梅干しが腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす

梅干し

日本の伝統食である梅干しは、食中毒を予防する効果が高く、お弁当の定番として昔から重宝されています。梅干しは、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす働きにも優れたものがあります。さらに詳しくお伝えします。

梅干しには悪玉菌を減らす成分が豊富

食中毒を予防する効果が高いことで知られていますが、これは梅干しには、抗菌力の強い成分が豊富に含まれているためです。

特に梅干しには、クエン酸をはじめ、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、カテキン酸などの有機酸が非常に豊富に含まれています。これらの有機酸によって、腸内の悪玉菌は強烈なダメージが与えられ、その数を減らすことになるのです。

また、有機酸は腸を刺激し、ぜん動を活発にする働きもあります。その働きによって、便通がよくなり、腸内に滞留している腐敗便や有害物質を速やかに便といっしょに排出されます。このことは、腐敗便をエサにして、増殖する悪玉菌にとっては大きなダメージであり、やはりその数を減らさざるを得なくなります。

腸内の悪玉菌の勢力が弱まれば、その分、善玉菌は力をつけることができるため、善玉菌はその数を増やすことができます。

梅干しには善玉菌を増やす成分も含まれている

梅干しには、不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維がバランスよく含まれています。水溶性の食物繊維は、腸内細菌の善玉菌のエサとなり、その増殖を助けます。

不溶性の食物繊維は、便通をよくし、腐敗物質を絡めとって便と共に排出するなど、腸内を悪玉菌が増殖しにくい環境に整えることで、間接的に善玉菌を増やす役目を果たしてくれます。

梅干しは万病に効く?

梅干しには、クエン酸やコハク酸などの有機酸のほかにも、梅リグナンなどの健康によい成分が含まれています。

これらの成分によって、食中毒予防や整腸効果に加え、疲労回復、インフルエンザ予防、胃がん予防、糖尿病予防、高脂血症予防、動脈硬化予防などの健康効果が実証されています。

まさに万病に効くといっても過言ではない梅干しですが、より高い効果を望むのであれば、昔ながらの製法で漬けられている梅干しがベストではあるようです。

ただし、食べ過ぎに注意

梅干しには、塩分が非常に多く含まれています。食べ過ぎてしまうと、塩分の過剰摂取によって、高血圧や腎臓疾患を引き起こす心配が出てきます。ちなみに、塩分控えめなどの低塩タイプの梅干しは、添加物が含まれているものも多く、それらの添加物によって腸内細菌全体にダメージを与える場合もあるため、その点にも注意してください。

梅干しは、 生の梅を天日干しなどで乾燥されているため、栄養が凝縮されています。適量は1日一粒で、一粒でも十分な効果が望めます。

同じく梅の加工食品である梅肉エキスは、同量の梅干しに比べて、有機酸や梅リグナンなどの有効成分がおよそ30倍以上も含まれていて、ごくごく少量でも絶大な効果が期待できます。塩分は含まれていないので、塩分が気になる場合は、梅肉エキスの方を摂取されてもよいかもしれません。

腸内環境と自律神経の乱れには深い関係があった

自律神経

腸内環境(腸内細菌のバランス)と自律神経には、密接な関係があるようです。自律神経のバランスが乱れると、腸内環境も悪化しやすくなります。逆に、腸内環境が悪化すると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。なぜそうなってしまうのでしょうか?

自律神経が腸の働きをコントロールしている

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、互いにうまくバランスをとりながら、腸の働きを正常に保ってくれています。

腸は、副交感神経が活発に働いてくれることで、消化活動やぜん動運動も活発になります。しかし、ストレスや不規則な生活によって自律神経のバランスが乱れると、腸の働きも乱れ、消化活動やぜん動運動に支障が生じ、腸内環境に悪影響が及ぼされます。

消化活動がうまく行われないことで、小腸で吸収されなかった食べ物が腐敗して大腸まで届いてしまい、それが悪玉菌のエサになり悪玉菌を増やすことになります。また、ぜん動運動の機能も低下して、便秘になり、有害物質を含んだ便がいつまでも腸内にとどまってしまって、ますます腸内環境は悪化します。

セロトニンが不足すると自律神経が乱れる

神経伝達物質であるセロトニンが不足すると、自律神経が乱れやすくなります。セロトニンには、自律神経のバランスを保ったり、副交感神経を活性化させる働きがあります。そしてこのセロトニンは、腸内で腸内細菌(主に善玉菌)の助けによって作られています。しかも、腸内で作られるセロトニンは、全体のおよそ90%と、大部分を占めているので、その影響力は非常に大きいです。

腸内環境が悪化すると、善玉菌の働きが鈍るために、このセロトニンが不足しやすく、その結果、副交感神経の働きが鈍ります。副交感神経が鈍ると、腸の働きも鈍り、消化活動やぜん動運動に支障が生じます。

すなわち「腸内環境が悪化する→自律神経が乱れる→腸内環境が悪化する→自律神経が乱れる→腸内環境が悪化する」といったように、乱れた自律神経と悪化した腸内環境は、互いに影響し合い、負のスパイラルを生じさせることになるのです。

このような状態では、当然、心身にも多大な悪影響が及ぼされます。どこかでこの悪循環を断ち切る必要があるといえます。

腸内環境を改善することが一番の近道

乱れた自律神経と悪化した腸内環境の負のスパイラルを断ち切るためには、悪化した腸内環境を改善することが一番の近道といえるでしょう。

ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やし、善玉菌にしっかりと働いてもらえるような腸内環境が整えば、セロトニンも十分に作られ、自律神経もバランスが保てます。またセロトニンには、精神を安定させる働きもあるので、十分に作られていれば、これもまた自律神経を乱す大きな要因のひとつであるストレスが緩和されます。

自律神経のバランスがうまくとれるようになれば、副交感神経も活発に働きます。副交感神経が活発になれば、腸の働きもよくなり、消化活動やぜん動運動も正常に行われるという好循環が生まれるのです。

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男の厄年は、二五歳、四二歳、六二歳ですが、この年になると体に何らかの変調をきたすことから、先人が長い時間をかけて後世に伝えた知恵でもあります。
なかでも、男四二歳は、女性でいうお肌の曲がり角ではないが、体力的なおとろえ、特に勃起と射精で精力の衰えを感じる年頃です。

一般的に言われるているのは、男性の老化現象が現れるのは、まず、目である。次に歯、そして、勃起と射精のようです。なかでも勃起と射精つまり、勃起不全とか勃起力が弱くなるほど、男性にとってショックなことはありません。
性行為を行っている途中に、萎えてしまう中折れも勃起と射精の問題です。

ふつう、勃起は、副交換神経の作用によって生じるもので、射精は交換神経の作用によって起こります。
したがって、性能力が衰えるということは、副交換神経の働きが、交感神経によって抑制されているわけで、交感神経が強すぎるという勃起と射精の状態なのです。
では、交換神経が強く働き勃起と射精に問題が起きる時は、私たちの状態はどんな状態なのかといえば、ストレスが非常にたまっている状態であり、現在ストレスにさらされている状態といってもいいでしょう。
交感神経が働き過ぎると、脈拍が多くなり、心臓はどきどきし、血圧は上昇する。身体にとってけっしてよくない状態です。
そんな状態を解消するには、勃起を促す副交換神経と、射精を促す交感神経がバランスよくその機能を発揮する状態にすれば勃起と射精の問題は改善されます。

自律神経のコントロールを自律訓練法やサプリメントでサポート


勃起と射精に関係する神経は自律神経なので、これまでは外部からコントロールできないとされてきたが、最近では、自律訓練法や自律神経の正常化によいサプリメントなどが開発され、ある程度はコントロールすることもできるようになってきたことがわかってきました。
例えば、ヨガや座禅、あるいは環境音楽といった心をリラックスさせる音楽療法、暗示療法などがその代表例ですし、男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促進したり、疲労回復に効果的なトンカットアリなどのサプリメントが注目されています。。
そうしたいろいろな方法を試み、自分にもっともあった勃起と射精を改善する心理療法やサプリメントを取りいれることが重要でしょう。
しかし、そうした心理療法やサプリメントを取り入れて、心身ともにリラックスするために肝心なことは、パートナーの協力が必要で、勃起と射精については、奥さんであれ、恋人であれ、パートナーの愛情に勝るものはないようです。

さらに言えば、職場などでは同僚や部下、あるいは上司との人間関係を充実したものにする必要があるでしょう。
中高年はともすればリストラの対象となりやすく、日々、その心配に直面している方もいるかもしれませんが、 しかし、それに打ち勝つような強い心をもたなければ、まずます精力は減退するばかりで勃起と射精の問題も大きくなってくるのです。

自分の心身が健康状態かどうかをはかる目安は次の四つです。


①朝目覚めたときに疲れが残っているかどうか。
 ②睡眠がよくできるか。
③食欲は多いにあるかどうか。
④快便かどうか。

これが心身の健康バロメーターで。、 また、マッサージも勃起と射精を回復する決め手になります。
夫婦や恋人でお互いをマッサージすることで、皮膚感覚を刺激し、脳の性中枢も刺激することによって、それが性欲や性力を高めることで、勃起と射精を改善することつながるからです。
性欲や勃起と射精の問題を解決するには、お互いのスキンシップも重要なのです。

もう、トンカットアリはお試しになられましたか?
男性ホルモンであるテストステロンの分泌を増やし、ペニスの硬さや勃起と射精を強化します。
テストステロンは睾丸で分泌されますが、これは脳からテストステロンの分泌指令を、
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興奮するから、「勃起」するのではありません

知っておきたい「精子」の話、「勃起」のしくみ

●興奮するから、「勃起」するのではありません

さて、妊娠が成立するためには「精子」はもちろんのこと、「セックス」という行為がなくてはなりません。ところが、「男性不妊」の中には、造精機能に問題はなくても、勃起不全(ED)に悩み、赤ちゃんをつくることができずにいるカップルもおり、その数は増加傾向にあります。

勃起不全に関しては、体に疾患が認められる「器質性」と精神的ストレスに起因する「心因性」2つの側面があり、8~9割が「心因性」とも言われています。
「心因性ED」はこれといった原因を特定できず、改善に時間がかかるケースもありますが、治療法がないということはありません。
また、心因性と思っていても、体のほうにも勃起を阻害する要因があるなど、複合的なケースもあります。

これまではあまり意識したことがなかったかもしれませんが、根本となる勃起のメカニズムを知ることで、気づかなかった要因が見えてくることもあります。
まずは、ご自分の体に興味を持つことから始めてみましょう。

陰茎が勃起するケースには、次の2つがあります。

(1)中枢性勃起

心理的な刺激によって起こる勃起。女性の裸体を見たり、エロティックな想像をしたりなど、性的なイメージを抱くと、その情報はまず大脳皮質を経由して、視床下部にある性中枢に伝わります。そこから「勃起せよ」というサインが出され、脊髄にある勃起中枢を刺激すると、海綿体の空洞に血液が一気に流れ込み、その圧力によって陰茎は勃起するという生体反応が起こるのです。

(2)反射性勃起

物理的刺激によって起こる勃起。マスターベーションやペッティングを通じて陰茎や陰嚢を刺激したり、乗り物などで下半身に微妙な振動を受けたりなどしたときに、脊髄の中にある勃起中枢が刺激されることで起こります。海綿体組織が血液で満たされ、その圧力によって陰茎が立つメカニズムは(1)と同じ。

勃起の仕組み
勃起の仕組み

勃起のしくみで注目したいのは、陰茎内にある海綿体の毛細血管に血液が流れ込み、筋肉の力ではなく「血液の圧力」によって充血した陰茎が、硬く大きくなるという点。つまり、勃起とはペニスの充血状態なのです。(一方の射精は、筋肉の収縮によって起こります)

性的興奮などで勃起中枢が刺激されると、ペニスとその周辺の動脈が緩み、血管が拡張したところに血液が流れ込みます。
このとき、血管を拡張させる役割を果たしているのがNO(一酸化窒素)です。
NOは性的な興奮によって神経から分泌され、勃起を促します。さらに、勃起後は血管全体から分泌され、勃起を維持する重要な役割を果たすのです。

ここで、「性的な興奮」という言葉を使いましたが、実は本来、勃起とは自律神経の「副交感神経」が優位な状態、すなわちリラックスしているときに起こります。
「興奮」とリラックスは正反対のように感じるかもしれませんが、要は楽しみや悦び、癒されるといった精神状態のときには、副交感神経が活発化しているのです。
女性の裸を目の前にしたら、確かにこういう気持ちになりませんか?

自律神経にはもう一つ、「交感神経」がありますが、こちらは強い緊張状態やバリバリ働いている戦闘モードの際に活性化します。
残業続きだったり、夜遅くまでパソコンやゲームなど刺激の強い画面を見続けたりする生活をしていると、交感神経が常に働かざるをえない状況となってしまい、副交感神経に切り替わるタイミングを得られず、EDの原因となる危険があるのです。

現代社会は、とかく交感神経が酷使される生活になりがちですが、赤ちゃんを望むなら、ご自分で意識的に副交感神経にスイッチを入れるように工夫されると良いでしょう。
交感神経が働きっぱなしだと、睡眠不足や眠りが浅くなり、そのためにホルモンの分泌低下など、「男性不妊」を加速させることにもなりかねません。

また、交感神経が常に活発で心身にストレスが蓄積されていくと、体内に「活性酸素」が増えることも勃起には悪影響です。
活性酸素は、食べ物から摂取したビタミンCやポリフェノールに代表される抗酸化物質によって分解・除去されますが、体内で必要以上に生産されるとその作用が追いつかなくなります。
そうして、体内の活性酸素が過剰になると、血管や神経の細胞にダメージを与え、それによってNOを十分に分泌することができなくなると、EDのリスクも高まっていくのです。

その他、NOの分泌には、男性ホルモン「テストステロン」も深くかかわっています。ストレスによって自律神経のバランスが崩れれば、テストステロンの分泌も低下し、その結果、NO不足に陥ってしまうということも考えられます。

いずれにせよ、活性酸素を大量発生させないストレスフリーな生活を心がけると同時に、食生活や適度な運動によって活性酸素をこまめに除去するようにし、良好な血管状態を保つことがEDの予防・改善に重要であることがお分かりいただけるでしょう。
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水素水とアレルギー抑制作用

水素水の効果・効能

水素水にアレルギーを抑制する作用があるというのは本当でしょうか。ここでは、アレルギーが起きるメカニズムと、アレルギーと活性酸素との関係、また水素水のアレルギーへの影響・効果についてドクター監修のもと解説します

水素水にはアレルギー抑制効果があると考えられていますが、本当でしょうか。ここでは、アレルギーが起きる原因と、それに水素水がどう効果があると期待されるのかをご紹介します。

アレルギーが起きる原因

アレルギーは、体内の免疫システムが外部の刺激に過剰に反応して起こります。アレルギーを起こす物質となるアレルゲンに体内の免疫をつかさどる細胞が過剰に反応し、排除しようとしてさまざまな症状を引き起こすのです。

アレルギーの代表的なものに、花粉症を含むアレルギー性鼻炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどがあります。

アレルゲンが体内に入ると、免疫がアレルギーに対応する抗体であるIgEを作りだします。そして、IgEが免疫をつかさどる肥満細胞にくっつき、次のアレルゲンの侵入に備えます。再びアレルゲンが体内に入ってくると、血液中のIgEと結合し、抗原抗体反応(=免疫反応)が起こります。

すると、肥満細胞がアレルゲンに応じてヒスタミンなどの炎症性物質を放出し、それらがアレルゲンを身体にとって有害な物質と判断し、体外へ排出しようとします。このヒスタミンの働きによって、目のかゆみや鼻水、息切れ、肌の乾燥といったアレルギー症状が起こるのです。

アレルギー症状が起こった場所には多くの活性酸素が発生します。そしてこの活性酸素は免疫反応を促す働きがあるため、さらにアレルギー症状を悪化させてしまうのです。

期待される水素のアレルギーへの効果

活性酸素には、免疫反応を促進させる働きがあると先程も述べましたが、水素にはこの活性酸素を除去し、過剰な促進を防ぎ、細胞の酸化を食い止める抗炎症作用、抗酸化作用があると考えられています。

水素の摂取の方法については、水素水を飲むのはもちろん、水素風呂に入浴するなど皮膚からの摂取でも効果があると考えられています。

実際に、水素水には、花粉症などの即座にアレルギー反応の出る即時型アレルギーに効果があるというマウスでの研究結果もありますので[1]、今後、ヒトへの応用も期待できます。

当該「水素水」カテゴリ内コンテンツについてのおことわり

  • 1.一部、「水素」が持つ効能・効果についても言及しております。文章中に明記しておりますが、混同しないようご注意ください。
  • 2.当コンテンツ内で言及している「水素水」とは、分子状水素医学シンポジウムが定めた最低基準(水素含有量0.08ppm以上)にあてはまるものです。市場流通後における水素の含有量は販売元により異なると考えられますので、十分ご注意ください。

活性酸素とアレルギーの関係

酸素は生きていく上で絶対に
必要なものなので

 

酸素は体にいいもの

 

と思っている人がほとんどです。

 

でも、生きるために必要な酸素が
健康の害になることがあるんです。

 

鉄が錆びたり、
切ったリンゴの色が変わったり
開栓したワインの味が変わったり

 

これらは酸化が引き起こす現象です。

 

「頭が錆びる」
「体が錆びつく」

 

という言い方をしますが

 

酸化というのはあまり
よいイメージではありませんね。

 

私たちは酸素がなければ
生きていけませんが

 

同時に体内を酸化させています。

 

体が酸化する = 老化

 

ということです。

 

この体内を錆びさせる酸素を

 

活性酸素といいます。

 

最近よく聞くようになった言葉です。

 

「活性」というと何かいい響きですが
活性酸素の「活性」というのは
他の物質と反応しやすいという意味です。

 

他の物質と反応しやすいというのは
自分自身が不安定ということで

 

自分が安定するために、
他の物質から電子を奪い取ろうとします。

 

これが酸化という反応なのですが
このとき細胞が傷つけられてしまいます。

 

傷つけられた細胞は働きが弱まる

老化する

 

ことになってしまいます。

 

私たちが呼吸で取り入れた酸素のうち
2~3%が活性酸素になっています。

 

生活習慣病の9割は
活性酸素が原因と言われています。

 

活性酸素によって細胞が傷つけられると
ケガや病気からの回復力、免疫力が
衰えてしまい

 

高血圧や動脈硬化、糖尿病などが
発症すると考えられています。

 

免疫力が衰えれば
インフルエンザや肺炎などの
感染症にもかかりやすくなります。

 

活性酸素はアレルギーの原因にも
なっています。

 

例えばアトピー性皮膚炎は
活性酸素によって皮膚を保護する
角質層の脂膜を酸化することで

 

皮膚のバリア機能が低下し
ダニやハウスダストなどの
刺激に過剰反応することで
引き起こされます。

 

また活性酸素はヒスタミンという
刺激物質を放出させて
鼻やのどの粘膜が花粉などに
過剰反応するように仕向けます。

 

活性酸素はアトピー性皮膚炎、
アレルギー性鼻炎、喘息
リウマチなど

 

アレルギーを発症させる
元凶になっています。

活性酸素が炎症・アレルギー反応を活性化する新たな仕組みの発見

科学技術振興機構報 172号

平成17年 4月28日
東京都千代田区四番町5-3
科学技術振興機構(JST)
電話(03)5214-8404(総務部広報室)
URL http://www.jst.go.jp

活性酸素が炎症・アレルギー反応を活性化する新たな仕組みの発見

-感染防御(自然免疫システム)における新たな細胞内分子機構-

 

 JST(理事長:沖村憲樹)の研究チームは、活性酸素が病原体感染によって起こる炎症やアレルギー反応を促進する作用を持つこと、その活性酸素の作用を受けるターゲットがASK1(Apoptosis signal-regulating kinase 1)*1という細胞内タンパク質リン酸化酵素であることを突き止めた。
細菌やウイルスなどに感染すると、それらを体内から迅速に排除するため自然免疫システム*2という生体内防御機構が活性化する。自然免疫システムがひとたび病原体の感染を感知すると免疫応答に必須な炎症性サイトカイン*3が産生され、生体内で炎症を引き起こす。一方で、なんらかの原因によりこれらの防御反応が異常に亢進すると、アレルギーや自己免疫疾患の原因にもなる。
病原体の感知には、細胞膜受容体であるTLRファミリー*4が重要な働きをしていることが知られているが、本研究では、このファミリーのうち、TLR4という受容体の活性化に伴って特異的に活性酸素が産生され、さらに活性酸素を介して、タンパク質リン酸化酵素であるASK1が活性化されることによって、サイトカインが効率よく産生される仕組みを明らかにした。
また、ASK1を働かなくしてしまったマウスにおいては、TLR4受容体活性化によって引き起こされる炎症性サイトカインの過剰産生や、それに伴うショック死が起こりにくくなっていることが判明した。
活性酸素が炎症やアレルギーの症状を亢進させる可能性についてはこれまでも注目されていたが、そのターゲットの実体が明らかとなったのは初めてであり、アレルギー性疾患や自己免疫疾患などの新たな治療法の開発に繋がるものと期待される。
本成果は、戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CRESTタイプ)の研究テーマ「ストレスの受容・認識とシグナル変換の分子機構」の研究代表者:一條秀憲(東京大学大学院薬学系研究科 教授)、および松沢厚(同 助手)らの研究によって得られたもので、2005年5月1日付の米国科学雑誌「Nature Immunology」オンライン速報版で公開される。

【成果の概要】

研究の背景と経緯:  全ての生物は、細菌やウイルスなどの微生物の体内への感染・侵入に対して、自然免疫システムという生体内防御機構を活性化させ、それらを体内からすばやく排除する仕組みを備えている。生物が死ぬとすぐに腐敗してしまうのは、微生物の侵入に負けてしまうからであり、自然免疫システムは生命にとって欠かせない。

自然免疫システムがひとたび病原体の感染を感知すると、まず免疫応答に必須な炎症性サイトカインが産生され、生体内で炎症を引き起こし、さまざまな免疫系に関わる細胞や細菌を殺すためのタンパク質を、感染が起こっている場所に動員して病原体を排除する。

一方で、これらの防御反応が異常に亢進すると、アレルギーや自己免疫疾患になることが分かっていたが、その原因についてはこれまで解明されていない。最近の研究で、病原体の感知には細胞膜受容体であるTLRファミリーが、病原体のそれぞれの特徴的な成分を見分けることが、最初のステップとして重要であることが明らかとなった(図1)

しかしながら、病原体を感知してから、炎症性サイトカイン産生など、次のステップとしての免疫応答がどのような仕組みで促進され、何がその指令を出しているのかについては不明であった。

今回の論文の概要:  一條教授らの研究チームは、病原体を感知する細胞膜受容体であるTLRファミリーのうち、TLR4という受容体の活性化に伴って特異的に活性酸素が産生され、さらに活性酸素を介してタンパク質リン酸化酵素であるASK1が活性化されることによって、サイトカインが効率よく産生される仕組みを明らかにした。

ASK1の活性化には、ASK1をTLR4受容体に集めるために働くTRAF6というタンパク質がASK1に結合することがまず必要であり、この結合は活性酸素の産生が引き金となって起こることが分かった。ASK1が活性化した後のステップとして、p38という別のタンパク質リン酸化酵素が引き続いて活性化されることも見出された(図2)

さらにASK1を働かなくしてしまったマウスにおいては、p38タンパク質リン酸化酵素の活性化、またTLR4受容体の活性化によって引き起こされる炎症性サイトカインの過剰産生や、それに伴うショック死が起こりにくくなっていることが判明した。これらの仕組みは、これまで線虫と呼ばれる進化の上で原始的な生物に存在することは分かっていたが、ヒトやマウスのような高等哺乳動物にも共通して備わっている生物に普遍的なものであることが今回初めて明らかとなった。

また、これまでにも炎症や感染時に産生される活性酸素の役割については注目されてきたが、その活性酸素がターゲットとする分子機構の実体は不明であり、本研究で初めてその実体がASK1であることが突き止められた。

今後期待できる成果:  活性酸素は、老化あるいは動脈硬化やガンなどの成人病疾患の原因として、これまで生体にとっては有害な面ばかりが強調されてきた。今回、活性酸素が病原体の感染に対する防御機構を強めるように働くという発見によって、活性酸素は生体にとっては必要な場合があり、自然免疫システムにおいては生体への警告信号のような役割として重要な働きをしていることが明らかとなった。

従って、適度な量の活性酸素は、むしろ身体の防御能力を高めたり、ワクチンの効果を強めたりすることができるかもしれない。 逆に、体内での活性酸素の発生が多くなりすぎると、ASK1が過度に活性化され、炎症性サイトカインの産生が必要以上に増強されることも考えられる。

アトピー性皮膚炎やぜんそく、慢性関節リウマチといったアレルギー性疾患や自己免疫疾患は、自然免疫システムによる防御反応が異常に亢進した場合に引き起こされ、慢性的な炎症症状を伴う。

活性酸素を抑えるような薬剤やASK1を標的とした阻害薬は、これらの疾患での過剰なサイトカインの産生を抑制することで、効果的な治療が可能となるかもしれない。

本研究の成果は、医療、創薬という観点からも意義深いものであり、炎症やアレルギー、自己免疫疾患など、広範な免疫疾患に対する新たな治療戦略の提案に繋がるものと期待される。

 

用語説明
図1:自然免疫システムによる病原体感染の感知と応答
図2:活性酸素を介したASK1による新たな自然免疫システムの活性化機構

 

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【論文名】

“ROS-dependent activation of TRAF6-ASK1-p38 pathway is selectively required for TLR4-mediated innate immunity”
(活性酸素依存的なTRAF6-ASK1-p38経路の活性化がTLR4を介する自然免疫に特異的に必要である)
doi :10.1038/ni1200この研究テーマが含まれる研究領域、研究期間は以下のとおりである。
「ストレスの受容・認識とシグナル変換の分子機構」
(研究代表者:一條秀憲 東京大学大学院薬学系研究科細胞情報学教室 教授)
戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CRESTタイプ)
研究領域:「たんぱく質の構造・機能と発現メカニズム」
(研究総括:大島泰郎 共和化工株式会社環境微生物学研究所 所長
/前 東京薬科大学生命科学部 教授)
研究期間:平成14年度~平成19年度

【本件問い合わせ先】

一條 秀憲 (いちじょう ひでのり)
東京大学 大学院 薬学系研究科 細胞情報学教室
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
TEL: 03-5841-4859 FAX: 03-5841-4778
E-mail:

佐藤 雅裕 (さとう まさひろ)
独立行政法人科学技術振興機構 戦略的創造事業本部
研究推進部 研究第一課
〒332-0012 埼玉県川口市本町4-1-8
TEL: 048-226-5635 FAX: 048-226-1164
E-mail: