人は牛肉と聞けば、「高い」、「上等」の肉と連想し続けてきたわけだ。

列強の植民地政策の基本は同化政策であった。現地の文化、価値、行動様式を本国と同じように変えさせる。それによってマーケットは拡大し、本国はそれを占領し、富を収奪することができるのである。つまり、軍事的占領は文化的占領を意味し、文化的占領は経済的占領につながるのだ。実際、風俗刷新を急いだ明治政府のやり方は、戦後GHQによる占領政策と非常に共通する。明治天皇の「肉食宣言」は昭和天皇の「人間宣言」に通ずる。その「肉食宣言」を切り札にしていっきに国民に牛肉食を広めていったやり方は、戦後の食生活改善普及とまったく同じだ。

戦後はGHQの指導の下、キッチンカーキャンペーン、パン作り職人養成、教育委員会買収により学校給食を導入し、パンと牛乳、そして付け合せとしての肉食普及を加速させていった。

漢字の「気」は戦前は「氣」と書いていたことからも分かるように、日本人は米を食べていたとても「氣」の高い「思いやり」にあふれる民族であった。「氣」という漢字は戦後「気」に改められ、何千年と続いた米食文化を取り上げられたのだ。なかでも有名なのは、当時大脳生理学の権威とされた、慶応大学医学部・林たかし教授の言である。彼は米を食べると「脚氣や高血圧になり、短命になる。また美容にも悪い」、しまいには「頭が悪くなる」とまで放言した。当然、林教授たちは製粉、製パン業者、食肉業者の主催する講演会にひっぱりだこである。利権に目のくらんだ学問の堕落は、日本人の伝統的な主食に対し、大きな打撃を与えたのである。

こうして日本では、戦後爆発的に肉の消費量が増えたが、結局はアメリカの穀物の過剰在庫処理のために肉を食べさせただけ。肉の消費量が増えれば、日本人のもともとタンパク源だった大豆の消費量を減らすことができて、肉を輸入することができる。その飼料の大豆などの穀物も輸入量を増やすことができる。

「船瀬俊介の船瀬塾」
和食の底力・食民地のままではいけない〜アメリカ食は早死にする!
2015年11月28日(土)
14:30 受付 15:00 講義 18:00 懇親会
会場:TKP信濃町(東京・JR信濃町駅前)
*自宅で学べる通信講座もあります。
お申し込みは、
ワンダー・アイズ・ストア
http://wonder-eyes.co.jp/
または、

脳でなく腸 – 「認知症 外来」認知症は腸から改善・予防する

「認知症 外来」認知症は腸から改善・予防する

http://www.ninchishou.club/  より~

脳でなく腸

 

脳でなく腸

人に「いきがい」や「やすらぎ」を与える神経伝達物質のセロトニンや「やる気」「活力」を生み出すドーパミンなどは、多く腸によって生み出されて脳に運ばれています。

(腸は、第二の脳とも言われてますが、実は脳への指令も腸から出ているのです。)

この神経伝達物質の不足が「うつ病」などの心の病を生むともいわれてきてます。

認知症もまた、その世路とになどの不足が大きな原因と考えられます。

ある事例では、

もともと糖尿病の人は認知症になる確率が高いと知られています。

ただ、従来は、その原因は糖尿病によって動脈硬化などの血管障害が起こり、脳への血の巡りが悪くなるから。と思われていました。

ところが、実験を重ねていくことで、どうやら、腸の機能が低下して、脳に対してうまく指令を出せなくなっていることの方が原因として強いのではないか。と考えられるようになりました。

要は、腸を整えれば、認知症を予防したり進行を遅らせたり改善するのは可能なのです。

「腸から改善する認知症」

血管をきれいにして、血流をサラサラにすることは認知症予防において大前提です。

そこで大事なのが腸の状態です。

血液を生産するのは骨髄ではなく、腸だ。という学者さんもいるくらいです。

よく食べた物は血となり肉となるといわれますが、私たちが食べたものは腸管で吸収分解され、血も骨も肉も作られるからです。

だからこそ、腸が不調になれば、新鮮でサラサラの血液は生まれ出せませんし、血管も詰まりやすくなってしまいます。

腸内に悪玉菌が多い人の方が認知症になりやすい

私たちの腸内に生息する腸内細菌によって、
認知症の発症や進行が関わっている事が
分かってきています。

東京大学の光岡知足名誉教授らのグループが
行った研究によれば、健康な高齢者と比べて、
アルツハイマー病を発症している高齢者の腸内には、
悪玉菌が増えており、反対に善玉菌が減っていたのです。

ではどうして、認知症の人の腸内には、
悪玉菌が多いのでしょうか。

人間の腸内には、100兆個以上の腸内細菌がいて、
これは体に有益に働いてくれる善玉菌・悪影響を
及ぼす悪玉菌、そして善玉菌・悪玉菌の
どちらかが優位な方へと加勢する日和見菌の3種類に分けられます。

(腸内細菌について詳しくは下記にも書いております。)

この腸内細菌の総数は、ほぼ一定にあり、
善玉菌と悪玉菌が腸内でお互い勢力争いを繰り返しています。

腸内に悪玉菌が増えて優勢になれば、
日和見菌は悪玉菌に加勢して
腸内環境が一気に悪化します。

すると、腸が衰えて便秘や下痢を
引き起こしやすくなります。

さらに、免疫力が低下することで、
病気にかかりやすい状態になってしまいます。

それだけでなく、腸が衰えると
脳の神経伝達物質の合成などに関わっている
ビタミンB群、鉄分、トリプトファンといった
脳に不可欠の栄養が、
腸から十分に吸収されないため、
認知症を招きやすくなると考えられているのです。

また、腸内に悪玉菌が増えると、
活性酸素が大量に発生することになります。

活性酸素は老化やガンの原因にもなりますが、
脳にも悪影響を及ぼしてしまいます。

腸内で脂質を酸化させ
脳細胞を傷つけたりして、
認知症を引き起こすとも考えられています。

一方、善玉菌が増えれば腸の働きがよくなります。

免疫力が高まり、全身の新陳代謝も促されます。

そして、ビタミンB群などの脳に
必要な栄養が腸から脳へ十分に供給されるため、
活性酸素の害を防ぐことができます。

そして、脳の働きもよくなると考えられています。

以上のことから、腸内の善玉菌を増やすことは、
健康維持に役立つだけではなく、
認知症の予防、改善につながると考えられます。

このように、認知症の原因は脳が
大きく関わっているかもしれませんが、
脳に影響を及ぼすのは、
実は腸内に大きな役割があります。

腸内を整えることで、
結果として脳にもしっかり働きかけることが
可能なのです。

逆に、”腸をほっとき、
脳にばかり刺激を与えても根本的な
改善とはならない”とも言えます。

善玉菌を増やすには、
善玉菌が大好物な納豆、鰹節、味噌などの

発酵食品がおすすめです。

腸内環境をよくしようと考える時に
大事なポイントは、上記にもあったように

腸内細菌の総数は、ほぼ一定であるということです。

ということは、
既に腸内に3種類の菌が生息しているので、
善玉菌を増やそうと頑張って、
生きたまま腸まで届く菌という乳製品を摂っても、
もう入る隙間がないのです。

なので、外から増やすのではなく、
既に生息する善玉菌を強くし、
善玉菌を優勢なバランスへとすることが大切なのです。

「3種類の腸内細菌」

腸内細菌には3種類あり、栄養分を体内に吸収したり、免疫力をつけたり、体にとってありがたい役割をしてくれるのが善玉菌で乳酸菌の仲間です。

最近では、乳酸菌という言葉をよく見かけるようになり乳酸菌飲料やヨーグルト、乳酸菌生産物資などたくさんのものがあります。

一方で、大腸菌のように病原性を持つのが悪玉菌です。
悪玉菌、善玉菌のどちらにも属さないのが日和見菌です。

日和見菌の特徴は、善玉菌が優勢の時には善玉菌の仲間へ。
悪玉菌が優勢なときには悪玉菌の方へと、どっち着かずであり、どっちにも着けるということがあります。

じゃあ、体に害を招く悪玉菌を無くしてしまえば健康になるのか。と言えばそうでもありません。

一番大切なのはバランスです。

ただ、暴飲暴食や睡眠不足で不規則な生活で悪玉菌が増殖してしまえば、腸は汚れてしまい、たちまち血液や血管にも悪い影響が出てきてしまいます。

腸は、免疫力強化や消化吸収だけでなく、他の臓器や脳を活性化するたくさんの物質を作っています。

人間が自分の力で不調部分を治してくれる自然治癒力を生み出すのも腸の役割です。


大敵は便秘

腸の状態が悪いとき、一番多くの方は便秘です。

認知症だけに限らず、歳を重ねると便秘になりやすい傾向になります。

普段の運動量も減り、水分の摂取量も減り、また便を肛門まで運んぶ腹筋の力も衰えていきます。

その上、老後はもう、食事も自分の好きなものしか食べなくなってしまう偏食も強くなりがちです。

すでに認知症で病院に入院されている方では便秘の確率は多く、便秘薬を飲んでいないケースはほとんどないというくらいに、切っても切れない関係です。

便秘に悩む方の多くは、お腹が一様に冷えています。

血液の循環も悪く、栄養分を吸収し、不要になったものを肛門へ運ぶぜん動運動も鈍っているので、お腹にハリが出てきます。

腸の働きが衰えれば、セロトニンなどの生産量も低下し、その結果として脳にも影響が出てきます。

中には、便秘がもとで、認知症の危険が迫った方もいます。

若い頃より便秘症であり、歳を重ねるごとに物忘れが増え、家族に指摘されても自覚はなく、イライラすることもあり、便秘は悪化していく一方。

しかたなく、お医者さんでアドバイスを受けたのが食事療法で、ご飯は白米から玄米に変え、肉料理も控えて野菜と極力食べるようにしていくことで、少しずつ効果があり、便秘の症状が軽くなると同時にイライラ感も減り、頭もスッキリするようになったようです。


認知症患者と向き合う医師

田中保郎医師

長崎県西諫早病院の東洋医学センター長・田中保郎医師の元へは毎日、アルツハイマーをはじめとした認知症やうつ病、などの脳の病気とされていた患者さんがいらっしゃいます。

中には、他では一向に良くならなかった症状が田中医師の元へ行くようになって改善されてきたという事例もたくさんあります。

田中医師は、「人の体の根っこは腸に」と説く「考根論」という考え方を講演会などで普及してます。

東洋医学では、病気そのものを対処するのではなく、病気になる体質を改善しようとします。しかも、やみくもに良くしていこうではなく、まずは体の根っこというべき腸の体質改善を重点的にやっていき、それを全身に行き渡らせようとします。

田中医師が常にいう例では、家の庭で咲く花が枯れていたら、西洋医学的な考えでいけば、その花にリン酸や亜鉛など栄養を与えたりして、一生懸命に花自体を治そうとします。

一方で東洋医学なら、花よりも、それを支えている根っこに注目します。栄養分や水分を吸収する根っこがしっかりしていれば、花は枯れてもまた新しい花を咲かせられます。

だからこそ、土壌を変えてみたり、水分調節をしたり、治療は根っこに向かいます。

時間はかかりますが、根が丈夫なら花だけでなく、茎も葉もみんな丈夫になります。


田中医師は、この植物の根っこにあたるのが、人の体では腸になのだ。と言います。栄養分や水分を吸収し、体全体に行き渡らせている腸こそが、その人の体質改善するための最大のキーポイントなのだ。と伝えてます。

考根論では、根っこにあたる腸をまず整え、心身の健康を作ると説かれてます。

その理論に沿って田中医師は、患者さんのお腹を触って診察する腹診によって症状を診ます。

その上で、無理に治そうではなく、出来るだけ自然治癒力が高まるように考え、基本的に漢方薬を処方し腸を活性化させると同時に、その方の体質の合った食事指導を行っております。

中でも共通して申し上げることは、次の3つです。

1.よく噛む 野菜を適度な大きさに切ってぬか床に漬けるように、よく噛んで食べ物を吸収しやすい状態にすれば、腸の負担がへります。

2.腹8八分目 ぬか床はたくさん漬けすぎるとうまつ漬かりません。お腹も食べ過ぎると消化不良を起こすので、食事は適量にとどめます。

3.腸を冷やさない ぬか床も腸も、冷やすと発酵が進みません。これは、単に冷たいものを食べないということではなく、体を冷やす食材を食べないということ。柿と豚のラードは特に冷えるので要注意です。
基本的に腸が冷えると、身体が冷えて、全身の基底顆粒細胞からホルモンが分泌されにくくなってしまいます。

どんな食べ物が腸を冷やすかというと、例えば干し柿です。

正月頃、腰痛やリウマチで来院される方が多くなりますが、聞けば干し柿を好んで食べている人が多くいらっしゃいます。

一般的に果物や野菜、魚などは体を冷やすといわれますが、こういったものは体を温めるものと併せて食べるのがよいでしょう。

その調和が見事に摂れているのが日本料理です。

温めるてんぷらには、冷やす大根おろしを。

冷やすマグロには、温めるわさびを。

それは見事な調和で、東洋医学に伝わる古典栄養学を見事に反映しています。
体を冷やす/温める食品(一例)

【体を冷やす食品】
キュウリ/大根/トマト/豚肉/アサリ/ウナギ/白砂糖/合成酢

【体を温める食品】
玉ネギ/ニンジン/ピーマン/鶏肉/イワシ/カツオ/生姜/味噌
※田中医師の分類による


認知症患者と向き合う整体士

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中山建三さん
1947年高知県出身。
整体師として40年以上にわたり、のべ20万人以上もの患者を施術。

人間の体の中の、特に「腸」に注目し、腹部を中心にゆるめて心身をリフレッシュする中山式整体術を開発。日本整体学院院長として後進の指導にも力を注ぐ。

『「腸」整体師になろう』(山中企画)

『腰痛の9割は「腸をゆったりさする」と治る』(経済界)など著書多数。

インタビュー(山中企画)

ーーーなぜ、あえて「腸」に注目されたのですか?
「長年、たくさんの患者さんを施術した結果、わかってきたことです。たとえば腰痛で苦しむ患者さんがいるとして、整体なら、普通は最初に脊椎や腰骨に触れて、歪みを治そうとしますね。ところが、中には脊椎の歪みが、それを支える筋肉にも影響を与えて、背筋の緊張が腹筋にまで及んでいることがある。それで腹部を入念にほぐすと、腰痛もよくなさってしまったりするのです。

それから腹部を中心にみていくと、体全体の歪みがそこに集約されているのがわかってきた。お腹、ことに腸を触った感触で、その患者さんの健康状態がほぼわかるようになってきた」


ーーーそこから、腸を中心に施術する中山式整体法が生まれたわけですね。

「ええ、いろいろ勉強もしていくうちに、腸は人体の免疫器官をつかさどっている上に、神経伝達物質のセロトニンやドーパミンの生成にも大きく関わって、心身のバランスをとっている大切な臓器であるのがわかってきた。血液も、骨髄よりも腸で作られている、との説もあるくらいです。
あらゆる病気は、ストレスによる自律神経の乱れで、免疫力が低下して起きる、と説く方もいますが、それも腸を整えることで自然治癒力が高まり、病気を撃退できると私は思っています。

現実に私は、冷たく、血流が滞っている腸を施術して、ボカボカと温かくしてあげただけで、頭痛をはじめ、まったく別の部位に起きた症状が消えてしまう例をたくさん見てきました。


ーーーとすると、先生の施術は、もっぱらお腹だけに向かうのですか?

「そうではありません。まずはお腹。これはたっぷりやった上で、下半身や腰、肩、首、背骨と全身に広げていきます」


ーーー揉み方には特徴があるのでしょうか?
「整体といえば、だいたい背骨をボキボキさせて体を矯正する、といった力任せのイメージがあります。

しかし、私はそういうことはしません。

てのひらを使って、「揉む」というよりも「押す」という感じでしょうか。
手の位置を少しずつずらしながら、ちょうど船をこぐようにお腹全体を揺すりつつ、張りやコリをほぐしていきます。

ですから、まったく痛くないですし、よく患者さんは心身ともにリラックスして眠ってしまう方も珍しくない」


ーーー眠るのは体にいいのでしょうか?

「ええ。脳に多量のアルファー波が出て、「癒し」の副交感神経の働きも活発化して、心身がリフレッシュされていきます」

ーーー先生は今、その「腸」整体法を、これから認知症や寝たきりの危機を迎える可能性のある高齢者の方々にも広めていきたい、とお考えのようですが・・・。

「そうなんです。超高齢化社会が進行している今の日本では、どうしたら、認知症や寝たきりにならないようにするかは、非常に重要な問題です。その点で、「腸」整体法は、寝たきりになる大きな要因とされる腰痛、背骨の骨折、股関節骨折などを防ぐ効果がありますし、神経伝達物質の量を増やし、自律神経を整えるところから、脳に刺激を与え、認知症になりにくい体質にもできる」


ーーー自分自身でお腹を押す、セルフマッサージでやればいいんですか?

「確かにその方法もあります。しかし、出来れば他人がお腹を「押す」方が効果が上がります。当然、私のやり方を教わった整体師のもとに通っていただくのがいいのでしょうが、あるいはもっとより多くの効果を生む可能性を秘めている方法がある。それは夫婦で施術しあうことです」


ーーー夫婦ですか? その理由は?

「互いに、最も相手の心身の状態を知っている。しかもへんな遠慮がないので、体の悩みなども素直に打ち明けられる。何より、互いにスキンシップをとることで、夫婦和合ができ、心の安定にも向かいます。私の整体法は力もいらないから、女性でも行えますし」


ーーー整体法の勉強については、どうすればいいのでしょうか?

「簡単なものなら、私が出しているいくつかの本を読んでいただければ出てきます。もしもっと深く学んで、場合によっては開業までしたい、とお考えなら、私が院長を務める日本整体学院までお越しください」


ーーー独身の方、あるいは配偶者がすでに亡くなっている方は、どうしたらいいでしょう?

「友人でもご兄弟でも、心を開き合える相手がいたら、その方と施術しあえばいい。いなければ、高齢者なら、ボランティアの方なり、ヘルパーの方なりにお願いして、施術をしてもらうだけではなく、こちらからもしてあげるといい。

人間のてのひらにはパワーがあるといわれています。ただ、手で体に触れるだけで「手当て」、つまり治療になるのです」


究極の発酵食品「醍醐」

※【醍醐】(だいご)
牛や羊の乳を煮詰めて熟成させてつくられるチーズのようなもの。

仏教の大乗経典「大般涅槃経」の中に、五味として
乳→酪→生酥→熟酥→醍醐のように発酵・熟成され、
醍醐とは一番最上で美味しいもの。

仏典では、【醍醐】を食するとすべての病が治ると書いてあるそうです。

「体にいい食べ物、腸にいい食べ物といえば、最後は醍醐に行きつく」という人もいます。

「醍醐」を語るには、まず仏典「大般涅槃経」から入らなくてはいけない。

この仏典にいわく、発酵食品には「五味」といわれる五段階の味があり、それと同じように仏教の教えも五段階あって、大般涅槃経こそ、最上の段階のものだ、とある。
この際、別に仏教の教えの方は無関係で、大事なのは発酵食品の方なのだが、その五つの段階をごく簡単に追ってこう。

まず最初が「乳」

これは原料の段階。

乳製品でいえば牛乳に当たる。

それが発酵した「酪」

食材でいえばヨーグルト。

三段階目が、またさらに発酵させた「生酥(せいそ)」

身近なものでいうと、味噌や酒などはここにあたる。

四段階目は「熟酥(じゅくそ)」

酢やブルーチーズなどはここに入る。
古代日本で作られていたチーズの「蘇」も、これに当たるだろう。


この「蘇」は、奈良時代以前にすでに作られていた記録もあり、製造方法は、平安時代の延喜式と呼ばれる法令の中にも出てくる。

いよいよ最終段階。「醍醐」

「大般涅槃経」にも一番美味しいもの、とされ、今も使われる、最上のことを表わす「醍醐味」という言葉も、ここからきているらしい。

日本の発酵食品で例えると、
乳ー大豆
酪ー納豆
生蘇ー味噌
熟蘇ー熟成味噌

醍醐を食べればすべての病気が治る、とも仏典にはある。

発酵

この醍醐、平安貴族たちも愛好していたようなのだが、残念ながら、中身や製造方法が残っていない、中国から伝来してきたのだけはわかっていながらも、現代中国でも日本でも、もはやどうやったら再現できるのかがわからない。恐らく、「蘇」をさらに濃厚にしたものだろうと、「蘇」をもとに、いろいろな方法で濃縮や熟成をさせて、醍醐を作り出す試みは健康食品メーカーや研究者らで行われている。

だが、これがそうだ、と断言できる決め手はない。

田中医師の醍醐解説

原始仏教の大般涅槃経(だいはつねはんきょう)という経典で、乳製品の発酵食品には「五味」として牛より「乳」を出し、乳より「酪」を出し、酪より「生酥」を出し、生酥より「熟酥」を出し、熟酥より「醍醐」を出す、と五段階で紹介されています。

これは発酵の段階によって分類されており、現在の食材に照らし合わせると以下のようになります。

そして、最もおいしく、全ての病気を治す優れた健康食とされているのが、熟成の最も進んだ醍醐なのです。

大豆発酵熟成エキスは、大豆を使って醍醐を再現した食品といえます。

そのため、大豆発酵熟成エキスには、腸内環境を整えて心身を健康に導く絶大な効果が秘められていると考えいるのです。

醍醐を再現させた食品

こちらの天然美通は、
一定数しか入らない腸内細菌に対して、
外から善玉菌を増やそうとするものではなく、
既に腸内に生息している善玉菌のエサとなり、
善玉菌を強く増やし優勢にしてくれることで

日和見菌を善玉菌の仲間についてくれることによって
腸内細菌のバランスを整えてくれる働きが秘められています。

外から善玉菌を摂ろうという発想から
既に生息する腸内細菌を強くすることが
天然美通の特徴です。

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上記の天然美通をこちらのサイト訪問者さま限定で10日分無料モニターでお試しいただけます。
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病気にならない生き方 レシピ集

あのミリオンセラーがレシピになりました! 一家に一冊、体も心も健康になれる料理の本 刊行以来、のべ170万人以上の人に読まれた『病気にならない生き方』シリーズの「レシピ編」が待望の刊行となりました! 「新谷家では、いった…

認知症がイヤなら「腸」を鍛えなさい

ボケない人は腸が一生若い! 体の老い、ボケは腸の老いでもある! つまり年をとってもボケずに生き生きしている人は腸が若いのである。腸年齢を知り、腸がよろこぶ習慣をこころがけることで、一生ボケないからだをつくる方法をベストセ…

“ドクター新谷・生島ヒロシが「胃腸を語る」 ―対談“新谷式健康・長寿法”

生島ヒロシが新谷式健康法のポイントをわかりやすく聞き出す 名著・ロングセラー『胃腸は語る』の著者=ドクター新谷と稀代の対談の名手=生島氏が、胃腸の健康こそ全身の健康のもとであること、新谷式食事健康法とは どういうものか、…

超健康不老長寿で生き抜こう!―「きれい」がキーワード

名医が説く穀物・野菜中心の食事健康法――普及版、そして決定版  ドクター新谷の健康理論をよりコンパクトな形で読めたら――現在とこれからの社会を支える世代の方々からこうした声が届くようにな りました。その声に応えて、新谷式…

30日間で腸から美人になる

シリーズ200万部のミリオンセラー「病気にならない生き方」の胃腸内視鏡外科の世界的権威、Dr.新谷がすべての女性におくる「腸から始める美容プログラム」。新谷先生の持論は、体のみずみずしさの源は腸にあり、腸がキレイならば、…

病気にならない7つのルール

大腸内視鏡外科医の第一人者として活躍中で、中曽根康弘、野村克也などの有名人にも食事健康法のアドバイスを行っている著者の「病気にならない日常生活の送り方」の秘訣を紹介。著者が提唱する生活習慣を実施した体験記も収録。 (出版…