アメリカのインディアン先住民の 伝統料理と言・・・

インディアンはとうもろこしを主食とし伝統料理と言えば、ペミカン、サコタッシュ(キドニービーンズやとうもろこしを煮たもの)、「揚げパン(フライブレッド)」などで、今では米国民の食文化に取り込まれたものもあります。野牛やターキー、食用犬のほかサケマスの漁労が蛋白源です。松の実、どんぐり、ベリー等を採集、粉にしてパンに混ぜて食べていました。
野牛のジャーキーとベリー等のドライフルーツ、骨髄の脂肪を練り合わせた伝統的な冬用携帯保存食料「ペミカン」は、20世紀初頭の各国の南極探検にも採用されたそうです。サコタッシュからチリビーンズやポークビーンズになっていったのかもしれません。

米国の重要な作物であるトウモロコシ、タバコ、トウガラシはインディアンが昔から栽培していたもので15世紀以降に新大陸から世界に広がったものです。

アメリカンインディアンの健康法

アメリカンインディアンの健康法

1年・365日、常に戸外で生活をしているアメリカンインディアンは、
決して風邪をひくことがありません!彼らには風邪をひいた経験がないのです!
そして彼らは、私たちには信じられないような脅威の身体能力を持っています!
彼らの強靭な肉体はどのようにして作られたものなのでしょうか?
ここでは、彼らの驚くべき健康の秘訣と、そこから私たちの生活に取り入れられる
健康法について、見ていきたいと思います。
●歩く事
アメリカンインディアンの健康の秘訣の一つは“よく歩くこと”にあります。
けれど、その“よく歩く”は半端なものではありません!
アメリカのアリゾナ州のホピス族はトウモロコシ畑の手入れをするのに
自分の家から64キロも離れたトウモロコシ畑に走っていき、そこでトウモロコシ畑を
耕し、また走ってその日のうちに帰ってきます。そしてまったく疲れを見せません。
このようなことは、インディアンにとって日常茶飯事で、特に訓練された人でなくても、
誰でも、お年寄りでさえも平気で走ってしまうそうです.。
また、ホピス族以外の部族も同様です。
メキシコのタラフマラ・インディアンは宗教行事として、160キロから320キロの
競争を規則的にしているといいます。
一週間で1時間多く歩くと2年寿命が延びると言います。また、
大人が健康を維持するためには、1日に最低3キロは歩くべきだと言われています。
インディアンのしていることと同じようにするのは無理ですが、少しずつでも、
生活に「歩く事」を取り入れてみてはいがかでしょう?最初のうちは疲れても、
歩けば歩くほど、どんどん疲れにくくなっていきます。
また、アメリカンインディアンは「体を動かすことで心がきれいになる」と言います。
歩くことは、体のための健康法であるだけでなく、心にもとても良いことです。
悩み事があったら、散歩をしながら悩みましょう。
30分もしたら、心は晴れて、悩みも解決しているかもしれません。
●姿勢
アメリカンインディアンは完璧なまでに自然な姿勢で歩きます。おなかを引っ込めて、
胸を張って、脊柱をまっすぐにした姿勢で歩くことが、体重の負担を軽くするのです。
アメリカンインディアンが病気にならない理由の一つに、この“完璧な姿勢”も
挙げられます。悩みがちな人、体の弱い人には猫背など、姿勢の悪い人が多く、
健康で元気な人には、胸をはって歩く、姿勢の良い人が多いものです。
長い間悪い姿勢でいると、体の臓器のどこかに負担がかかって、調子が悪く
なりやすいですし、また、心理面にも多きな影響を与えます。気分が暗く落ち込んで
いる時など、意識して背筋を伸ばし、胸を張るようにしてください。
気持ちの持ち方が随分変わってきます。
良い姿勢のイメージとしては、立って、上から吊るされているような感じ、
また、頭の上に物をのせて、バランスをとっているような感じが良いようです。
このとき、お腹に力をいれて、引っ込めて立ちましょう。
良い姿勢には腹筋は不可欠です。また、歩く時に、手を大きく振ったり、
後ろに組んだりするのも良いようです。
●よく噛むこと
アメリカで出版された「インディアンの教え」という本の中に出てくる話です。
著者はアメリカンインディアンと一緒に、一週間の旅に出ました。その時の
食べ物は、ひからびたトウモロコシといくつかの干し葡萄しかなかったそうです。
それを何時間もかけてゆっくりと噛んで食べるのです。そして、手のひら一杯の
穀物が素晴らしい食事となり、疲れを知らない体力ができたといいます。
また、長寿で有名なコーカサス地方の人々も、食べ物を完全に咀嚼します。
彼らは、早く食べることは、野蛮で、不健康なことと見なしています。
アメリカンインディアンはわずかな食物だけで、1日に100キロ以上も走る
ことができます。その秘密は、やはり「よく噛むこと」にあるのではないでしょうか?
私たちが食事をして、吸収したエネルギーの大部分は、実は「消化」に使われて
いるそうです。「食べ物を消化するために、食べ物を食べる」
「たくさんの食べ物を食べると、消化にたくさんのエネルギーが必要なため、
たくさん食べる」・・・私たちの食生活は悪循環になっています。
アメリカンインディアンは、少量の食物を、徹底的に噛んで食べるため、
消化に負担がかからず、その分のエネルギーを体にまわすことができます。
また、徹底的に噛むことによって、食物のエネルギーを余すところなく吸収できて
いるのかもしれません。
アメリカンインディアンの食事法は確かに素晴らしいのですが、私たちの生活では、
このような生活スタイルはまず無理です。ですから、とりあえず、よく噛んでゆっくり
食べてみてはいかがでしょう?ゆっくりと食事をすると、食欲を10パーセントから
15パーセントほど抑えることが出来るそうです。よく噛むことは、満足感を
与えるからです。なかなか難しいですが、腹八分目を守り、ゆっくりと食事をすれば、
消化不良、膨満感、吐き気など、殆どの胃腸病を回避できるでしょう。
●食べ物

アメリカンインディアンが食べるものは、主にトウモロコシと豆類で、カボチャや、
メロン、モモなどもよく食べます。肉は、年に1・2回少しの量を食べるだけです。
コーカサスの人々も、豆類をよく食べ、そして特にエンドウ豆が健康に良いといいます。
☆トウモロコシを主食にして、豆類でタンパク質を補い、その他、カボチャや、
果物を食べれば、人間に必要な栄養はすべて揃ってしまうようです。しかも、
脅威の健康と、長寿を手に入れるのにも十分です。食事は、量よりも質、バランス、
食べ方の方が重要なようですね。

●冷水浴
アメリカンインディアンは雪の中でも当然のように戸外で眠り、そして、風邪を
ひくこともないそうです。彼らは、人が戸外で寝ても、その寒さから風邪をひくことは
あり得ないと言うのです。アメリカンインディアンは、赤ん坊が生まれると、
産湯などは使わず、近くの入り江や池に連れていって、水浴をさせます。
そして、子供は毎朝水浴びをさせられるのだそうです。彼らは生まれた時から、
このようにして、丈夫な体作りをしています。
日本でも昔から、毎日冷水を浴びるのは体にとても良い、と言われていますが、実際、
本当に皮膚を丈夫にし、体を強くするようです。そして、風邪もひかなくなるそうです。
冷水浴が健康にとても良いことは分かりますが、これを習慣にするのは大変ですね。
始められるのでしたら、最初は決して無理をせず、少しずつ慣らしていってください。
●鼻呼吸

アメリカンインディアンは鼻で呼吸をします。鼻から息をすることで、空気中の菌は
体の中に入らないといいます。インディアンの母親は、生まれた子供が口で息を
していると、口が開かないよう、紐などで縛ってしまい、鼻から息をする習慣を
つけさせます。また、彼らは深く、安定した息をします。浅く、不安定な呼吸は、
どうしても神経系統に悪い影響を及ぼしてしまいます。

私たち日本人も、普段は鼻から呼吸をしていますが、熟睡していると、口で息を
している人が結構多いようです。また、深く息をすることも、とても大切です。
深く息をして、体に充分酸素をいきわたらせると、体が活性化し、ストレスも早く
解消できます。常に、深くゆっくりとした呼吸をするよう習慣づければ、体に
良いばかりでなく、精神的にもかなり落ち着いてきます。
アメリカンインディアンの健康の秘訣は、数え上げれば、とてもたくさんあるのですが、彼らの生活を全体的にみると、やはり、自然の中で、自然な生き方をすることが人間の
健康の秘訣なのだと思います。彼らは子供のころから、屋外で、自然の中で生活を
します。 いわば、野生です。やはり、人間も猿から進化した動物ですから、
野生に戻れば、野生動物と同じような身体能力も戻るかもしれません。
現代人にできることは、出来るだけ自然のリズムに沿って生活すること、体をよく
動かし、体を過保護にしないようにすることでしょうか・・・。

スルホニル尿素薬(SU薬)

●糖尿病内服治療薬の中では、最も多く使用されている薬です。
SU(エスユー)薬は、インスリンを合成する膵臓のβ細胞に働き、インスリンの分泌を促進させる薬です。また、末梢の筋肉でのブドウ糖利用を高め、肝臓からのブドウ糖放出を抑制する膵外作用もあるとされています。その主な作用機序をもう少し詳しく説明しますと、下記のようになります。


血液中のブドウ糖濃度が上昇すると、ブドウ糖は膵臓のインスリン分泌細胞(β細胞)の表面に発現するGLUT2という運び屋により、細胞の中に取り込まれます。取り込まれたブドウ糖は代謝を受け、ミトコンドリアでATP(エネルギー)が産生されます。このATP濃度が増すと、細胞表面のカリウムチャンネルを閉鎖します。そうするとKが細胞外にでなくなり、細胞膜の脱分極が起こり細胞内外で電位差が生じます。その結果、カルシウムチャンネルが活性化しカルシウムが細胞内に流入し、カルシウム濃度が上昇すると、細胞は活動的になり、インスリンを遊離することになります。
SU薬は、カリウムチャンネルの一部を構成するSU受容体と結合して、ATPとは無関係にカリウムチャンネルを閉じてしまいます。この結果、カルシウムが細胞内に流入して、インスリンを分泌することになるのです。

危険なSU薬(スルホニル尿素薬)やめ糖質制限で!

糖尿病性腎症は糖尿病につきものの血糖値降下促進剤です。わたしは、これで腎臓機能悪化に往生しています。糖尿病になって、1年くらいたったころ、急に「腎透析の講習受けませんか?」と打診されなんのことか、解りませんでした。検査結果みると、クレアチニンの数値があがり、ああ、そうなんだ?と、意味がわかりませんでした。

いろいろ調べるうち、インシュリン注射が原因かなあとしらべましたが、判明せず、SU剤のグラクティブ錠に行きつき、結果的にインシュリン注射も薬もやめ、血糖値もやや正常になりました。3か月でなおしました。

まさかインシュリン促進剤のグラクティブ錠が腎透析の要因とは、思いもしませんでした。ほとんどのかたが、腎透析の不安におびえます。

いかに薬の怖さが、理解できました。研究してみてください。

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進行した糖尿病性腎症、患者としてどう乗り切るか?

ある看護師様からの文書が目に留まりましたので、ご紹介します。

血糖値をそこまで下げる必要があるのか?低血糖は急に死ぬことがあります。

病院では実態がつかまれず、葬儀になります。病院は死んでも知りません。

来なくなったら、理由まで掌握しません。

Su剤、Dpp4-阻害薬、アマリール、アクトス、グラクティブなど、正常に近かった

腎臓が悪化、腎透析の恐怖におびえています。わずか1年で・・・

血糖値だけなら糖質制限ですぐにでも下げられます。3日もあれば。

どうして病院は「ごはん、パン、麺類を減らすか、糖分ゼロにするとなおりますよ」

と、指導しないのか?

毒性の強い薬の副作用で、新たな病気が発生します。糖尿病で死ぬまでにはいかない

が、次々に副作用であちこちが悪くなります。

インシュリン注射、血糖降下剤で腎臓悪化で苦しんでおられる患者さんがほとんど

です。いまわかった範囲でわたくしなりの対応策を、メモさせていただきます。

 

 

 

進行した糖尿病性腎症の患者様に

より~

 

「進行した糖尿病性腎症の患者様に漫然とアマリールを処方するのは止めてほしい」と広めたい。

長文です。

糖尿病が進行すると糖尿病性網膜症、糖尿病性神経症とともに糖尿病性腎症を来たし、尿蛋白(尿タンパク)、慢性腎障害、腎機能低下(血清クレアチニンの上昇、eGFRの低下)を来たします。
体内のインスリンは腎臓で30%近く代謝されますので、腎機能の悪化に伴い体内にインスリンが残留し、血糖値が低下傾向になります。

腎機能低下がない頃に開始された

SU剤
・グリメピリド(アマリール)
・グリベンクラミド(オイグルコンやダオニール)
速効性食後血糖降下薬
・ナテグリニド(スターシスやファスティック)
は、肝臓で1回代謝された後の、活性を持つ代謝物の腎排泄性が強いため、腎機能低下のある患者様では、強烈な遷延性の低血糖を起こします。

BG剤(ビグアナイド、・メトホルミン、メルビンやグルコラン)
は、腎機能低下のある患者様では、致死的な乳酸アシドーシスを起こす可能性が高まります。

腎機能低下に伴い、浮腫が出てくるため、・ピオグリタゾン(アクトス)も使いにくくなります。

しかし、特にSU剤のアマリールが、糖尿病性腎症の進行による腎機能低下(危険なのは血清クレアチニンが1.5-2mg/dl以上ぐらいから、)があるにも関わらず、処方され、感冒などで食事が摂れなくなった途端に、アマリール中止後も1週間ほど続く強烈な遷延性の低血糖を起こす例が散見されます。

SU剤や速効性食後血糖降下薬を処方するのならば、代謝物の活性が少ないグリクラジド(グリミクロン)か、ミチグリニドカルシウム(グルファスト)にしていただきたいのです。

また、透析直前ではなく、「CKD診療ガイド」ぐらいのタイミングで腎臓内科に紹介していただきたいのです。

関与した患者様については、元の診てらした先生にお伝えすることができますが、できれば今後はもっと広く地元の糖尿病の患者様を診ていらっしゃる先生にお伝えしたいと考えております。

私のような力の全くない非常勤の者でも、先生方に費用少なく効率よく広く手早くお伝えするには、どのような方法が一番良いでしょうか?東京の23区内です。

(ご回答)

補足丁寧な回答恐れ入ります。

たしかに、かかりつけの先生による管理がよいですね。
診療のコツの項目は、
腎症の鑑別(検尿、腹部エコー、網膜症)、腎不全で使いにくい薬、浮腫や体重調整(ループとサイアザイド系利尿剤併用)、ACEiを含んだ血圧調整、腎性貧血(フェリチン、EPO製剤)、副甲状腺機能亢進症、eGFR算出と時系列グラフ(Exel使用)と透析準備時期、慢性閉塞性動脈硬化症(足底動脈と足背動脈チェック)
ぐらいで良いでしょうか?

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1221861662

 

{ご参考資料}

1.左上の検索窓から

糖尿病性腎症、SU剤、DPP4-阻害剤、アマリール、アクトス、グラクティブ

で、検索して、ご覧ください。

2.下の録画が参考に役立ちます。

 

糖尿病性腎症の犯人 こいつ 毒薬 DPP-4 阻害薬 !

糖尿病性腎症の犯人 こいつ 毒薬 DPP-4 阻害薬 !

糖尿病治療薬DPP4阻害薬

糖尿病合併症と糖尿病の薬

SU剤、DPP-4 阻害薬、どうして糖尿病に至る経過

癌、糖尿病、心臓病は薬で治してはいけない!

糖尿病の薬の副作用の講演

コレストロール、中性脂肪というなの薬は、筋肉を溶かす。

定説は真実とは限らない 論理に基づけは診療結果は異次元のものとなる

糖尿病合併症の本質:糖尿病性腎症はインスリンによる薬害であった

糖尿病治療に置ける糖質制限の位置づけ

 

 

 

 DPP-4 阻害薬

 

グラクティブ錠の効果と副作用

グラクティブ錠(一般名:シダグリプチンリン酸塩水和物)は2009年から発売されている糖尿病の治療薬になります。糖尿病の治療薬の中でも「DPP4阻害薬」という種類に属します。

グラクティブはインスリンの分泌量を増やすことで血糖値を下げるお薬になります。しかし古い糖尿病治療薬と異なり、インスリンを過剰に分泌させない工夫がされており、これにより低血糖のリスクがほとんどない安全性に優れるお薬になります。

糖尿病治療薬にもたくさんの種類のお薬があります。これらの中でグラクティブはどのような位置付けになるのでしょうか。

グラクティブの効果や特徴、どのような方に向いているお薬なのかについてみていきましょう。

なおグラクティブは「ジャヌビア」という糖尿病治療薬と同じお薬になります。ジャヌビアの方が知名度がありますが、これらは販売している会社が異なるだけで主成分は全く同じですので、両者は効能・作用も同等になります。


 

続きを読む

糖尿病合併症の本質:糖尿病性腎症はインスリンによる薬害であった

糖尿病3大合併症はありえない。3大副作用である。

インシュリンは、はたして必要なのか?

インシュリン、ETP-4阻害薬は  高カリウム、腎機能 悪化の原因であった。

還元水素水だけで白内障治った。

血糖値171  糖質制限で 102

タンパク質  ブドウ糖に変換される。

糖は 心臓と脳にしか要らない。

蛋白から脂肪つくる

糖尿予備軍は 制限すると長寿

朝コメ食べると昼にはまた減る。

野菜は要注意、不要。タンパク質

アトピー糖質のとりすぎ

子供から糖質不要、ぐれる、

 

SGLT2阻害薬内服で、60g/日のブドウ糖が尿中に排泄される。

今まで、SGLT2阻害薬は症例を絞って(若い人、脱水予防できる人、利尿剤を飲んでない人・・・)、短期間投与にとどめるべき薬と強調してきました。

私自身も糖毒解除のために短期間処方することがあります。

SGLT2阻害薬投与により、

空腹時血糖値は30~ 40mg/dL、
食後2時間血糖値はおよそ60mg/dL

下がるくらいの効果が期待できるので糖毒解除には便利な薬剤と思います。

しかし短期間にとどめるべき薬剤ということは変わりません。

さてSGLT2阻害薬に関して、1日に100gのブドウ糖が尿中に排泄されて、400kcal/日が失われるとブログ記事で再三書いてきました。

しかし、私の勘違いだったようで、最近メーカーのMRさんに確認したところ、
1日に60gのブドウ糖が尿中に排泄されて、
240kcal/日が失われるということでした。

炊いたご飯一膳分のカロリーに相当するので、そのように理解すると記憶しやすいですね。

腎糸球体で濾過されて尿細管に排出されたブドウ糖は、近位尿細管に発現しているSGLT2で約90%、SGLT1で約10%の割合で再吸収されるので合計100%吸収されて、健常者では尿糖はでません。

そしてSGLT2阻害薬でSGLT2が完全に阻害されても、SGLT1の予備能によりブドウ糖はあるていど再吸収されます。

つまり、本来SGLT2分の160g尿中に排泄されるはずのブドウ糖が、SGLT1の予備能によって、120g(いつもの20g+予備能100g=120g・・・約67%)再吸収するので、60gの排泄ということになるのです。

健常者

1)
糸球体で濾過されるグルコース、180g/日

2)
SGLT2に再吸収されるグルコース、160g/日(約90%)

3)
SGLT1に再吸収されるグルコース、20g/日(約10%)

4)
尿糖排泄なし

SGLT2阻害薬でSGLT2が完全に阻害された場合

1)
糸球体で濾過されるグルコース、180g/日

2)
SGLT2に再吸収されるグルコース、0g/日(0%)

3)
SGLT1に再吸収されるグルコース、120g/日(約67%)

4)
尿糖排泄60g/日。ご飯約1膳分。

本日の記事は以下の文献を参考にしました。

*Abdul-Ghani M.A.et all:
DIABETES, VOL. 62, 3324-3328 OCTOBER 2013

SGLTとは?

SGLTとは、sodium glucose cotransporter(sodium glucose transporter)の略で、「ナトリウム・グルコース共役輸送体」と呼ばれるタンパク質の一種のことです。
SGLTは、体内でグルコース(ブドウ糖)やナトリウムといった栄養分を細胞内に取り込む役割を担っています。
種類は様々であり、体内のあらゆる所に存在していますが、SGLT2に限っては、腎臓の近位尿細管という場所に限定的に存在しているのが特徴です。
近位尿細管は、血液中から取り出して必要なものを体内に取り込み、不要なものを尿として排泄する働きをします。
この過程において、SGLT1とSGLT2は、グルコースを栄養分として細胞内に取り込む役割を担っています。
近位尿細管で再吸収されるグルコースのうち、90%はSGLT2の働きによるもので、残りの10%はSGLT1の働きによるものとされています。

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※画像は糖尿病領域MRのためのSGLT2学会より流用

健康な人では、近位尿細管のSGLT2の働きによって、血中グルコースのほとんどが再吸収され、尿糖は排泄されません。
ところが高血糖状態では、SGLT2の再吸収能を超えた分のグルコースが尿糖として排泄されます。
尿に糖が混ざるという現象は、「糖尿病」という病名の由来でもあるわけですが、その現象はSGLT2の働きの限界を示すものと言えると同時に、この現象は多少なりとも高血糖の緩和に寄与しているとも言えます。

しかし糖尿病ではSGLT2の発現が逆に増加していることがわかっています。
つまり、高血糖の緩和という観点では尿糖排泄が増えたほうが有利なのにもかかわらず、逆に血糖値をより高いレベルに維持するような悪循環が作られてしまっているわけです。
SGLT2阻害薬はその名のとおり、SGLT2の働きを阻害する薬剤です。
SGLT2の働きを阻害すると、近位尿細管でのグルコース再吸収が減り、その分だけ尿糖の排泄が増えます。その結果、高血糖が改善されるわけです。

SGLT-2阻害薬の作用機序は「腎近位尿細管におけるSGLT-2阻害によるグルコース再吸収抑制」で、SGLT-2阻害薬スーグラの服用のメリットとしては①インスリン分泌に依存しないため副作用の低血糖が少ない、②体重減少効果、③血圧低下、④脂質改善作用、⑤脂肪肝改善作用です。また最近心筋梗塞など動脈硬化性疾患のリスクが軽減されることも報告されました。

スーグラでダイエット=体重とウエストはどれぐらい変わるのか?

どれぐらい体重が減るか?

スーグラは余分な糖分を体外に排出してくれる作用機序のため、ダイエット効果が期待できると販売前から注目を集めていました。
実際にスーグラ100mgを1日1回服用すると糖尿病患者では100~120ℊ/日、健康成人では、55~60g/日のブドウ糖を尿中に排泄しています。ブドウ糖は1gあたり約4Kcalですので健康成人では60×4=240Kcal/日を尿中へ排泄します。
単純に計算すると1ヶ月で約7200カロリーを尿中に捨ててくれることになります。6000カロリーで内臓脂肪でいうと約1キロ相当になります。

承認時のスーグラの体重減少のデータです。プラセボ対照二重盲検法によりプラセボ又はスーグラ50mgを16週服用したところスーグラ50mg群で-2.31Kgの体重減少を認めました。

スーグラ50mg 体重
投与前 65.10±10.923Kg
 治療最終  62.17±10.696Kg

 

国内で実施した臨床試験でも、服薬開始後4週目以降におおむね2~3㎏前後の体重の減少が認められています。
最初の1~2週間はある程度の脱水の寄与が考えられていますが、その後は尿糖の排出に伴うカロリーロスによる体重減少です。通常SGLT-2阻害薬の投与で体重は平均2~3Kg弱減少し、効果の高い方で10Kg以上の体重減少がみられますが約24週ほどで横ばいとなります。

ウエストがどれぐらい細くなるか?

また先の試験ではウエスト周囲径の変化率を調べています。プラセボ対照二重盲検法によりプラセボ又はスーグラ50mgを16週服用したところスーグラ50mg群で-1.61cmのウエスト周囲径の低下を認めました。

スーグラ50mg ウエスト周囲径
投与前 86.90±7.132cm
 治療最終  85.33±7.655cm

 

こういったデータからスーグラ50mgを16週間服用すると体重が平均で2~3Kg減り、ウエストが平均1~2cm細くなることが分かります。平均でベルトの穴が一つ狭まるぐらいですね。スーグラは1日1回100mgまでの服用が可能です。この効果と低血糖の副作用の少なさからスーグラをダイエットに用いる方も多いようです。平均は2~3Kgほどの体重減少ですが実際の治療経験では1月に10Kg以上の体重減少症例も少なくありません。

血糖値・血圧・コレステロールへの影響

元々の治療目的である糖尿病には平均-1.24%のHbA1c低下、-45.8mg/dlの血糖値の低下が報告されています。血圧改善効果、脂質異常症の改善効果も認めます。また糖尿病ではない方が処方を希望されたり、購入する場合、保険の適用外になることにご注意ください。

 変化量
 HbA1c  -1.24%
 血糖値  -45.8mg/dl
 収縮期血圧  -3.2mmHg
 拡張期血圧  -2.5mmHg
 LDL-C(悪玉コレステロール)  -0.5mg/dl
 HDL-C(善玉コレステロール)  +4.1mg/dl
 中性脂肪  -18.9mg/dl

 

スーグラの服用方法

通常、成人は1回1錠(イプラグリフロジンとして50mg)を1日1回朝食前または朝食後に服用します。
効果が不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1日1回2錠(100mg)まで増量されることがあります。

体重減少効果についてはスーグラ50mgを24週間の服用で体重はほぼ横ばいとの報告がされていますのでダイエット目的でスーグラを服用する場合は24週間で服用中止を検討することが適切であると考えます。

また通常、成人の健常人が服用してもSGLT-1の予備能で糖が再吸収されるため低血糖が起きないことがわかっていますが、アルコール摂取や激しい運動での低血糖報告があります。そのような時は服用しないようにしましょう。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

スーグラ使用上の諸注意

○現在あるいはこれまでに、以下の経験のある方は、医師または薬剤師にお申し出ください。スーグラ錠での治療ができない場合があります。
○以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
○尿検査や血液検査でケトンの異常がみられたことがある、重度の高血糖や低血糖症状で意識を失ったことがある。
※ケトン(ケトン体)とは、エネルギー不足や血液中のインスリンが極端に減少したときに体内で増える物質で、これが過剰に増えた状態をケトーシスといいます。
○腎機能障害、感染症、脳下垂体異常、副腎疾患、重度の肝機能障害などがある。
○手術の予定がある、または手術後である、外傷がある。
○妊娠の予定がある方 (現在、妊娠または授乳中の方は、スーグラ錠の治療ができません。)
○他のお薬を使っている。(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性があるので、一般用医薬品や栄養補助剤なども含めて、他のお薬を服用の際は医師・薬剤師にお申し出ください。)

スーグラの副作用

主な副作用として、頻尿、口渇、便秘、体重減少などになります。特徴的な副作用は皮疹です。
スーグラは本来、糖尿病用の薬になりますので体重減少は副作用扱いになるわけですね。
また頻尿の副作用では個人差はありますがペットボトル1本分、つまり500ml程度尿量が増加するといわれています。

SGLT2阻害薬:糖尿病治療薬

糖尿病はその名の通り、尿から糖が検出される病気です。糖は重要な栄養源であるため、通常は尿から糖が検出されることはありません。しかし、糖尿病では血液中に含まれる糖が多すぎるために尿からも糖が検出されてしまいます。

 

また、糖尿病では血糖値(血液中の糖濃度)が上昇してしまい、これによって腎臓が悪くなったり、目が見えなくなって失明したりします。このような合併症を防ぐために使用される糖尿病治療薬としてSGLT2阻害薬があります。

 

SGLT(グルコーストランスポーター)とは
尿は腎臓で作られます。この時、腎臓で最初に作られる原尿は一日に約150Lにもなります。しかし、実際に一日に150Lも尿が出ると大変なことになります。そこで、一度原尿が作られた後に水分や栄養など、体に必要な物質を再び体の中へと再吸収する機構が存在します。

 

全身を巡っている血液が腎臓を通過するとき、腎臓は血液中の不要物をこし取ることによって原尿を作ります。この時に作られた原尿は尿管を通過して膀胱へと蓄えられます。この過程の中で、尿が尿管を通過するときにアミノ酸や糖、水分など体にとって必要なものが血液中へと再吸収されます。

 

アミノ酸、糖、水分の再吸収

 

この時、尿管をもっと細かく見ていくと「近位尿細管」、「ヘンレループ」、「遠位尿細管」と呼ばれる三つの部位に分けられます。この中でも、糖の吸収に大きく関わっている部位が近位尿細管です。

 

腎臓で作られた原尿に含まれる糖の再吸収は主に近位尿細管で行われます。この時、近位尿細管で糖のほとんどが再吸収されます。これに大きく関わっている輸送体がSGLT2です。

 

糖は栄養源として重要であるため、SGLT2が尿中の糖を認識して取り込み、血液中へ放出する働きをします。この糖を血液中へと輸送するSGLT2が近位尿細管に存在するため、尿中に含まれる糖吸収の大部分が近位尿細管で行われます。

 

糖の再吸収の約90%は「近位尿細管に存在するSGLT2によって行われている」と言われています。

 

なお、糖の吸収で重要となるSGLT2ですが、このSGLT2には兄弟のようなものが存在します。専門用語ではこの兄弟のようなものをサブタイプと表現します。

 

糖の輸送に関わるSGLTには主にSGLT1、SGLT2、SGLT3の三つが存在します。何が違うかと言うと、簡単に言えば存在部位が異なります。

 

SGLT

 

これらSGLTは様々な場所に存在していますが、特に近位尿細管での糖の再吸収に関わる輸送体がSGLT2です。

 

SGLT2阻害薬の作用機序
SGLT2は尿管の中でも近位尿細管で糖を再吸収し、血液中に糖を放出します。そのため、SGLT2が働くことで糖が再吸収された分だけ、血液中の糖濃度も高くなることが分かります。

 

そこで、SGLT2を阻害して近位尿細管での糖の再吸収を抑えることができれば、尿と共に糖を積極的に体外へと排泄することが可能になります。

 

SGLT2阻害薬の作用機序

 

糖尿病はもともと「尿から糖が検出される病気」のことです。そのため、自然の状態で尿から糖が検出されることは大きな問題となります。これは、血液中に含まれる糖分が多いために原尿に含まれる糖まで多くなり、糖の再吸収が間に合わなくなった結果として起こります。

 

ただし、糖尿病で本当に問題となるのは「血液中にどれだけの糖が含まれているか」になります。血液中の糖が多ければ多いほど、糖による毒性が表れてしまいます。その結果として、網膜症や腎症、神経障害などの合併症を引き起こします。

 

そのため、糖尿病の治療を考える上で重要なのは「血液中の糖を減らすこと」になります。

 

今回の場合、近位尿細管に存在するSGLT2を阻害することで糖の再吸収を抑制します。その結果、尿中にたくさんの糖が含まれるようになり、尿と共に糖を排出することができるようになります。

 

本来は尿中に糖が検出されることは良くないことですが、SGLT2阻害薬によって「尿と一緒に糖を排出し、血糖値を下げる」という意味で尿から糖が多量に検出させることは問題ありません。

 

なお、血糖値を下げる唯一のホルモンとしてインスリンがありますが、糖尿病治療薬の多くはインスリンに働きかけることで血糖値を下げます。それに対して、SGLT2阻害薬はインスリンに関係なく血糖値を下げることができます。

 

そのため、SGLT2阻害薬は糖尿病治療の新たな選択肢として重要になります。

 

ただし、SGLT2阻害薬を服用すると尿に含まれる糖分が高くなるので、その分だけ尿路感染の危険性が高まります。特に女性は尿道が短いために膀胱炎などの感染症を引き起こしやすくなると言われています。